2009年6月19日 (金)

「2009 “コカ・コーラ ゼロ”鈴鹿8時間耐久ロードレース 第32回大会」ヤマハ参戦休止

以下のプレスリリースがとうとう流れてしまった。

2009 QTEL FIM世界耐久選手権シリーズ第4戦“コカ・コーラ ゼロ” 鈴鹿8時間耐久ロードレース 第32回大会参戦の休止について

http://www.yamaha-motor.co.jp/profile/sports/race/release/2009/015/index.html

ヤマハ発動機株式会社は、7月26日(日)三重県・鈴鹿サーキットで決勝が行なわれる「2009 QTEL FIM世界耐久選手権シリーズ第4戦 “コカ・コーラ ゼロ”鈴鹿8時間耐久ロードレース 第32回大会」について、現在の当社を取り巻く経営環境を鑑み参戦を休止します。

なお、トップサポートチーム「YSP・レーシング・チーム」につきましては、全日本ロードレース選手権に引き続き参戦致します。

今後とも、ヤマハチームへのご声援をお願い致します。

先日の鈴鹿8時耐前哨戦の鈴鹿300kmは中須賀選手は事前テストだけの参加で、結局、レースには出場しなかった。
そのためある程度覚悟していたとは言え、まさか本当にこんな事態に陥るとは・・・。

信じられない。
なんて悲しい時代になったのでしょう。

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2009年6月 8日 (月)

映画史に残るSFアクション映画「ターミネーター」の補完が、今、始まる!「ターミネーター4(原題「Terminator Salvation」)」遂に公開!

既に2009年5月22日から全米公開されて、好スタートを切った「ターミネーター4(原題「Terminator Salvation」)」が6月13日の日本一般ロードショー公開を控え、6月5日夜22時より、まず前夜祭!、5日、6日と先行ロードショー公開が行われた!
全米公開直後に一足お先に拝見させて頂いていたが、日本語字幕版も観たくなり、6月5日の前夜祭に参加して来た!
国内でも多くに方々が「ターミネーター」シリーズの新3部作の第1作でなるであろう本作を先週末にご覧になった筈だ。

ターミネーター4 - オフィシャルサイト
http://www.sonypictures.jp/movies/terminatorsalvation/

「ターミネーター3(T3)」(ジョナサン・モストウ監督)の出来はファンにも評論家にも押し並べて、不評であったし、私自身もターミネーターことアーノルド・シュワルツェネッガー以外のキーマンとなるべきキャラクターに魅力も無く、アクションこそ楽しめた部分はあったが、ジェームス・キャメロン監督が構築した「ターミネーター」シリーズの世界観を完全にぶち壊してくれた失敗作だと思っていた。
正直、この状態から「ターミネーター4」を制作するのは非常に困難だし、大きな軌道修正か、「ジャッジメント・ディ(審判の日)」以降の始まってしまった未来の人類とスカイネットとの全面戦争話に視点を移さないと、多分無理だと思っていた。

尚、今回の「ターミネーター4」の前にTVドラマ版「Terminator: SCC(ターミネーター:サラ・コナーズ・クロニクルズ)」シーズン1(全9話)、シーズン2((全22話)シーズン2は2009年4月10日最終回を迎え、全米では既に放映終了済み。尚、シーズン3以降のの制作は行わない事も先ごろ発表された)が放映されたのだが、こちらは「ターミネーター2(T2)」後の後日談ではあるが、「ターミネーター3(T3)」へと繋がる物語では無く、映画の本流とは全く関係の無い「T2」後のパラレル・ワールドとして物語は構成されている。
そのため「ターミネーター4(T4)」ともストーリー上の繋がりもは全く無い。

「ターミネーター4」の制作が決定し、ジョン・コナー役にクリスチャン・ベールの名が上がり、「よし!適役!」と思ったら、監督がMcG(マックジー)で・・・「ありゃ、もしかしてT3の悪夢再び?」・・・でも、脚本に ポール・ハギス 、ショーン・ライアン、ジョナサン・ノーランの3名が関わるし(但し、今回彼ら3名はノンクレジット)、でも、シュワちゃんの出演は困難だし・・・何とも一体どっちにどう転がるのやらと、かなり疑心暗鬼になっていた。

しかし、完成した本作の蓋を開いてみたら、これが、もう「ターミネーター」と「ターミネーター2(T2)」のリスペクトに満ち溢れ、尚且つ、「ターミネーター」の世界観を未来の戦争の中で、見事に再構築した素晴しい作品に仕上がっていた。

(注! 以下、ストーリなど完全ネタバレ含みます! 映画未見でネタバレ拒否の方はご注意願います!)

物語は「ジャッジメント・ディ(審判の日)」の1年前の2003年、一人の死刑囚マーカス・ライト(サム・ワーシントン)が刑の執行前にサイバーダイン社の博士セレーナ・コーガン(ヘレナ・ボナム・カーター)から献体要求されるところから始まる。
本来は生粋の悪人ではないマーカスは博士セレーナと最後のキスと引き換えに献体契約書にサインし、彼への刑の執行は執り行われる。
そして、2004年の「ジャッジメント・ディ(審判の日)」から14年後の2018年、世界はスカイネットによるたび重なる核攻撃で荒廃している。
人類は既に瀕死の危機に陥りつつあるが、ジョン・コナー(クリスチャン・ベール)は預言者として、また豊富な戦闘経験者として、既にスカイネットと戦うレジスタンス軍・現場最前線のリーダーとして多くの仲間達から熱い信頼を受けている。
優秀な医師でもあるジョンの妻ケイト・コナーは彼を支え、ジョンの子供も身籠っている。
しかし、ジョンは常に移動する潜水艦が本部であるレジスタンス軍司令部の幹部連中とは折り合いが悪く、時に意見が衝突しては悩み、ジョンは母・サラ・コナーが残したテープを聴き冷静さを保つようにしている。
レジスタンスが入手したスカイネット軍の処刑リストには後の過去にジョンの父となるカイル・リースの名がトップに、2番目にジョン・コナーの名がリストアップされている。
4日後のスカイネット軍との全面戦争突入を熱望するレジスタンス軍司令本部と人類の命運の鍵を握るカイル・リース探索を最優先に考えるジョンは激しく対立!

コナーの父であるカイル・リース(アントン・イェルチン)はまだ少年で、自分が助けた無口な不思議な少女スター(ジェイダグレイス・ベリー)とたった二人でロサンゼルスの廃墟で、スカイネットのT-600などのターミネーターと孤独でアナログな戦いを続けている。
そこへ現れるのが、記憶を無くした元死刑囚マーカス・ライト!
彼は危機に陥ったカイルとスターを救う。
そんな中、ジョン・コナーらのレジスタンスは捕えた水中移動型ターミネーターから、スカイネットのターミネーター軍が「短波」の電波によって同期を取りながら動作している事実を発見する。
レジスタンス軍の戦士となりたいカイルはスターを連れ、レジスタンスの象徴ジョン・コナーに憧れ、彼の元を訪ねる旅立ちを心に決める。
それをサポートするマーカスだったが、旅の途中、スカイネット軍の容赦ない激しい攻撃に襲われ、マーカスはカイルとスターを守り切れず、二人は囚われてしまう。
独りになったマーカスは次にスカイネット軍を攻撃中に撃墜され生き残ったレジスタンスの女性パイロット・ブレア・ウィリアムズ(ムーン・ブラッドグッド)も救う事になる。
度重なる危機でブレアを守り、彼女の強い信頼を得て、彼女と共にレジスタンス軍へ向かうマーカス・・・だが、レジスタンスの自衛のために仕掛けた地雷に触れ、負傷した事で、彼が普通の人間では無く、サイボーグである事が発覚!
彼の心臓と脳は人間のままなのだが、ハイブリッドなサイボーグにジョン・コナーやレジスタンスはマーカスを新型のターミネーターではないかと疑う。
マーカスは自身の過去の記憶が蘇り、自身の能力にも気付く。
レジスタンスに囚われの身となったマーカスだったが、彼の人間性を信じるブレアは彼を逃がす手助けをする。
ジョンはマーカスを追い詰めるのだが、水中移動型ターミネーター軍に襲撃され、今度はジョンがマーカスに助けられる。
そして、マーカスはジョンが探しているカイルがスカイネット軍に囚われた事実を伝え、自分ならカイルの元に近付ける事を打ち明ける。
ジョンはその真偽に戸惑いながらも、カイル捜索を条件にマーカスを逃がす!

そして、遂にレジスタンス軍司令本部はスカイネット中枢との全面戦争への突入を宣言!
全面戦争に突入するとカイルの命が危うくなると危惧したジョンはそれを、拒否。
スカイネットのような機械的な戦いも否定し、最前線で戦う世界中のレジスタンスの勇士たちに全面戦争突入へと向かわないよう、ラジオを通じて諭す。
ジョンの言葉に耳を傾けるレジスタンスの勇士たち。
レジスタンス軍司令本部の潜水艦は短波によってスカイネット軍の攻撃をコントロールしようとするが、逆に罠に嵌められ、巨大なハンターキラーによって撃沈させられてしまう。
ジョンはマーカスから寄せられる情報を元に激しく孤独な戦いを強いられながら、単独でスカイネット中枢部へと向かって行く。
ジョンより先にスカイネット中枢部へと辿り着いたマーカスだったが、実は彼はサイバーダイン社が最初に作り上げた人間への潜入型サイボーグで、全てスカイネットのコントロール下にあり、自分が誘き出されていたという現実を知らされ愕然とする。
しかし、マーカスは人間の心でスカイネットと対峙し、ジョンへ囚われの身のカイルの場所をネットワークを介して、通知する。

ジョンもその情報を頼りにスカイネット中枢部へと到達するが、彼を待ち受けていたのは予想より早く開発され、量産体制に入りつつある新型ターミネーターT-800(T-RIP)!
突然のT-800との再会に一瞬たじろぐジョン! しかし、容赦なくジョンを攻撃するT-800!
それを助けるのはまたしてもマーカス!
何とかカイルとスターを救いだし、スカイネット中枢部を破壊した二人だが、ジョンは致命傷を負ってしまう。

自分の命が持たない事に気付いたジョンは野戦病院のキャンプで人類の未来の戦いを若き父カイルに託そうとする。
その姿を見たマーカスは自身の人間としての心臓をジョンに捧げる決意をする。
マーカスの思いを知ったジョンは彼と深い愛情にも似た友情で結ばれ、ジョンはマーカスの心臓を受け入れる。
機械では無く、人間としての二度目の死を受け入れるマーカス・・・。

スカイネットは既に世界中にネットワークを拡大を済ませており、ひとつの中枢部を破壊した程度は破綻するようなシステムではなくなっている。
マーカスの心臓によって生き延びたジョンとカイルらレジスタンスは更に激しいスカイネットとの戦いの中に再び身を投じて行く。

以上が「ターミネーター4(T4)」のストーリー詳細であり、新3部作の序章となる。

確かに細かい突っ込みどころは沢山あるし、「ターミネーター」の世界観を知らない初心者にとっては単独の映画のストーリーとしてはどうなのだろうという不安が無い訳ではない。
しかし、少なくとも「T3」は除いて、「ターミネーター」と「ターミネーター2(T2)」に胸躍らした世代の多くの心に届く作品になっているのは間違いない。

現ダークナイトのクリスチャン・ベールのクールなジョン・コナーはもう最初から彼しか考えられなかったという雰囲気を醸し出している。
彼は多分、この数年、謎の大富豪の蝙蝠男とジョン・コナーを兼任する事になるであろう。
シュワちゃんターミネーターの「I'll be Back!!」のセリフはジョン・コナーが受け継いで、スカイネット中枢部に単身乗り込む前に妻であるケイト・コナー(ブライス・ダラス・ハワード)に言い放ってくれる。
尚、「Hasta la vista, Baby!(アスタ・ラ・ビスタ、ベイビー!)」のセリフはスペイン語圏への配慮なのか残念ながら今回の映画では使われていない。

(ちなみに下記はホットトイズのクリスチャン・ベール版ジョン・コナーのフィギュアだ。)
TERMINATOR SALVATION/ MOVIE MASTERPIECE DELUXE 1/6 FIGURE: JOHN CONNOR
http://www.mamegyorai.co.jp/net/main/item_detail/item_detail.aspx?item=172658

特筆すべきは、何よりもシュワちゃんターミネーターに匹敵するニュー・キャラ、マーカス・ライトを演じたサム・ワーシントンの登場!
元死刑囚でサイバーダイン社によってサイボーグとされた彼の悲哀は新たな「ターミネーター」ストーリーの序章に深みと感動を与えたと言えよう。
映画パンフレットに記載されているサム・ワーシントンのインタビューで「ターミネーター4」での役割について、「オズの魔法使い」のドロシーにたとえているのが非常に興味深い。
マーカスについては今後の2部作、3部作への出演は明らかではないが、マーカスの心臓をドナーとして、ジョンに提供出来たという事は、ひょっとしたらマーカスとジョンには浅からぬ縁が設定されているかもしれない。
映画パンフによるとマーカスが1975年8月22日生まれで、ジョンが1985年生まれとジョンよりも10歳年上の設定になっているのだが、ジョンとケイトとの間に生まれる子供との関係は無いのだろうか?
マーカスが実はジョンの息子だったという設定も今後のストーリー展開でありえるかもしれない。
生まれたばかりのジョンの息子が、実は何らかの理由で1975年にタイムスリップしてしまう(結果、成長し死刑囚となってしまうが)という設定も考えられない事はない。
サム・ワーシントンはジェームス・キャメロンの最新作3D映画「James Cameron's アバター」でも主役を演じており、彼にとっては大きな飛躍の年となるであろう。

下記、ホットトイズのサム・ワーシントン版マーカス・ライトのフィギュアはきっとお宝になるのでは?
TERMINATOR SALVATION/ MOVIE MASTERPIECE DELUXE 1/6 FIGURE: MARCUS WRIGHT
http://www.mamegyorai.co.jp/net/main/item_detail/item_detail.aspx?item=176266

また、「ターミネーター」でジョン・コナーの父となる若き日のカイル・リースを演じるはアントン・イェルチンは見事に第1作でカイル・リースを演じたマイケール・ビーンの香りを漂わせている。
その他、登場するキャラクターも全て個性的で魅力に溢れ、それゆえ、「ターミネーター3(T3)」のあのろくでもないキャスティングはなんだったのだという気にさせられる。

既に始まっている人類vsスカイネットの全面戦争の描き方は「ターミネーター」の世界観に「マッドマックス」シリーズの殺伐とした世界観を融合させたような雰囲気で凄くよろしい。
監督のMcG(マックジー)の構築した色調を落としよりシルバー色を強めた映像はより激化する戦争世界にリアリティを与えている。
(スティーブン・スピルバーグが「プレイベート・ライアン」で戦争映画ににリアリティを求めた映像に近いものを感じさせてくれる。)

登場するスカイネット軍団のマシン・・・T-1、ハイドロボット、ハンターキラー、モトターミネーター、トランスポート、ハーヴェスター、T-600、T-700、T-RIP(T-800)の造形も見事!
バイク好きの私にとってはモトターミネーターが一番のお気に入り! 監督のMcG(マックジー)も一番のお気に入りのようだ!
ちなみにこちらはエンドロールのクレジットでも分かるのだがイタリアの名門バイクメーカーDUCATIの全面協力による造形となっている。
DucatiのMotoGPマシン「デスモセディチ(Desmosedici )」並みのバンク角で疾走する様はバイクファンにも堪らないであろう!Moto_terminator
「Ducati Hypermotard VS Moto Terminator」
http://www.mefeedia.com/entry/ducati-hypermotard-vs-moto-terminator/17330702

ラスト近く、あの耳に馴染んだテーマソングがバーン!と流れ、CGIで合成されたシュワルツェネッガー外形のT-800の登場は「ターミネーター」ファンには感涙ものであろう!
ちなみに顔の造形はシュワちゃんだが、肉体の方はローランド・キッキンガーだ(シュワちゃんと同じオーストリア出身のボディビルダーでシュワちゃん実録映画ではシュワちゃん役を演じたという縁もある。)。
ただ、感涙ものだけにシュワちゃんターミネーターとジョン・コナーの未来での再会シーンは欲を言えば、もう少し深みあるシーンにして欲しかったと個人的には思うのだが・・・。
ジョン・コナーの母サラ・コナーのリンダ・ハミルトンは録音テープによる声と第1作「ターミネーター」のエンディングで撮られた写真での出演となっている。

その他、数多くの「ターミネーター」と「ターミネーター2(T2)」からのリンクネタが設定されているので、それを探すのもファンにとっては楽しいであろう。

この映画への評価は賛否あって当然だが、私自身は充分堪能させて頂いた!
個人的には色んなシーンを何度も見返したくなる映画だ。
ブルーレイディスクの発売がもう既に待ち遠しい作品となった。

ちなみに北米では「ターミネーター2(T2)」の究極ブルーレイディスク盤が現在発売中だ!
既に北米アマゾンから入手したが、予想以上に頭部エンドスケルトンの1/2の出来が良くて嬉しくなった!

Limited_edition_t2_complete Limited_edition_t2_complete2
何とライトアップギミックでT-800の目も赤く光るのだ!
Limited Edition T2 Complete Collector's Set Endoskull [Blu-ray]
http://www.amazon.com/Limited-Complete-Collectors-Endoskull-Blu-ray/dp/B001RIY49C/

下記はさらに精巧に作られたT-800頭部エンドスケルトンの1/2
TERMINATOR 2/ T-800 ENDOSKELTON HEAD 1/2 BUST ver.3

800_endoskelton_head 
http://www.mamegyorai.co.jp/net/main/item_detail/item_detail.aspx?item=165458
目のライトアップギミックの他に、頭部のブレインチップの取り出しギミックも付いている!

こういう映画は楽しまないとね!

しかし、一般公開前からシュワちゃん登場ネタバレCMは反則でしょう!

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2009年6月 5日 (金)

俳優「デビッド・キャラダイン」が亡くなりました。今はただ大きなショックと怒りしかありません。

2009年6月4日、アメリカ人俳優・デビッド・キャラダイン(72歳)がタイのバンコクのホテルで、首を吊って自殺してしまいました。

Photo

本当に信じられません。
今はまだとてもご冥福を祈ると言う気持ちにもなれません。
ただただ大きなショックと怒りさえ感じています。

映画撮影中にタイのバンコック滞在中の突然の出来事でした。

デビッド・キャラダインと言えば若い世代の方々にはクエンティン・タランティーノ監督「キル・ビル vol.1」、「キル・ビル vol.2」のビル役で馴染みが深い事でしょう。

「デビッド・キャラダイン」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%83%93%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%A9%E3%83%80%E3%82%A4%E3%83%B3

「The Official David Carradine Website」
http://david-carradine.com/

しかし、我々、ブルース・リー世代にとってはデビッド・キャラダインという俳優は存在は当初は憎き存在でした。
ブルース・リーがアメリカのワーナーに持ちこんだ企画をABCがTVドラマ化した「燃えよカンフー」に主演したのが若き日のデビッド・キャラダインでした。
当時、まだ無名の小柄な東洋人で程度にしか思われていなかったブルース・リーは結局主演出来ず、デビッド・キャラダインにこの役を持っていかれたのでした。

70年代初頭、デビッド・キャラダインはその「燃えよカンフー」の主演で大人気を得ました。
その後、「ロング・グッドバイ」、「ミーン・ストリート」、「デス・レース2000年」などの作品でクセのある演技と個性が評価されるようになり、確固とした地位を築いて行きます。

ブルース・リーが勝新太郎の「座頭市」にインスピレーションを受け、ジェームス・コバーンと原案を制作し、二人の主演で映画化を望んでいた「サイレント・フルート」(脚本:スティーリング・シリファント)という作品は、結局、1978年デビッド・キャラダイン主演で映画化されました。
この時も私自身はブルース・リーが生きていればと、デビッド・キャラダインなんぞに・・・という気持ちでいた憶えがあります。
だから、彼の事は中々好きにはなれなかった。
80年代の「ロング・ライダーズ」や「テキサスSWAT」、90年代に入り「バード・オン・ワイヤー」などでも好演するのですが、それでもブルース・リーとの因縁にいつも囚われていたような気がしていました。

そして、21世紀、デビッド・キャラダインは「キル・ビル vol.1」、「キル・ビル vol.2」に登場!
ブルース・リーが「死亡遊戯」で来たイエローのトラックスーツを身に付けたユマ・サーマンがデビッド・キャラダイン演じるビルとその凶悪な手下どもと戦うという、ここでも彼はブルース・リーの因縁に囚われていたのです!
しかし、その因縁をデビッド・キャラダインもタランティーノ監督も逆手に取って、デビッド・キャラダインは素晴しい悪役を演じて魅せてくれました。
それは、深い因縁に対するデビッド・キャラダイン自身の思いの深さも感じる演技だったように思います。
そして、あぁ、この人は本当はずっとブルース・リーの影に怯え、それを乗り越えようと苦しんできたのではないかと思い、切なくなり胸が痛みました。
同時にこのデビッド・キャラダインという魅力的な役者を認めようとしなかった自分を腹立たしく思いましたし、後悔もしました。

デビッド・キャラダインも、もうそれなりの年齢になってしまったけど、まだまだこれから素敵な俳優として、きっと色んな役にチャレンジしていってくれるのだろうと思っておりました。

そんな時にやって来た突然の訃報・・・。
それも、どんな事が原因かまだよく分かりませんが、自ら死を選ぶという最悪の結果・・・。
本当に無念で悔しくてなりません。

デビッド・キャラダインのバカヤロー!
なんで、死んじゃうんだよー!

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2009年6月 4日 (木)

「貧乳の辛口聖母・小島慶子アナ」の暴走で面白くなってきたぞ!TBSラジオ「小島慶子キラ☆キラ」!

名番組・TBSラジオ「ストリーム」終了後にはじまった「小島慶子キラ☆キラ」であるが・・・
開始当初から暫く、そののヌルさと場当たり的な探り探りの感じにに耐えきれず「小島慶子イラ☆イラ」とまでこのブログで評してしまったが、この「小島慶子キラ☆キラ」が最近、面白くなって来た!

それは、ひとえに局アナ「小島慶子」の良い意味での暴走っぷりにある。
その彼女のその暴走っぷりに、日替わりパートナー・・・
月曜:ビビる大木
火曜:神足裕司
水曜:宇多丸
木曜日:ピエール瀧
金曜日:水道橋博士
・・・らも「小島慶子」アナに引っ張られ、上手い事、彼ら自身本来の持ち味を出して来るようになった。
確かに「小島慶子キラ☆キラ」には「ストリーム」のような現代社会に起きている様々な問題をしっかりと見極めようという強さは無い。
「ストリーム」とは方向性自体が違うので、今後もそれを期待する事は難しいだろう。

それでも、「小島慶子」アナの独特の感性と視点が日替わりパートナーの個性とぶつかり、尚且つ、聴取者から寄せられるメールやFAXにハガキとの化学反応も起り、市井の人間目線の面白さというものが徐々に現れ始めた。
「小島慶子」アナと言えば、現在も続いている夜10時の名番組「アクセス」で以前、ギャラクシー賞を受賞した経験もある。
あの頃の良い感じの暴走が戻って来たのだ。
ギャラクシー賞
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AE%E3%83%A3%E3%83%A9%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%BC%E8%B3%9E
(ちなみに本年、水曜日替わりパートナー:宇多丸が自身の番組「ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」(毎週土曜日夜21時~)でギャラクシー賞を受賞している。)

特に今週、2009年6月1日月曜日、火曜日、水曜日と続いたの「小島慶子」アナのオープニング・トークでの「女子アナ」という「仕事」に対する考え方と、「仕事」そのものに対する意識と姿勢についての話は本当に「目から鱗」だった。
このようなご時世なので、現在、遣りたくもない仕事に仕方なく就いて、日々の惰性に流されている感じられている方も多いと思うが、そういう方にこそ是非、このオープニングトークを聴いて頂きたい!
「仕事」とは何か。「自分」とは何か。「大人になる」とは何か・・・・これらの事について、彼女は自身の経験を踏まえ、ひとつの意見を呈示してくれている。

ポッドキャストでの配信はこちら。
http://www.tbsradio.jp/kirakira/pod/
下記の配信3本を是非、聴いて頂きたい!
「6月1日(月)オープニング」
「2009年6月2日(火)キラ☆キラ オープニング」
「2009年6月3日(水)キラ☆キラ オープニング」

ひょっとしたら、人生や仕事、そして大人になることに悩んでいるアナタの考えた方を変えるひとつのキッカケとなるかもしれない。
そんな大切な言葉を「貧乳の辛口聖母・小島慶子アナ」(小島慶子さんゴメンナサイ!)は散りばめてくれている。

私もこのブログで当初「ストリーム」強制終了による怒りを後番組「小島慶子キラ☆キラ」に直接ぶつけてしまったが、「小島慶子キラ☆キラ」が「貧乳の辛口聖母・小島慶子アナ」の魅力で「キラ☆キラ」とひとつの光を放つようになった事は嬉しい誤算である。
現実には局アナという立場で色々と縛りもあるのだろうし、名番組「ストリーム」の後を引き継ぐというプレッシャーも大変だったに違いない。
彼女の事だから「全然気になんかしてませんよー!」と言いそうだが。(苦笑)
「貧乳の辛口聖母」には更に暴走して、頑張って頂きたい!

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2009年6月 3日 (水)

「Windows 7」は10月22日発売!

マイクロソフト(米)は6月2日の同社の公式ブログで「Windows 7」の一般発売を2009年10月22日に決定したと発表した!
http://windowsteamblog.com/blogs/windows7/archive/2009/06/02/the-date-for-general-availability-ga-of-windows-7-is.aspx

既に国内も法人向けサービスとして「Windows 7 Enterprise」のインストールディスクを先行優待キャンペーンも始めている。
http://www.microsoft.com/japan/windows/products/windowsvista/enterprise/campaign/default.mspx

法人向け先行優待プランは3つ。

プラン1
これから新規に「Windows Vista Business」搭載のPC購入者が2009年6月30日までにソフトウェア アシュアランス(SA) を優待価格¥12,000で購入した場合「Windows 7 Enterprise」インストール ディスクをプレゼント。

プラン2
2008年8月1日までに「Windows Vista Business」もしくは「Windows XP Professional」搭載のPC購入者が2009年6月30日までにソフトウェア アシュアランス(SA) を優待価格¥12,000で購入した場合「Windows 7 Enterprise」インストール ディスクをプレゼント。

プラン3
2008年7月31日までに「Windows Vista Business」もしくは「Windows XP Professional」搭載のPC購入者が2009年6月30日までにアップグレード ライセンス+ソフトウェア アシュアランス (SA)  を20%割引価格¥28,500で購入した場合「Windows 7 Enterprise」インストール ディスクをプレゼント。

但し、法人向けの「Windows 7 Enterprise」インストール ディスクの提供時期は2009年6月3日時点で、まだ明らかにされていない。

しかし、これで、大きなトラブルさえなければ「Windows 7」を年末商戦に間に合わせられる事になった。
だが「Windows Vista」にさえ然程、必要性を感じなかった多くのユーザーが「Windows 7」に必要性を見だせるのだろうか?

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2009年5月31日 (日)

「Windows vista Service Pack 2(SP2(サービスパック2))」適用後、デフォルトゲートウェイが空白になり、ネットに接続出来なくなってしまう障害の解決方法!

ご存じの通り、2009年5月26日、マイクロソフトは、Windows Vista用の新たなサービスパック「Windows Vista Service Pack 2」正式版の配布を開始。
「Windows Vista Service Pack 2」の内容については、様々なサイトで紹介されているので、ここでは今更紹介する必要もないだろう。
紹介する内容も乏しいし、実際・・・。

それよりも、「Windows Vista Service Pack 2」適用直後後、インターネットに接続出来なくなってしまうトラブルが発生している場合があるようだ。
実際、私の所も発生してしまったた。

「Windows Vista Service Pack 2」適用直後、有線LANにてインターネットへの接続が出来なくなっていた。
ルーターをかましているので、試しにpingをルータに向けて打ったら、pingは通る。
ipconfig /allで確認したところ、デフォルトゲートウェイの値が抜けている。
これでは、LAN環境は問題無くとも、WAN側に出て行く事(インターネットへの接続)が出来ない。
すぐにTCP/IPv4の設定内容をチェック!
案の定、デフォルトゲートウェイの設定値が空白になってしまっているではあーりませんか!

手動で再度、デフォルトゲートウェイの値を打つと、すぐにWAN側(インターネット)への接続は解決した。
しかし、PCを再起動すると、また、デフォルトゲートウェイが空白になり、WAN側(インターネット)へ接続出来なくなってしまう。
これは何度繰り返しても同じ。

マイクロソフトからまだ正式なサポート情報が出ていないようなので、下記に取り敢えずの解決方法を明記するが、レジストリ操作を伴うので、あくまでも自己責任にて行って下さい!
レジストリ操作を誤って、OS立ち上がらなくなっても当方は責任とれませんので、あくまでもご参考までに。

★解決方法★

1.レジストリエディタの起動
ファイル名を指定して実行を起動し、regedit と入力し[OK]する

2.HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Services\Tcpip\Parameters\Interfaces\{xxxxxxxxxxxxxxxxxx}を開く。
{xxxxxxxxxxxxxxxxxx}はTCP/IPのインターフェースを示す任意のコード。
この任意のコードをチェックすると、「Defaultgateway」(デフォルトゲートウェイ)の値が障害発生時は空白になっている。
「Defaultgateway」をダブルクリックし、この項目を開くと、本来のデフォルトゲートウェイが2行目に入っており、1行目は空白になっている事が確認出来る筈。
1行目に本来のデフォルトゲートウェイの値(値のデータ)を設定し、2行目を削除する。

以上で解決!
あくまでも、自己責任でどうぞ!

しかし、Vistaの命、短かし。

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2009年5月18日 (月)

新型インフルエンザ・GWシャッフル・パンデミック。しかし、今後は冷静な対応を!

2009年5月18日現在、大阪・兵庫で新型インフルエンザの感染者が拡大している。
大阪府は既に最低7日間の府内の全ての中学・高校の休校を決め、更に兵庫も県全域の県立学校を22日まで臨時休校を決め、その他、企業の出張自主規制など、様々ところに影響も出始めている。

国と厚生労働省は水際作戦に徹していたが、そんな付け焼刃的な処置は難無く突破されてしまい、海外渡航経験の無い人々からも新型インフルが検出されてしまうに至った。

しかし、考えてみれば、目先のバラマキ定額給付に踊らされ、ETC1000円サービスに踊らされ、GWの大型連休で、既に多くの人々がもうシャッフルされてしまっている訳だ。
もう、大阪・兵庫だけでなく、何時何処で大規模発生が起きてもおかしくない状況が作り上げられてしまっているのではないか?。

楽しい事の少ない、今のこの国でGWの大型連休の身近な旅行は庶民にとって唯一の息抜きであったのだろうが、やはり、国や厚生労働省も、我々国民ももう少し先を見越した行動を行うべきではなかったか?
新型インフル=他人事・・・という意識がどうも我々にも蔓延していたような気がするのだが。
目先の享楽や利益に目が眩んだものの、今後の感染拡大阻止のための様々な規制や自主規制で社会生活に支障が生じ、結果、大きな経済的損失となるかもしれない。

新型インフルエンザ自体は今のところ弱毒性であり、タミフルなどの投与で適切な処置を行えば、現状では然程重い症状に陥ることなく対応が出来る。
感染者がマスクをする事で他者への感染予防には効果があるので、自身の感染を想定しての早期のマスク着用は意義があるであろう。
うがいについては感染直後約10分以内で体の粘膜より体内にウィルスは取り込まれてしまうので、その間にうがいをするのなら効果があるそうだが、それ以外は効果はほとんど喉を多少潤す程度で、実際にはほとんど効果はないそうだ。
10分置きに延々とうがいするのは現実には無理だが、まぁ、うがいをしないより、する事にこした事は無い。

しかし、なによりも手洗いによる消毒! 
加湿によって感染力を落としておく事も一般家庭で出来る事であろう。 

尚、新型インフルエンザが一旦、今年の夏季に収束しても、また秋冬はこれまで以上に充分な注意が必要となるであろう。
早期のワクチン大量開発とタミフルなど治療に効果ある薬品の更なる備蓄など国家レベルでの対応も求められるが、どうなるので、あろうか

いずれにしても、風評被害に惑わされず、パニックに陥る事無き様、我々自身も冷静な行動を行わなければならない。

後は新型インフルエンザが悪い方へと変異しない事、別の新型インフルエンザのパンデミックが起きない事を祈るばかりだ。

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2009年5月 5日 (火)

「桑田佳祐の音楽寅さん MUSIC TIGER」ソラミミ『アベーロード』でGW平和ボケ日本へ鉄槌!&田村英理子のエロさはエコには疑問だが少子化を救う!

2009年5月4日、今年の大型GWも、もう後半・・・多くの人々が旅行先からの帰途につく最中の夜・・・
フジテレビ系列で・・・

「桑田佳祐の音楽寅さん MUSIC TIGER」ソラミミ『アベーロード』

が放映された。

先週の「桑田佳祐の音楽寅さん MUSIC TIGER」で作った新テーマソング「HONKY JILL~69(あいなめ)のブルース~」(『HONKY JILL』は『本気汁』の『ソラミミ』ね!)も傑作だったが、今週も地上波ハイビジョンで録画しといてホントに良かったー!

今週の「桑田佳祐の音楽寅さん MUSIC TIGER」では・・・
なーんと、ビートルズのあの名アルバム『アビイ・ロード』に収められている名曲の数々の英語歌詞を『ソラミミ』として桑田さん独自の感性で日本語歌詞に置き換え、今のこの病んだ世相を見事なまでにブッタ切ってくれた!

この番組の収録が何時行われたのは定かではないが、放映日当日は奇しくも、常に反骨の意思を忘れず青春と社会と人生を挑発し続けた忌野清志郎の告別式が執り行われた日でもあった。
様々なミュージシャンが年齢とともに社会に折り合いを付けながら下野する時代、忌野清志郎という稀有な才能を失った事は本当に悲しい出来事だった。

しかし、なんというタイミングなのだ!
桑田佳祐は忌野清志郎の弔いの夜に見事なロックで応えてくれた。

オープニングで、ビートルズの『アビイ・ロード』のA面1曲目「Come Together」を「公明党BROTHERS」と『ソラミミ』で揶揄し、自公の歪な政治を一刀両断!
その後も桑田さんから繰り出されるソラミミ『アベーロード』は民主党、霞が関官僚、共産党、森・小泉・安倍・福田・麻生首相、世襲政治、土建土木国家、世襲政治、堕落し腐敗し凋落した世界経済、テロ&戦争、北朝鮮、裁判員制度、雇用問題、地球環境破壊・・・等々に矛先が向けられ、バッサリ!やってくれました!
この虚しい時代の空気を胸の空く様な見事な『ソラミミ』歌詞でブッタ切ってくれた!
桑田さんの歌もさることながら、演奏もご本家の『アビイ・ロード』をリスペクトした素晴しい演奏だったしねー!
エンディングのユースケ・サンタマリアのイヤミーな一言も良かった!

いや、しかし、分かっちゃいるが、ホント凄げーな、桑田さん!
桑田さんがどんだけ凄いのかはこれまでサザンの活動や桑田さん個人の活動の中で、充分に知り尽くしていたつもりだったが、また、ひとつ桑田さん飛び抜けちまった感がある。
今際の(忌野)際を乗り越えた清志郎さんも、『日本のロック魂まだまだ死せず』ときっと天国で喜んでると思うよ。

実は裏番組、NHK総合デジタルで、エコ特番「立体生中継・地球LIVE. 地球の肺 森と海に迫る危機」の第2部をやっていた。
これがまた宇宙ステーション滞在中の若田さんとの生中継など素晴しい映像も流していた。
だが、何よりブッ飛んだのがバハマから生中継に参加していた今やハリウッド女優となった田村英理子の確信犯的エロ衣装!

田村英理子が登場する度、ネット上の男どもは暴走し、間違いなく、男どもの荒い鼻息で、二酸化炭素の排出量を著しく上昇させるという結果的にはエコなのかエロなのかなんだかよく分からんようにな番組になってしまうというこれまた凄い番組をやっていた。
田村英理子の中継が切れてる時間、ライブでのネット上の書き込み見たら・・・

「もう、地球なんてどうでもよくなった! 田村英理子!早く!出せー!」

・・・という書き込みが!
もう大爆笑!でも、その気持ち、男ならよーく分かるぞ!

こちらもW録画していてホント良かった!(エロオヤジですまん!)
Panasonic ブルーレイレコーダーDMR-BW900よ!高画質W録画機能を有難う!

いやいや、でも、この男の性の本能を擽るようなエロっていうのは実は大切なのだよ!
確かにエロがエコに厳しいのかについてはもう少し検証の必要があるとは思う。
でも、少なくとも、エロなくんば少子化解消は絶対に望めないからねー。

草食系男子たちよ、桑田さんのロックと田村英理子エロを煎じて飲みたまえ!

何だか色んな意味でパワーを頂戴した素敵な月曜日の夜のヒトトキでした!

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2009年5月 3日 (日)

歴史はかくも美しく劇的に神によって創られる! マニー・パッキャオ!「THE BATLLE OF EAST AND WEST」

2009年4月14日、元6階級制覇世界王者のボクシング界のスーパー・スター、オスカー・デ・ラ・ホーヤが引退を決意した。
そのデ・ラ・ホーヤに事実上、引導を渡したのが元4階級制覇世界王者・フィリピンの国民的英雄パックマンことマニー・パッキャオであった!
パッキャオの戦績は53戦48勝(36KO)3敗2分。

マニー・パッキャオは昨年2008年12月6日に開催されたまさに階級を超えたノンタイトルのドリームマッチでデ・ラ・ホーヤと対戦。
全盛期は超えたとは言え、ミドル級のタイトルまで制したデ・ラ・ホーヤだ。
軽中量級の4階級を強打で制して来たパッキャオとは言え、あまりにも体格が違う、誰もがパッキャオのチャレンジは無謀と言った。
ところが無謀な筈のドリームマッチの蓋を開けてみると、体格では圧倒的に劣るパッキャオが、持ち前の強打とテクニックで終始デ・ラ・ホーヤを圧倒!
8R終了時、なんと、あのデ・ラ・ホーヤをTKOで屠った。
この瞬間、これまで、何度も煮え湯を飲まされていた多くのアジアのボクシング・ファン、格闘技ファンは思った筈だ。
ひょっとしたら、この小柄なフィリピン人が世界のプロ・ボクシングの歴史を塗り替えてくれるかもしれないと。
勿論、日本にも長谷川穂積や内藤大助らの現役の素晴しい世界チャンピオンは居る。
だが、彼らでは、本場アメリカでのビックビジネスの世界的興行を担う事は許されないのが現状だ。
実際、アジア人では商売にならなかったのが、これまでの本場のプロボクシングの世界なのだ。
其処にはアジア人に対する偏見もまだ残っていた。

日本時間2009年5月3日(現地時間5月2日)、アメリカ・ネバダ州ラスベガス・MGMグランド・ガーデンでのIBO・S・ライト級タイトルマッチ・・・
「THE BATLLE OF EAST AND WEST マニー・パッキャオ vs リッキー・ハットン」が開催された!

パッキャオの対戦相手のザ・ヒットマン、リッキー・ハットンはイギリス・マンチェスター出身の元2階級制覇世界王者、こちらも強打のストライカー!
ハットンの戦績は46戦45勝(32KO)1敗。
オッズでは前試合でデ・ラ・ホーヤに勝利したパッキャオ有利であったが、元々軽い体重から上がって来たパッキャオでは、S・ライト級を主戦場とし、圧倒的なパワーを誇るハットンの強打の前に沈んでしまうのではないかという声がプロボクシング関係者筋からは漏れ伝わっていた。
両者ともアグレッシブでほとんど後ろに引かず、常に強いパンチを出すタイプの選手。年齢も同じ30歳。戦績も互角。
バッキャオは19歳という若さで世界チャンピオンになり、これまで、常に進化を見せていたが、今回は更に進化を見せなければ厳しい試合になる。
多くの猛者を沈めて来たバッキャオの左ストレートだが、今回は技術的にも更にプラスアルファが求められている。
そして、バッキャオが本場アメリカで真のスーパースターになるためにはこの試合でリッキー・ハットンを圧倒しなくてはならない。
敗北すれば、これまで、長い時間をを掛け築き上げて来た何もかもを失う事を意味する。

ボクシングというのは何と恐ろしいスポーツなのだろう。

今回の「THE BATLLE OF EAST AND WEST」のプロモーターは何とデ・ラ・ホーヤ!
デ・ラ・ホーヤにとっては引退決意後の最初の大仕事が、自身に引導を渡したマニー・パッキャオの試合となった。
デ・ラ・ホーヤには確信があったのかもしれない。
自身引退後のプロボクシング界を担えるスーパースターはどの階級を見てもマニー・パッキャオしか居ないと。
だからこそ、彼には最強の相手リッキー・ハットンと対峙する必要があると。

緊張した面持ちでリングに上がったリッキー・ハットンに対し、引き締まった肉体に穏やかな微笑みを浮かべ入場するパッキャオ。
その微笑みは真のスーパースターへの自身の道程の予感なのだろうか。

この試合はWOWOWで生中継されていた。
自宅の80インチスクリーンに映し出されたパッキャオの姿を観た瞬間、私も何か歴史的瞬間に立ち会えるような予感がした。
会場のラスベガス・MGMグランド・ガーデンの会場の空気もそれを期待する熱気に満ちているような気がした。

ゴングが鳴り、試合開始!
1R序盤、ハットンの圧力が勝り、パッキャオは少し下がり気味。
しかし、ハットンのパンチは一発もパッキャオには当たらない。
逆にパッキャオの右フックがカウンターで何度もハットンの側頭部を捉える!

パッキャオのプラスアルファはこれだったのだ!
パッキャオは得意の強烈な左ストレートを放つ前に、ハットンの想像を超える強い右フックをクロスして放つ!
全く対処出来無いハットン!

最初のダウンは1R残り57秒! 
ハットンの大振りの左フックを軽く避けると同時にパッキャオの右フックが炸裂!
ハットンはカウント8で何とか立つ。

一気に攻勢に出るパッキャオ!
右フックと左ストレートが次々にヒット!
ハットンが棒立ちになったところで、パッキャオ得意の左ストレートが綺麗にハットンを打ち抜く!
1R残り8秒でハットン2度目のダウン!

何とか1R終了の前に立ち上がりゴングに救われるハットン。

1分の休憩で何処まで回復出来るか・・・。

2R開始のゴング。
何とか立て直しを図ろうとするハットン。臆せずに1Rと同様、前に圧力を掛けようとする。
しかし、ハットンはのパンチはヒットせず、クリンチに持って行くところまでしか出来ない。
ハットンが右フックを警戒するとパッキャオの左ストレートがヒットし、左ストレートを警戒すると右フックが飛んで来る。
混乱するハットンに対し、冷静なパッキャオ。
対照的だが両者ともアグレッシブなので、非常に素晴しい試合だ。
ハットンは2R中盤、パッキャオのボディに一発入れるが、鍛え抜かれたパッキャオの体にダメージを与える事は出来ない。
それでも、多少、試合が落ち着くかと思った2R残り8秒!
パッキャオの強烈な左アッパーがハットンの顎を見事に捉える!
そのままリングに仰向けに倒れ、ピクリとも動けないハットン!
レフリーはすぐに試合を止め、パッキャオの2RTKO勝利!

まさにボクシングの歴史に新たな一頁を刻んだメガトン級の一発!
フィリピンの貧しい農村に生まれた小柄な一人の男が、プロボクシングのシンボルとなった歴史的瞬間!

試合を終えた後、傷ひとつないパッキャオにはまた穏やかな微笑みが戻った。
しかし、其処にはプロボクシングのシンボルとなったオーラも同時に纏っていた。

WOWOWの中継ゲストの俳優・香川照之がこのKOシーンを観て「神の介在を感じる」と表した。

まさにその通り。歴史はかくも美しく劇的に神によって創られるのだ。

ボクシング・ファン、もしくは格闘技ファンでなければ、この日本でマニー・パッキャオの名を知る者はまだ然程多くない。
だが、アジア人「マニー・パッキャオ」の名は間違いなく後世に残り、ロッキー・マルシアノ、モハメド・アリ、オスカー・デ・ラ・ホーヤらと並び称される事となるであろう。

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2009年4月27日 (月)

2009 MotoGP 第2戦日本GP決勝! 優勝はなんとFIAT YAMAHA ロレンソ! ロッシは2位!ストーナー4位!

開幕戦のカタールは決勝翌日への延期、第2戦日本GP予選は雨天中止と今年は何かと雨に祟られた2009 MotoGPであるが、第2戦日本GP・ツインリンクもてぎ・サーキット決勝は当日午前までの大雨が止み、決勝は何とかドライコンディションで開催された!
各ライダーともこれまでドライコンディションで走れたのは金曜日のフリーのみで、各メーカーのマシンのセッティングもままならない状況での出走となった。

MotoGPクラス決勝が始まる午後3時過ぎには天候は回復し、4月24日金曜日のフリープラクティスの結果がそのままスターティング・グリッドでレースはスタート!
上手くスタートを切ったのはロッシ! 
ストーナーはスタートに失敗し、5位集団に後退。
驚くべきジャンプアップしたのは体調も本調子ではない筈のHONDA・ダニ・ペドロサ!なんと11番グリッドからトップ3を争う位置に付ける。

日本人期待の高橋は今朝のレイン・セッションを3位という好タイムにつけていたのだが、第5コーナーの新入の明らかな減速ミスで、DUCATI・ニッキー・ヘイデンに激突し、両者は早々にクラッシュ!
開幕戦でも時速200kmオーバーでハイサイドを喰らいクラッシュしたヘイデンはまたしても不運に見舞われる。
不幸中の幸いで両者ケガ自体はたした事がなかったようだが、クラッシュ直後のダメージですぐに起き上がれなかったヘイデンは高橋に対し、怒りをあらわにしていた。
オンボード映像でも明らかに高橋の減速ミスによる後方からの追突だったので当然の怒りだと思う。
しかし、DUCATIに移籍しても、2006年のチャンピオン獲得以降、どうもツキに見放された感じだ。

レースはロッシが先行し、ロレンソ、ペドロサがロッシを追う形になる。
ストーナーはペースが上がらず中盤まで苦しい戦いを強いられる。

ロッシこのまま独走かと思ったが、どうもロッシもマシンコントロールに苦しみながらのライディングが明らかになる。
ロッシに限らず、ほとんどのライダーがマシンコントロールに苦しみ、皆、攻めきれないライディングに苦しんでいる。
プロのレース前のセッティングが如何に大変な作業なのか今更ながら思い知らされた。

そんな状況下、一人、飛び出したのがロレンソ。
ロレンソも万全なセッティングでは無い筈なのだがロッシより早いペースでラップを重ね、レース中盤、ハードブレーキングでロッシをパス!
ロッシにはいつものキレ味が見られず、ロレンソの後塵を浴びる。
復調の兆しを感じさせるHONDAペドロサとドビチオーゾがロッシを追う。
(ドビチオーゾには不調だったペドロサに与えられる筈の2009年最新RC212Vが与えられたとの話であったが、結局、決勝は最新RC212Vでの出走は見送った形となった。)
途中ペドロサがロッシを捉え掛け、ロッシvsペドロサのバトルが繰り広げられるのだが、地上波生中継は今レース最大のバトルシーンを見事なまでにCMで覆い隠してくれて、地上波観戦の方々は一番の見所を観る事が出来無かったのではなかったか?
ロッシが何とか意地を見せ、2度パスされるが、再度、抜き返して2位をキープ!

大健闘したのがワークス体制でないKAWASAKI・ハヤテ・レーシング・チームのマルコ・メランドリ!
4年前は確実に将来のチャンピオン候補であったマルコ・メランドリであったが、成績が安定せず昨年はDUCATI移籍したものの惨敗に次ぐ惨敗。
今年はMotoGPのシート確保困難かと思われたところにKAWASAKIワークスが声を掛けた。
しかし、皮肉にもKAWASAKIワークスは世界経済不況の煽りを受け、KAWASAKIワークスは撤退・・・。
何とかマシンのみの提供で、ハヤテ・レーシング・チームを立ち上げたものの、とても上位に食い込めるような体制で無い状況なのは確かだ。
ストップ&ゴーのコスレイアウトがKAWASAKIのマシンとたまたま合ったのか、各チームがセッティングに苦しんでいる中、偶然にセッティングが上手く合致したのか、決して速いと言えないマシンでメランドリは徹底的に攻め続けた。
その結果、6位という好順位をキープした。

HONDA・トニー・エリアスとDUCATI・セテ・ジベルナウがリアから滑ってスリップダウン。
前日からの雨による路面の汚れと低い路面温度とタイヤのマッチングが要因であったろうが、タイヤはブリジストンのワンメークなのでその言い訳は無論出来無い。
エリアスとジベルナウの二人はもっと慎重に行くべきだったと思う。
それでもジベルナウは復帰決定から、オフのトレーニング時から距離を走れていない事もあり、データ取得のため、ピットに戻って再スタート。
DUCATIはジベルナウにマシン開発能力を発揮して貰う事も期待しているのであろう。
ストーナーだけが速いという状況では中盤、終盤はどうしてもDUCATIの戦いは厳しくなる。
やはり、他のライダーも上位に食い込めるような走りが出来無いマシンを仕上げないと、ストーナー一人に昨年のような大きなストレスが掛る事になる。

レース後半、各ライダーのタイム差は若干、縮まるもののレースは安定する。
しかし、これは、自分のペースを確保するのが精一杯で、各ライダーが序盤戦で大きなリスクを犯さない事を意味する。
やはり、これから始まる厳しいヨーロッパラウンドの勝負を考えると、ここで無理して転倒し、ノーポイントに終わるのをみな避けたい訳だ。

YAMAHAサテライトのコーリン・エドワーズは最後までペースが上がらず、ズルズルと後退していったので、何らかのマシントラブルを抱えたいた事が想像される。
もてぎマイスターのSUZAUKI・カピロッシも序盤こそ上位に付けたが、結果7位に終わった。
天候不順によって、各ライダーがセッティングの時間さえ確保するのに苦慮した事が今回の意外なレース展開となった。
レース結果は下記の通り。
順位 / ライダー / 国籍 / チーム名 / トータルタイム

Pos. Rider Nation Team Total time
1 J. LORENZO SPA Fiat Yamaha Team 43'47.238
2 V. ROSSI ITA Fiat Yamaha Team + 1.304
3 D. PEDROSA SPA Repsol Honda Team + 3.763
4 C. STONER AUS Ducati Marlboro Team + 5.691
5 A. DOVIZIOSO ITA Repsol Honda Team + 9.207
6 M. MELANDRI ITA Hayate Racing Team + 30.555
7 L. CAPIROSSI ITA Rizla Suzuki MotoGP + 32.756
8 M. KALLIO FIN Pramac Racing + 39.416
9 J. TOSELAND GBR Monster Yamaha Tech 3 + 43.106
10 C. VERMEULEN AUS Rizla Suzuki MotoGP + 43.245
11 R. DE PUNIET FRA LCR Honda MotoGP + 44.834
12 C. EDWARDS USA Monster Yamaha Tech 3 + 46.540
13 A. DE ANGELIS RSM San Carlo Honda Gresini + 53.525
14 N. CANEPA ITA Pramac Racing + 1'21.804
15 T. ELIAS SPA San Carlo Honda Gresini 1 Lap
Not classified
S. GIBERNAU SPA Grupo Francisco Hernando 7 Lap
Not finished 1st lap
N. HAYDEN USA Ducati Marlboro Team 
Y. TAKAHASHI JPN Scot Racing Team MotoGP 

優勝はFIAT YAMAHAのロレンソ、そして、チームメイトの偉大なエースライダー・ロッシが2位。
3位のREPSOL HONDAのペドロサは予想外の大健闘! 
4位に走らないマシンに苦しんだDUCATIワークスのストーナー。
5位にドビチオーゾ。
そして今回、最も評価すべきレースを展開したKAWASAKIのメランドリ!

ロッシが前日に発言していたようにこの時期の日本GPツインリンクもてぎの開催は私もどうも納得がいかない。
春に日本でやるのならやはり鈴鹿だろう。いや、個人的には出来れば秋でも鈴鹿でやって欲しいのだが。
MotoGPクラスにはツインリンクもてぎの典型的なストップ&ゴーのコスレイアウトは面白みに欠ける気がする。
何となく消化不良気味の日本GPとなってしまった。

尚、第2戦を終えて、ポイントリーダーはランキング1位にロレンソ、2位ロッシ、3位ストーナーとなっている。
この3人に是非、ペドロサやドビチオーゾが絡んで、ヨーロッパラウンドでは激しいレースを見せて欲しい。

また、70年代、80年代からのロードレースレースファンにとって何とも嬉しいニュースが発表された。

モリワキ、Moto2プロジェクトを発表
http://www.motogp.com/ja/news/2009/Moriwaki+present+Moto2+project+at+Motegi

このところ盛り下がってしまった日本の二輪ロードレース業界を少しでもこのような形で盛り上げて行って頂きたい!

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2009年4月25日 (土)

2009 MotoGP 第2戦日本GP予選・・・雨天中止!

好調のストーナー、ロッシを迎えての期待の2009 MotoGP 第2戦日本GP・ツインリンクもてぎ・サーキットであったが、なんと予選は全クラス雨天中止という最悪の結果になってしまった。

そのため、前日、4月24日金曜日のフリープラクティスの結果がそのままスターティング・グリッドを決める事となった。
尚、ロッシは予選中止決定後のインタビューで次のように語っていた。
「第1戦のカタールGPから今回のもてぎと続けて雨に祟られ、本当に最悪です。この時期のもてぎ開催は適切なスケジュールではないように思う。期待していたファンの皆さんに本当に申し訳ない。確かにあまり走れていないけど、決勝レースはドライでもウェットでも戦えるよう準備は出来ています。」

尚、決勝のグリッドは次のようになった・・・。
各項目は下記の通り。
予選順位 / ゼッケンNo. / ライダー名 / 出身国 / チーム名 / マシンメーカー / タイム / 最高速度 / トップからのタイム差
1 46 Valentino ROSSI ITA Fiat Yamaha Team Yamaha 1'48.545 286.472 
2 27 Casey STONER AUS Ducati Marlboro Team Ducati 1'48.601 284.885 0.056
3 99 Jorge LORENZO SPA Fiat Yamaha Team Yamaha 1'48.965 294.117 0.420
4 7 Chris VERMEULEN AUS Rizla Suzuki MotoGP Suzuki 1'49.382 291.813 0.837
5 5 Colin EDWARDS USA Monster Yamaha Tech 3 Yamaha 1'49.697 289.466 1.152
6 65 Loris CAPIROSSI ITA Rizla Suzuki MotoGP Suzuki 1'49.980 288.615 1.435
7 4 Andrea DOVIZIOSO ITA Repsol Honda Team Honda 1'50.030 278.350 1.485
8 33 Marco MELANDRI ITA Hayate Racing Team Kawasaki 1'50.123 287.769 1.578
9 24 Toni ELIAS SPA San Carlo Honda Gresini Honda 1'50.209 293.000 1.664
10 52 James TOSELAND GBR Monster Yamaha Tech 3 Yamaha 1'50.342 289.621 1.797
11 3 Dani PEDROSA SPA Repsol Honda Team Honda 1'50.391 283.315 1.846
12 69 Nicky HAYDEN USA Ducati Marlboro Team Ducati 1'50.393 287.081 1.848
13 72 Yuki TAKAHASHI JPN Scot Racing Team MotoGP Honda 1'50.404 286.548 1.859
14 59 Sete GIBERNAU SPA Grupo Francisco Hernando Ducati 1'50.538 284.510 1.993
15 15 Alex DE ANGELIS RSM San Carlo Honda Gresini Honda 1'50.601 282.648 2.056
16 14 Randy DE PUNIET FRA LCR Honda MotoGP Honda 1'50.669 285.487 2.124
17 36 Mika KALLIO FIN Pramac Racing Ducati 1'51.643 290.010 3.098
18 88 Niccolo CANEPA ITA Pramac Racing Ducati 1'51.929 273.141 3.384

1位ロッシ、2位にストーナー、3位ロレンソ、4位バーミューレン、5位エドワーズとなっている。
高橋は13位からのスタート。

YAMAHA勢の好調が際立っているのに対し、HONDAがなんとも元気が無い。
HONDAの最高位は7位のドヴィツィオーゾ、エース・ペドロサは11位。
DUCATIに移籍したヘイデンも12位と振るわず。テスト、初戦の結果を見ても、どうもまだDUCATIマシンを乗りこなしている状況とは言えず優勝を争うにはまだまだかなり厳しい状況だ。

やはりロッシとストーナーの二人がタイム的が飛び抜けており、決勝も二人のライダーの戦いとなるであろう。
もてぎに強いベテラン、カピロッシは6位に付けているのが不気味なところ。
お膝元で元気の無いHONDA勢は一体何処まで頑張れるのか?
ほとんどのライダーがもてぎを走りこんでいない状況なので、明日、決勝の朝のウォームアップもかんり真剣にならざろう得ない状況だ。

決勝はドライ・コンディションでの素晴しいバトルを期待したいのだが、うーん・・・。
ロッシかストーナーのブッチギリ単独走行の凄くつまらないレースになるのかなぁ。
激しいバトルは下位ライダーに期待するしかないか・・・。

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2009年4月15日 (水)

開幕! 2009 MotoGP 第1戦カタールGP 衝撃のスコール決勝延期! そして、結果は・・・。

遂に2009年のMotoGPが開幕!

開幕戦決戦の地は今年も砂漠のカタール! ロサイル・インターナショナル・サーキット!
昨年からナイトレースとなり、サーキットもマシンもダイヤモンドのように美しく輝くのだが、今の世界情勢に相応しいレースの姿なのかと問われるとちょっと言葉に詰まる。

昨年の第1戦カタールGPではDUCATHIのケーシー・ストーナーが圧倒的な勝利を収めた。
高速サーキットはタイトコーナーの立ちあがりスピードやブレーキングのシビアさは要求されないだけに、ストーナー+DUCATIにとっては圧倒的に有利なサーキットと言える。
それだけに、ストーナー+L型4気筒16バルブ DUCATI Desmosedici(デスモセディチ)は絶対にこのレースは落とせない。

対する2008年王者バレンティーノ・ロッシ+YAMAHA YZF-M1は最低限表彰台確保し、4月26日の日本GPを終えて、ヨーロッパ・ラウンドで昨年同様レベルアップを狙い、勝負を掛けて行きたいところであろう。

ケガで完全に出遅れたダニエル・ペドロサ+HONDA RC212Vはまだかなり状態が悪く、HONDAワークスとしてはサテライトからワークスに昇格したアンドレア・ドヴィツィオーゾに期待したいところ。

今年も中継は日本テレビ系列G+が完全中継してくれる。
しかし、第1戦予選の中継は、巨人×阪神戦の影響か、今回は生中継が無く、決勝日、生中継前の録画中継となった。

今年のMotoGPには世界的経済不況の余波も受け、大きな変革があった。
レギュレーション変更としては・・・

1.金曜午前のフリー走行が無くなる。
2. 第11戦チェコGPから、4レースで最大5台のエンジンを使用することができる。パーツの変更は、日々のメンテナンス以外では、認められない。
3.  セラミック複合材料によるブレーキディスク、またはブレーキパッドは、認められない。
4. ラウンチ・コントロール・システムは、認められない。
5. エレクトリニック・サスペンション・システムは、認められない。
6. 開発を目的とした2度の事後テスト、第6戦カタルーニャGPと第11戦チェコGP後のテストでは、テストライダーだけを起用することが認められる。

各メーカーのマシンの開発コスト負荷にもなってラウンチ・コントロール・システムとエレクトリニック・サスペンション・システムの禁止は電子制御系でのサポートが無くなる事を意味し、よりライダーのライディング・テクニックが問われる事になる。
昨年のF1で電子制御系の禁止がドライバー達に大きな影響を与えたようにMotoGPライダーにも大きな影響を及ぼす事が考えられる。
その他に、ルーキーライダーにはワークスからの参戦が認められず、サテライトチームから参戦しなければならない。
また、残念な事にタイヤがブリジストンのワンメイクとなってしまい、予選時のタイヤ使用もこれまでの1、2周程度のライフの予選専用タイヤの使用は認められなくなった。
だから、ドライコンディションならほとんどのライダー決勝用タイヤのソフトコンパウンドで予選を争う事になる。
こららのレギュレーション変更は、当然、これまでの予選ラップタイムにも大きな影響を及ぼすであろう。
また、予選タイムも昨年までの60分から、45分となった。これはメカニックやサポート・スタッフにもより迅速な対応を要求する事にもなるであろう。
ライダーも時間の余裕が無くなった事で、クリアラップ確保などの読みを誤らぬよう、よりシビアな判断な状況を下さなくてならない局面も増える事が予想される。

年間降雨量50mm前後しかない砂漠のカタール、ロサイル・インターナショナル・サーキットは普段はほぼ降雨の事を心配する事などない筈なのだが、今年は違った。
他のクラスの予選の時間から雨が降り、雲行きが怪しかった。
それでも、MotoGPクラスの予選はなんとかドライコンディションで行われた。

予選ではやはり、ストーナー+DUCATIが圧倒的な速さを見せた!
序盤から、好タイムを出し、決勝タイヤを試しながら、ソフトコンパウンドで出したポールポジションのタイムは1分55.286秒。
ちなみにこのタイムは昨年のポールシッタ―・ホルヘ・ロレンゾ+YAMAHAが53秒台に入れていたのと比較するとタイムはやはり落ちている。
やはり予選専用タイヤが使えなくなった影響が大きいとのであろう。
2位のロッシ+YAMAHAはストーナーに0.5秒近くもの差を付けられた。

予選終了直後、他のライダーが次々にピットに直接戻る中、ロッシはだた一人、周りに注意を払いながら、スタートの練習を行っていた。
スタートで少しでも、ストーナーとの差を縮めておきたいという気持ちの表れなのだろう。
ロッシの凄さは、やはりこういう細かい努力を怠らないところにあるのだ。
ただの天才ではない。
だからこそ、頂点に君臨し続ける事が出来て、尚且つ、世界中から最も尊敬され愛されるライダーなのだ。

3位にロッシとほぼ同タイムでロッシのパートナー、ホルヘ・ロレンゾ+YAMAHAが付ける。
4位にはドヴィツィオーゾ+HONDA。
5位にロリス・カピロッシ+SUZUKI。
6位にコーリン・エドワーズ+YAMAHA。
今年、DUCATIへ移籍した2007年チャンプ、ニッキー・ヘイデンは激しい転倒を喫し、16位。
転倒後、体を動かしていたので命に別条はないようだが、激しく路面に叩きつけられ体を強打しており、担架で運ばれていたので決勝出場が危ぶまれる。
出戻りのDUCATIサテライトのセテ・ジベルノーは15位。
唯一の日本人MotoGPライダーとなった250ccクラスからステップアップの高橋裕紀はタイムアタック時にヘイデンの転倒を避け、結局クリアラップを取れず出走台数18台中の17位。
ただ、クリアラップ取れたとしても上位陣に食い込むにはかなり苦労を強いられる状況にある。
ワークスの参戦が無くなったKAWASAKIだがチーム・ハヤテを立ち上げ、ライダーにマルコ・メランドリーを設定し参戦、予選結果は11位とチーム立ち上げ直後としては健闘した。

私も予選をテレビ観戦した後、MotoGPクラス決勝生中継が始まるまで、しばしの睡眠。
後でチェックしようと、125ccと250ccは録画している。
早起きして、さてMotoGPクラスの決勝を待つ・・・。

選手たちがグリッドについて、イタリア地震被災者の方々へ黙祷し、スタートを待つ。

しかし、ここでなんと土砂降りのスコール!
選手たちもマシンもグリッドからピットに戻り、天候回復を待つのだが、雨が止むどころか、サーキットが川のような状況に・・・。
カタールでこんな激しい雨なんて、私も全く予想して居なかった・・・。
結局、MotoGP決勝は前代未聞の降雨中止・・・。

せっかく、頑張って早起きしたのに。(泣!)

125cc決勝も降雨でなんと4周で決着! 中上選手は20位、小山選手は27位と散々な結果。
250ccクラスも降雨の影響で周回数半分で決着! KTMから移籍した青山選手が4位入賞。

MotoGPクラスはロッシを始め、ライダーやスタッフたちが、ファンのために翌日13日の決勝開催を提案し、それが実現の運びとなった。
今このブログを書いている時点、結果は判明しているのだが、私はまだ映像を見れていない。
中継は4月14日深夜(15日早朝)にG+にて録画にて放映される事になっている。

一応、結果速報をお知らせしておこう。

第1戦カタールGP決勝順位は下記の通り。(各項目については下記参照)

順位 / 獲得ポイント / ゼッケンNo. / ライダー名 / 出身国 / チーム名 / マシンメーカー / 合計タイム / 平均時速 / トップからのタイム差

1 25 27 Casey STONER AUS Ducati Marlboro Team Ducati 42'53.984 165.539 
2 20 46 Valentino ROSSI ITA Fiat Yamaha Team Yamaha 43'01.755 165.041 7.771
3 16 99 Jorge LORENZO SPA Fiat Yamaha Team Yamaha 43'10.228 164.501 16.244
4 13 5 Colin EDWARDS USA Monster Yamaha Tech 3 Yamaha 43'18.394 163.984 24.410
5 11 4 Andrea DOVIZIOSO ITA Repsol Honda Team Honda 43'21.247 163.804 27.263
6 10 15 Alex DE ANGELIS RSM San Carlo Honda Gresini Honda 43'23.867 163.639 29.883
7 9 7 Chris VERMEULEN AUS Rizla Suzuki MotoGP Suzuki 43'27.611 163.404 33.627
8 8 36 Mika KALLIO FIN Pramac Racing Ducati 43'28.739 163.334 34.755
9 7 24 Toni ELIAS SPA San Carlo Honda Gresini Honda 43'33.465 163.038 39.481
10 6 14 Randy DE PUNIET FRA LCR Honda MotoGP Honda 43'36.268 162.864 42.284
11 5 3 Dani PEDROSA SPA Repsol Honda Team Honda 43'42.510 162.476 48.526
12 4 69 Nicky HAYDEN USA Ducati Marlboro Team Ducati 43'42.867 162.454 48.883
13 3 59 Sete GIBERNAU SPA Grupo Francisco Hernando Ducati 43'46.199 162.248 52.215
14 2 33 Marco MELANDRI ITA Hayate Racing Team Kawasaki 43'50.363 161.991 56.379
15 1 72 Yuki TAKAHASHI JPN Scot Racing Team MotoGP Honda 43'54.270 161.751 1'00.286
16  52 James TOSELAND GBR Monster Yamaha Tech 3 Yamaha 44'08.962 160.853 1'14.978
17  88 Niccolo CANEPA ITA Pramac Racing Ducati 44'09.012 160.850 1'15.028
Not classified
  65 Loris CAPIROSSI ITA Rizla Suzuki MotoGP Suzuki 13'49.501  15 Lap

予想通りストーナーが優勝!
ロッシは2位だが8秒近くの大差をつけられている。
ただ、ロッシなりに収穫はあったようで、次の第2戦日本GPへ向けて、戦える体制は整えられるというのコメントも出している。
3位にロレンソ、4位にコーリン・エドワーズ、5位にドヴィツィオーゾが入っている。
ヘイデンは出走出来たようだが、DUCATIワークスでの初戦は12位。
ヘイデンはあの酷い転倒を考えれば、これは好成績と言えるだろう。ただ、今後のマシンとの相性がどうなのか?
高橋裕紀は15位完走でMotoGPクラスで1ポイント獲得!
ただ、ストーナーから1分以上もタイムを離されている状況はとても喜べるような状況ではないであろう。今後の巻き返しに期待したい!
完調とは程遠い、ペドロサはアレックス・デ・アンジェリスと6位争いをしていて、11ラップ目にデ・アンジェリスと接触し、結果11位まで落ちてしまったようだ。
カピロッシは15ラップ目にリタイア。

想定外の雨で始まった2009 MotoGPだが、今年もヨーロッパラウンドに入ってからが、どうやら勝負となりそうな気配。
ワークス参戦ではないKAWASAKIは難しいだろうが、HONDAワークス、SUZUKIワークスが多少元気ないのが気に掛る。
どのメーカーも厳しい状況なのだろうが、何とか諦めず、ファンに夢を与えてくえるよう頑張って頂きたい。

そんな状況下でも、今年もロッシがきっと今年も魅せてくれるであろう!

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2009年4月13日 (月)

「キナ臭い感じ。」・・・「北野誠」の芸能活動中止の理由ってなんなのかね?

北野誠無期謹慎、ラジオで芸能関係者中傷
http://www.nikkansports.com/entertainment/news/p-et-tp0-20090411-481493.html

北野誠、芸能活動休止…ラジオで不適切発言
http://www.sanspo.com/geino/news/090412/gnd0412000-n1.htm

北野誠さんのブログが消滅
http://takeuchi2.otaden.jp/e31854.html

これらは、一体、何なのかね。

1988年から始まった「北野誠」のラジオ番組・大阪・ABCラジオ「誠のサイキック青年団」」がまず、2009年2月22日放送分で、同年3月29日の放送をもって終了をが発表。
ところが、2009年3月8日放送分で前倒しで、突如、打ち切り。
この最終回放送事、「北野誠」は番組関連イベントも無くなったしまったお詫びとチケット払い戻しの告知を終えた後、突如、嗚咽を上げて泣き出している。
確かに「皆さんに申し訳ない」と言いながら、泣いているのだが、この部分を聞いても、「北野誠」自身が早急に社会的責任を負わされるべき、不適切な事を自身が引き起こして謝罪しているという雰囲気ではない。
悔しさ、それも、その理由さえ述べれられる事が出来無い悔しさに満ちて、男泣きしている。

「誠のサイキック青年団」Wiki
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%AA%A0%E3%81%AE%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%AD%E3%83%83%E3%82%AF%E9%9D%92%E5%B9%B4%E5%9B%A3

2009年4月13日月曜日午後1時時点、このWiki自体「現在、削除の方針に従って、この項目の一部の版または全体を削除することが審議されています。」・・・となっている。

「北野誠」の所属する「松竹芸能」のHPでは2009年4月13日月曜日午後1時時点、何の説明もなされていない。
「松竹芸能」HP「4/4(土)北野誠書籍出版記念サイン会中止のお知らせ」
http://www.shochikugeino.co.jp/topics/2009/03/post-235.html
では、「諸般の事情により中止」とだけだ。

たかが、毒舌関西タレント「北野誠」の芸能活動中止という、一見どうでもいいニュースに思えるが、数多くのレギュラー番組を全て降ろし、何の理由も明かされず、「北野誠」の居た場所に別の人間が座っている事に関しても、何の説明も無い。
ちょっとこの事態は異常だろ。普通に考えて。
「北野誠」の発言に起因する事だけ、臭わせて、一般の視聴者や聴取者に対し、ラジオもテレビも何の説明をしない。
ほぼ完全スルーだ。

間違い無く、一人のタレントを抹殺に近い状況に追い込んでいるよね。

2009年4月13日月曜日午後1時より、「北野誠」パーソナリティを務める・・・
CBCラジオ「ごごいち」
http://hicbc.com/radio/gogoichi/index.htm

・・・が、始まった。
まずは・・・謝罪!。
今回の原因は他局でのラジオでの不適切発言が原因で、謹慎処分の件については「北野誠」と所属事務所「松竹芸能」によって自主規制的な判断である事を強調した。
尚、この番組は4月一杯はパーソナリティを担当し、そして、この番組を降板する事を告知した。
次に、番組宛て、「北野誠」宛てに寄せられた、激励や温かい言葉のメール、FAXに感謝した直後、また男泣き。
「北野誠」はその後、努めて平常を装いながら当たり障りのない番組の通常のコーナーを熟し続けている。(午後2時過ぎ時点)

結局、何の説明もなさていない。

TBSラジオ「ストリーム」しかり、ある人々にとっては毒だったかもしれないような番組が、突如として終わる。

今、ネット上では様々な噂が飛び交っている。

真実は何処にあるのか分からない。
しかし、これはもう、いちタレントの不適切発言による自主謹慎という問題ではないだろう。

コラムニスト「勝谷誠彦」氏も本日、4月13日午前の有料配信メールにて、次々と番組が「嫌な消え方」をする事と「北野誠」の芸能活動中止の問題に触れ、「嫌な感じ」と評した。
何度も、このブログで発言しているが、私は「勝谷誠彦」氏の配信メールを購読しているが、「勝谷誠彦」氏の全ての意見に与する立場では無い。

それでも、私自身も「本当に嫌な感じ」がする。
何だろうね。この「キナ臭ささ」・・・。

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2009年4月10日 (金)

天皇皇后両陛下金婚式(ご結婚50年)のお言葉を読み、「全国映画興行ランキング(2009年4月4日~5日)」を見て思うこと。

まずは、全国映画興行ランキング(2009年4月4日~5日)である。

全国映画興行ランキング(4月4日~5日)

興行通信社調べ

前週作品名配給会社公開日公開週
1 2 ドラえもん 新・のび太の宇宙開拓史 東宝 2009/3/7 5
2 1 ヤッターマン 日活/松竹 2009/3/7 5
3 3 ドロップ 角川 2009/3/20 3
4 4 マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと FOX 2009/3/27 2
5 7 映画プリキュアオールスターズDX みんなともだちっ☆奇跡の全員大集合! 東映 2009/3/20 3
6 6 相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿 東映 2009/3/28 2
7 5 ワルキューレ 東宝東和 2009/3/20 3
8 8 マダガスカル2 パラマウント 2009/3/14 4
9 NEW ザ・バンク -堕ちた巨像- ソニー 2009/4/4 1
10 NEW トワイライト~初恋~ アスミック・エース/角川エンタテインメント 2009/4/4 1

こりゃ、何だ?
確かに年度替わりの節目の時期で、尚且つ、春休みだし、普段映画館に足を運ぶ事の中々出来ない、子供たちやファミリーがより多く、映画館に足を運ぶ時期でもある。

1位、2位、5位はテレビ・アニメの映画版やテレビ・アニメの実写版。
3位はお笑い「品川庄司」の品川ヒロシが、原作小説とコミックで出版した「ドロップ」の映画化。品川ヒロシ自ら脚本・監督+イケメン俳優出演。
4位は日本人大好きペット・ムービー+デート・ムービー+コメディ+プチ感動の「犬」映画。
6位は大人気ヒットドラマのスピンオフ。
7位にやっと洋画が登場! ありがたや、トム・クルーズ印。
8位はハリウッド製大人気CGアニメの続編。
9位はつまらない邦題に変えられてしまったサスペンス&アクション洋画。
10位は若いカップルへ最適なデート・ムービー! イケメン・バンパイア+ロミオ&ジュリエット(吸血鬼バージョン)。

いやね。それぞれの映画に実際には沢山の魅力と面白さはあると思いますよ。
そういう中にも、沢山の新たな才能の可能性と、後に傑作と呼ばれるようになる作品が生まれる可能性もあると思います。
エンタメを装い、痛烈な社会風刺を盛り込もうとする作品がある事も確かです。

でも、ここに並んだ映画のアイコン、あまりにも分かり易くないですか?
我々はその、分かり易すいアイコンにただ乗っかっていれば、いいのでしょうか?

だって、近くのシネコンは分かり易いアイコンの映画しかやってないんだもん! 仕方ないじゃん!
こういうご意見があるなら、本当に仰せの通りです!

今の日本の状況、経済・政治・社会・・・何もかも酷いですよね。
でも、これってみんな自分たちの責任ですよね。
胡散臭い連中の分かり易いアイコンに乗っかて、思考停止した来た結果が、これじゃぁ、なかったんでしたっけ?

2009年4月10日、天皇皇后両陛下が金婚式(ご結婚50年)を迎えられた。
4月8日、ご結婚50年を前に記者会見で語られたお話。

http://www.asahi.com/national/update/0409/TKY200904090267.html

私は俗に言う「右巻き」でも「左巻き」でもない、また、この記者会見の内容を「夫婦や家族や友人どうしがこのお言葉を共有してはどうか」と配信メールで進めて来たコラムニスト・勝谷誠彦氏の全ての意見に与している訳でもない。
今、ここで、安直に日本国憲法や天皇制について論ずるつもりもない。

しかし、記者を前に天皇皇后両陛下がお話されたお言葉は本当に地に足が付いていると感じたのだ。
我々が、この厳しい時代に於いて、忘れ掛けている様々な事を率直なお気持ちで述べられていると感じたのだ。

是非、皆さんも、ご一読頂き、思考停止せぬ時代を、我々、自身の手で、どう再構築すればについて、考えて見ませんか?

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2009年4月 9日 (木)

TBSラジオ「小島慶子キラ☆キラ」で「小島慶子イラ☆イラ」? 中年のオッサンはもっとイラ☆イラ!

コネタマ参加中: 春なのに・・最近イライラしたことって何?

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2009年4月 4日 (土)

山下達郎「TATSURO YAMASHITA PERFORMANCE 2008-2009」ツアーもそろそろクライマックスに!

昨年12月よりスタートした山下達郎の6年振りのツアー!
ツアー参加者の皆さんは、最高のパフォーマンスを魅せてくえる達郎さんのツアーライヴ堪能されている事と思います!

今日、2009年4月4日は「東京エレクトロンホール宮城」(宮城県民会館)でのライヴですね!
それに、追加公演・沖縄とラストの中野サンプラザの一般チケット発売日でした!
貴重なプラチナ・チケットを本日、入手し、歓喜に打ち奮えている方々も多いのでは?

私は前回6年前のツアーには福岡サンパレスと中野サンプラザに参加!
今回ライヴも2、3本参加したかったのですが、諸般の事情で、年明け、一発目のライヴ1月11日、長崎ブリックホールのみの参加となりました!

ライヴ所感詳細とセットリストについては、達郎さんからの御所望もあり、5月11日月曜日、中野サンプラザ終了後とさせて頂きます。

私は1月11日のライヴ終了後、自ら参加して知り得たセットリストで、既発売CDやSUNDAY SONG BOOK(サンデー・ソングブック)からのエアチェック録音音源を洗い出し、出来るだけライブ音源をかき集めて、今回パフォーマンスに出来るだけ近付けた2枚組CD自作して、個人的に楽しんでおります!
このCDはほぼ毎日流してますねー。勿論、iPodにも取り込んで、移動中なども楽しんでますよ。

本当に日本最高レベルのライヴ・パフォーマンスは「山下達郎」を観ずして、語るなかれ!
おやじも、おばさんも、じいさまも、ばあさまも、ちびっ子も、NOWなヤングも、総立ちのパフォーマンスは感涙ものです!
これからライヴ参戦の方々も充分期待されて、構いません! 

達郎史上最高のパフォーマンスが体感出来る筈です!

是非、注目して頂きたいメンバーが達郎バンドにおりますので、そのご紹介だけさせて下さい!
ドラマー:小笠原拓海 1984年5月27日生まれ。
http://www.hpmix.com/home/drtakumi

青山純さんには申し訳ない気もするが、彼は天才です! 

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2009年4月 3日 (金)

祝!春のセンバツ高校野球「清峰高校」野球部初優勝! 長崎県勢としても春夏通じて、初優勝なのだ!

3年前の春のセンバツ・・・「清峰高校」野球部は初出場ながら、快進撃を見せ、決勝に進んだものの、強豪・横浜高校に手酷い目に合わされた。
決勝戦で取られた点数はなんと21点! 決勝戦ではセンバツ史上最大の得失点差での惨敗だった。

そして、2009年春4月2日、長崎県民にとってはまさに積年の思いが甲子園に届いた瞬間となった!

決勝戦は投手戦が予想された。

岩手県勢としてセンバツ決勝初進出を果たした「花巻東」のエース・菊池雄星投手(3年)は今大会プロ注目の屈指の左腕!
MAX152kmの抜群の伸びのあるストレートとキレのあるスラーダーで、有力校を封じ込めて、勝ち上がって来た。
チームの守備も固く、良く鍛えれ抜かれた素晴しいチームだ。

対する「清峰高校」エース・今村猛(タケル)投手(3年)は今大会屈指の右腕! 勿論、こちらもプロ大注目の選手だ!
今村猛投手は昨年夏まではコントーロールが定まらず、かなり制球に苦労したいた。しかし、昨年の秋の九州大会予選辺りから大きく進化!
MAX147kmのストレートで両サイドをつく素晴しいコントロールを身に付けた、さらに、キレのあるカットボールと大きく縦に落ちる落差の大きいスライダーもコントロール出来るようになっていた。
特に、縦に落ちるスライダーはバッターはバントさえ困難で、キャッチャーさえも捕球困難な程の大きな変化をみせる。
それでも、打たせて取るピッチングをベースに考えているようで、変化球とストレートの緩急で頭を使ったピッチングで、まず勝負をしようとする。
準々決勝を勝ち上がった後だったか、今村猛投手は「ランナーが3塁に居ると力が入ります」とインタビューに答えらる程、肝の据わった投手に育った。

表情を表に出し、感情も露わな天然系の菊池雄星投手に対し、今村猛投手はどんな時でもポーカーフェイスで、対照的だ。
今村猛投手を見ていると若き日の怪物・江川卓(今では考えられないような無愛想な感じ)を思い出したが、それがまた彼の魅力でもある。
(彼を見ながらずーっと、誰かに似てると思っていたのだが、今日、気が付いた! 同じ、長崎県県北出身の歌手・前川清(佐世保市出身)! 年齢が全然違うけどね。しかし、こんな事を対戦相手のチームの選手たちがブログに書いたら、アホ高野連の怒りを買ってしまうのかな?(苦笑!))

表情は対照的で、左右の違いはあれ、巧みな投球術は二人とも良く似ている。
二人とも剛腕と呼ぶにふさわしい、ストレートを持っているのに、それをひけらかして勝負するような愚かな事はしない。
バックの仲間の守りを信頼し、常に打たせて取るピッチングを心掛けている。
だからこそ、要所では三振の取れる力のあるストレートが生きてくる。

決勝戦は予想通り、1点差を争う決勝戦にふさわしい緊迫した好試合!
試合を優位に進め、何度もチャンスを掴みながらも、打線が繋がらない「清峰高校」。

「花巻東」は今村猛投手に散発に抑え込まれ、芯に捉えるバッティングがほとんどさせてもらえない。
何とかして、出したランナーも得点が欲しい焦りからなのか、進塁ミスでランナーをホームに返す事が中々出来無い。

均衡は意外な形で破られた。
7回表、「清峰高校」の下位打線を迎え、難なくツーアウトまで獲った菊池雄星投手が突如乱れた。
ストレートの抑えが効かず、「清峰高校」の小柄なラッキーボーイ・嶋崎幸平にストレートの四球を与えてしまう。
バッターは9番遊撃手の橋本洋俊・・・内角、若干甘めに入ったストレートを強振!
芯で捉えられた打球は左中間を綺麗に抜いて行く! 値千金! 快心のタイムリー2ベースヒット!
これで、足の早いラッキーボーイ・嶋崎幸平がホームへ生還!

改めて四球の怖さというのを思い知らされたシーンだった。

「花巻東」の今村はその後、立ち直り、好投! 追加点は許さない。
最低失点で迎えた8回、そして、9回・・・「花巻東」はチャンスを掴み掛ける!
「清峰高校」にとっては大ピンチ!
特に9回はツーアウトまで簡単に獲った今村猛投手だったが、迎えたバッターはライバル菊池雄星投手・・・。
今村猛投手は珍しく彼とだけは終盤、ストレート勝負にこだわっていた。

最後の意地を見せる菊池雄星投手は今村猛投手のストレートを捉え、センター返し!
更に次打者の難しいショートゴロを遊撃手の橋本洋俊が痛恨のエラー・・・。

手に汗握る展開!
しかし、ここからが今村猛投手の真骨頂!
代打の切り札、2年生ながら迫力ある打撃センスの持ち主・佐々木大樹選手との対戦は力と力の真っ向勝負!
強い打球音に一瞬ヒャリとしたが、今村猛投手の球威が勝る! 
最後はレフトフライに打ち取った!

「清峰高校」野球部初優勝!
長崎県勢としても春夏通じて、初優勝なのだ!

まさに地元野球関係者にとっては積年の悲願が達成された瞬間だった!

それにしても、両チームとも本当に素晴しいチームであった。
素晴しい両投手、外連味の無い両チームの打撃とプロも見習いたい程の精度の高いバント、そして固い守り。
試合終了後、両チームの選手が挨拶を交わした際、今村猛投手と菊池雄星投手が互いを讃えるように寄り添い、会話を交わしていた。
「夏にまた一緒に戦おうな!」
そんな意味の会話を交わしたそうだ。

「清峰高校」野球部は3年前のセンバツで決勝にたどり着いた時には、既に疲労困憊、その上、多少浮かれてしまい「野球の神様」から大目玉を喰らった。
その時の「痛い経験」が今回の優勝に繋がったのだ。
この数年、「清峰高校」監督&コーチ&スタッフは、決勝まで戦い抜ける体力を身に付けさせるため、選手たちの基礎体力向上を徹底的に見直し、鍛え上げて来た。
マシンや単純なウェイト・トレーニングの繰り返しではなく、ウェイトも動きの中で持たせたりして、考え抜いたトレーニングを実践し、筋力アップと持久力向上を目指した。
そして、打撃&守備とも精度を上げて、さらに考える野球を実践して来た。
その効果は如実に現れた。「清峰高校」の選手は今村猛投手以外は小柄な選手が多いのだが、今大会出場高校の中でも、その隠されたパワーは光り、どの試合でも誰かが常に強い打球を放っていたし、メンタル面の強さと身体能力の精度の高さでバント全て成功させていた。

「清峰高校」野球部&スタッフ&応援団の皆さん! 優勝、本当におめでとうございます!
そして、「花巻東」野球部&スタッフ&応援団の皆さん! 準優勝、本当におめでとうございます!

両校とも胸を張って、地元に帰って下さいね。
きっと、地元の皆さんは両校の健闘を誇りに思い、我が事の如く、歓喜の渦に包まれるでしょう!

しかし、敗れ去ったモノたちは既に夏を目指し、始動してます!
更に強いチームとなって両校が再度、対戦されるのを楽しみに待っています!
頑張って下さい!

長崎県立清峰高等学校(旧長崎県立北松南高等学校)
http://www11.ocn.ne.jp/~seiho/

花巻東高等学校
http://www.hanamakihigashi-h.ed.jp/

最後に素晴しい戦いを見せてくれた選手たちには、本当に申し訳ないが、毒を吐かせて頂く!

相変わらずの高圧的圧力団体のアホ高野連(財団法人日本高等学校野球連盟)! 
テメーら、いつまで、上から目線でモノ言うつもりだ。
総評だが総括だか知らんがいい加減にしろ!
閉会式でWBC優勝の礎も高校野球かのような発言をしたのは毎日新聞社関係者だったかもしれんが、そんな発言許すなら、お前らが作ってしまったプロアマの高い垣根についてマジメに検討しろ!
お前らの利権を守るために高校野球はあるんじゃないぞ!
高校野球はそのスポーツを行う選手たちのためにあるんだからな!

面倒な事は先送りのアホ高野連(財団法人日本高等学校野球連盟)!
特待生問題「有識者会議答申に対する日本高野連の見解」
http://www.jhbf.or.jp/topics/info/data/20071130_1.pdf

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2009年4月 2日 (木)

『奥歯に物が挟まった感じ』が延々と続く・・・TBSラジオ「小島慶子キラ☆キラ」

また、TBSラジオ「小島慶子キラ☆キラ」ネタですまない。

2009年4月1日現在、地元県立高校「清峰高校」野球部が第81回春のセンバツ高校野球で、素晴しい活躍を魅せてくれる真っ最中なので、確かに今一つ、気乗りせず聴いているTBSラジオ「小島慶子キラ☆キラ」ではある・・・。

小島慶子アナはまあ、いつものあの調子でやっている感はある。
Mの男は堪らんかもね。俺は違うけど。

日替わりパートナーは、2009年4月1日水曜日までに・・・
月曜:ビビる大木
火曜:神足裕司
水曜:宇多丸
まで、終わった。
政治ジャーナリスト・上杉隆氏も火曜日のコーナーゲストコメンテーターとして出演した。

本当にビビっている『ビビる大木』は別にしても・・・『神足裕司氏』、『上杉隆氏』、『宇多丸氏』が既に出演したのだが、なーんか『奥歯に物が挟まった感じ』なんだよなぁ・・・。
特に宇多丸氏! 土曜日の夜の元気はどうしたん?

取り敢えず、Podcast配信(ポッドキャスト配信)とRSSも始まった。
・・・が、始まって3日目の4月1日にトラぶっちまった!

http://www.tbsradio.jp/kirakira/2009/04/post-3.html
「四月バカ(April Fool's Day)」ではなく、本当に更新が出来ていない!

「放送後記 4月1日(木)念のためショッピング」と曜日も間違えなさっている。
確かに「ストリーム」の時も何度もPodcast配信(ポッドキャスト配信)の曜日を間違える事あったからたいして気にはしてないけど。

しかし、「ストリーム」のPodcast配信「コラムの花道」と「ニュースさかさメガネ」はジャーナリズムの新たな発信源として、メディアの新たな展開の在り方として、ネット上の著作権の諸問題があるにしても、ラジオ・ジャーナリズムとネット・ジャーナリズムがシームレスとなるひとつの指針を示してくれていた。
それは新しいジャーナリズムの登場を感じさせたし、日頃、垂れ流しにしてしまうニュースを精査する必要性を何度も教えてくれたモノであった。

小西克哉さん! 「荒川強啓ディキャッチ」火曜日ディ・キャッチ・プロファイリング! 聴きましたよー!

「ストリーム」と「小島慶子キラ☆キラ」を比較する事自体、然程、意味が無いという事も分かっている。

だけど・・・だけど・・・ねぇ・・・ホントに何とかならないのかねぇ・・・。

トヨザキ社長こと、豊崎由美さんと永江明さんのお声も聴きたくなったなぁ・・・。
お二人のおかげで幾つもの素晴しい本に出会う事が出来ました!
特に豊崎由美さんにはもっともっと真のおバカ小説家・渡辺淳一を弄り倒して欲しかった!(苦笑!)

大槻ケンヂの「ムー」&「格闘技」ネタもまだまだ聴きたかったし、大竹聡さんの「酒とつまみ」ネタ(タモリ倶楽部で会えるか!)もたまんなかったなぁ。
阿曽山は本当に裁判所をさすらっているのかなぁ・・・。

小西克哉さん!

「小西克哉イラ☆イラ」

タイトルはこんな感じでも、何でもいいんで、早く公式サイトの立ち上げと、「ストリームの子供たち」に出演して頂いて、有料で結構ですんで、ネット配信宜しくお願い致します!

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2009年3月30日 (月)

「ちょっと~これ必要なの?」TBSラジオ「小島慶子キラ☆キラ」

前回ブログに記載したがTBSラジオ3月27日を持って「ストリーム」が終わった。

代わって始まったのが「小島慶子キラ☆キラ」
http://www.tbsradio.jp/kirakira/2009/03/post-2.html

TBS局アナ小島慶子さんは「久米宏のラジオなんですけど」がここ最近、面白かったし、以前、担当されてた夜の「アクセス」の時も良かったし、「ストリーム」が終わっても、局アナでも、彼女なら多少は何とかしてくれるかもと思ってはいるのだが・・・。

パートナーは日替わりだ。
月曜:ビビる大木
火曜:神足裕司
水曜:宇多丸
木曜:ピエール瀧
金曜:水道橋博士

Podcast配信(ポッドキャスト配信)もありそうなのだが、まだRSSもリンクも貼られていなかった。

今日、3月30日は月曜日なので『びびる大木』がパートナー。
今日の企画のメッセージ・テーマは・・・

「ちょっと~これ必要なの?」

『テーマは「ちょっと~これ必要なの?」ということで、
皆さんが日常生活を送っていて「本当に必要なのか疑問なもの」を大募集。
たとえば...
◆いろんなサービス。
◆アレについているアノ部分。
◆あの集団にいるアノ人。
◆ずっと続けている、この習慣。
ほか、ありとあらゆる「これ、要らなくね?」というモノ。
スタジオで、あーだこーだ言いながら、何か結論めいたものを出せたら良いなと
考えています。
初日のパートナーは、ビビる大木さん!
はじめまして、こんばんみ~』

だそうです。

仕方なく聴いてまいましたよ。
しかし、ホントにどうでもいいメッセージ・テーマで、ユルサにも程がある。
兎に角、今日の番組は私には全くダメだった・・・。
正直、続けて聴く気がかなり失せた。

まだ初日なので、確かにちょっと可哀想かなという気持ちもある・・・
しかし・・・

「ちょっと~これ必要なの?」

・・・という言葉はそのままこの番組にお返ししたくなりました。

明日のメッセージ・テーマは
「プチ勇気」
だそうです。
何だか、どうでもいいや。もう・・・。

それでも、取り敢えずは、宇多丸とピエール瀧と水道橋博士には期待しよう・・・。
それに「ストリーム」の火曜日「コラムの花道」担当・映画評論家・町山智弘氏が金曜日に出演する事と政治ジャーナリスト・上杉隆氏の火曜日出演は決まっている事がアナウンスされたし、最終的な判断はもう少し、待ってあげよう。
前向きで優しいなぁ、俺は。

そうそう、「ストリーム」のパーソナリティ、小西克哉さんは「荒川強啓デイキャチ」の火曜日のコメンテーターでレギュラーでの出演が決まっている。
名物・武田記者はいきなり3月30日は月曜日、「荒川強啓デイキャチ」のオープニングにご出演!
しかし、マッピー(松本ともこさん)は先週、「ストリーム」最終回のエンディングであんなに泣いちゃって、相当悔しそうだったし、今日はどうしているのかなぁ・・・。

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2009年3月27日 (金)

さらばTBSラジオ「ストリーム」!

2009年3月2日月曜日、TBSラジオ平日お昼の帯番組「ストリーム」が3月27日金曜日を持って終了する事が番組内で発表され、今日、最期の日を迎えてしまった。

http://www.tbs.co.jp/radio/st/
TBSラジオ「ストリーム」公式サイト
http://www.tbsradio.jp/st/2009/03/32_6.html
番組からの大事なお知らせ(番組終了を知らせるお知らせ)
(上記サイトもすぐクローズしてしまうようだ)

2001年10月よりスタートし、2004年春にリニューアルされ、現在の形態となったこの良質な番組の突然の終了は、多くの聴取者の憶測を呼んだ。
メインパーソナリティの国際政治学者・小西克哉氏とマッピーこと松本ともこさんは上記の「番組からの大事なお知らせ」で次のようにおっしゃった。

「我々は勿論続けたかったんですけども、我々の思いとは裏腹にね…ラジオ業界全体や「ストリーム」を取り巻く環境が、それを許してくれなかったと言う事で、致し方ないと。今までストリームを応援して下さった皆さんに対しては申し訳ないんですけども、7年半非常に、短いのか長いのかは分かれますけれでも、ホントに我々からの心からの感謝をここで申し上げたいと思います。」

確かに予算的に厳しくなったのも理由のひとつであろうが、様々な識者やコラムニストがこの番組内で本音で話をする事が自体が許されなくなったというのが最大の理由なのではないか?
その事は「ストリーム」終了が発表になってから、これまで、ネット上で繰り広げられた憶測や謀略史観とイコールなのかどうなのかは私も良く分からないが、小西克哉氏が『「ストリーム」を取り巻く環境が、それを許してくれなかった』とハッキリ述べられている以上、予算だけの問題では無かったのも事実なのだと受け取らざろう得ない。
確かにTBSテレビは遥か昔にメディアとして死んでいたが、TBSラジオ「ストリーム」は多少の意見の偏りがあろうと、それを一つの見解として臆することなく、堂々と放送をしていたし、また自浄作用も本当にうまく機能していた稀有な番組であった。
政治、経済、社会、文化、サブカル、スポーツ、芸能・・・様々な分野において、ありきたりの見解ではなく、その裏側に存在するものを炙り出そうと、真摯に取り組んでいた。
ニュースや話題を垂れ流しにするのではなく、市井の人々も、頭を使って、それらの発信情報を受け止めろと!と常に喚起を促していた。
垂れ流しの情報を精査する事をこの番組は何度も教えてくれた。

そんな素晴しい番組をTBSは殺したのだ。
本当に、無念でならない。

私は九州の地方都市在住だが、Podcastだけでなく、ネットを駆使し、「ストリーム」はこの1,2年年、ほぼライブで聴く時間が多かった。
母の在宅介護をしながら、家事や仕事をしながら・・・「ストリーム」は私の傍にあった大切な番組だった。

最後に・・・
「ストリーム」番組パーソナリティの小西克哉さん、マッピーこと松本ともこさん、そして、番組スタッフの皆様、本当にご苦労様でした!
御二方、そして、番組で様々なご意見や情報を提供して下さったコーナー・レギュラーの皆様、そして、これまで様々な圧力に耐え、この素晴らしい番組を支えていらしたスタッフの皆様もご苦労様でした!

水曜日「コラムの花道」のコラムニスト勝谷誠彦氏がおっしゃっていた通り、出演者、スタッフの皆様、そして、我々と同じ聴取者の皆様とも、きっと「ストリームの子供たち」として、また、いつかどこかで、再び、出会える事を信じております。

本当にありがとうございました!

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2009年3月 4日 (水)

「SBK WORLD CHANPIONSHIP 2009」第1戦フィリップアイランドはDUCATHI(ドゥカティ)芳賀紀行が大活躍!

年末年始、兎に角、色んな事があり過ぎて・・・
今更ながらのあけまして、で…ございます……。(苦笑)

何かと厳しいこのご時世…モータースポーツ業界は何とも辛い時代を迎えている。

F1しかり、WRCラリーしかり、私の一番大好きな二輪モータースポーツの最高峰MotoGPしかり…。
出て来る話題は、相次ぐ名だたるメーカー(企業)&スポンサーの撤退など、シュリンクなものばかり。

今後の世界情勢を窺い、MotoGPを主催するFIM(国際モーターサイクリズム連盟)も次年度以降、メーカーや各チームに掛るマシンの開発コスト負担(特に電子制御関連)を減らすための方向性も検討しているようだ。
まず、今年はタイヤがブリジストンのワンメークになり、マシンとの根本的なマッチングの問題はあるにしても、タイヤに関してはイコール・コンディション!
大きな事故が無い限り、メディアによって表沙汰になるMotoGPライダー自身のタイヤに関する注文(文句)は明らかに減るであろう。
(現実はライダーにとっても、ブリジストンにとっても相当なプレッシャーになるのだが…)
あのHONDAでさえ、今年はワークスとして何処まで戦える体制がどこまで整えられるのかという状態…。
ワークス撤退を決めたKAWASAKIがギリギリで、マルコ・メランドリを唯一のライダーに据え、ハヤテ・レーシングチームを立ち上げたものの他メーカーのサテライト・チームと戦うのさえ困難な状況なのが現実だ。
ワークスのYAMAHA(ヤマハ)、DUCATHI(ドゥカティ)、HONDA(ホンダ)、SUZUKI(スズキ)+各メーカーサテライトも何処もチーム運営は厳しい。
開発能力の基礎体力全般が落ちる事がどういう方向に左右するのか、全く予測出来ない。
YAMAHA(ヤマハ)、DUCATHIの2社のワークスがブッチギるのか、それともHONDAワークスが意地を見せてくれるのか…。
イヤイヤ、サテライト入り乱れの大混戦になるのかもしれぬ…。
YAMAHAワークスとなるFIAT YAMAHAの2009年チーム体制発表後のインタビューで2008年MotoGPチャンプ・GP史上最高の天才ライダー・バレンティーノ・ロッシは驚くべきプランを考えていた事を明かした。
ロッシは自分のモチベーション(デタミネーションという言葉が適切かもしれぬ)とモータスポーツ人気を保つため、MotoGPとSBKの二つの二輪世界選手権の同時参戦を画策していたと発言した。
ロッシは本気だったが、流石にYAMAHAワークス側がこれを認めなかったのだけど。(まぁ、普通に考えて無茶な話なのだが…)
これは決してロッシの驕りではない。
世界の頂点に君臨するロッシと言えど、安穏としていてはおられず、それだけの危機感を持って臨まないと、こらからのモータースポーツ業界は厳しい時代を乗り越えられないと思っているのだ。
MotoGP自体がシュリンクしていくのも致し方ないことなのかもしれない。

その一方、スペクタロな闘いの予感を感じさせてくれるクラスとなったのが「SBK WORLD CHANPIONSHIP 2009」だ!
今年、MotoGPクラスのシートを失った中野は何とAprilia(アプリリア)のRSV4を操っての参戦!
昨年、優勝を期待されたものの惜しくもランキング2位に終わった芳賀紀行は古巣YAMAHAを離れ(YZF-R1乗りの私としては芳賀のYAMAHA離脱は誠に残念!)、DUCATHI ワークスとして1098Rを操り参戦!
SUZUKIの加賀山就臣(Suzuki GSX-R 1000 K9)、HONDAの清成龍一(Honda CBR1000RR)、KAWASAKIの玉田誠(Kawasaki ZX 10R)と日本人トップライダーはこのSBKに集った。
昨年まで参戦していたYAMAHA中冨伸一は思うような結果は残せず、今年は日本に戻り全日本ST600に参戦となっている。
またBMWが将来のMotoGP参戦を見据え、今年はこのクラスに本気でチャレンジして来ている。

確かに、MotoGPのようなバレンティーノ・ロッシ(FIAT YAMAHA)、ストーナー(DUCATI)といった限られたカリスマはいない。
しかし、出走台数はMotoGPよりも遥かに多く、MotoGPも走れる世界中のトップライダーが集っており、尚且つ、我々が操る事の出来る市販車ベースの究極チューンとも言えるマシンをライダー達は極限まで操り、ギリギリの勝負を見せる。
レースは常に激戦でヨーロッパでの人気の高さは最高峰MotoGPにも引けを取らない。
その「SBK WORLD CHANPIONSHIP 2009」がMotoGPより一足早く、2009年3月1日(現地時間)開幕した!

http://www.worldsbk.com
(SBK公式サイト)

第1戦はオーストラリア・フィリップアイランド!
フリー、予選、スーパーポールから、1秒以内のタイム差に複数メーカーが入り乱れる程の大混戦!
「SBK WORLD CHANPIONSHIP 2009」のレースは毎レース、2レース(2ヒート)制で各戦争われる。

第1戦のレース1は予選3位の芳賀(DUCATHI)が好スタートを見せ、常時レースをリードし、トップでチェッカーを受けた!

1位  芳賀紀行(Ducati Xerox Team) 34:22.631
2位  M.ノイキルヒナー(Suzuki Alstare BRUX) +0.032
3位  加賀山就臣(Suzuki Alstare BRUX) +5.347
4位  M.ファブリッツォ(Ducati Xerox Team) +6.587
5位  ジョナサン・レイ(HANNspree Ten Kate Honda) +8.491
6位  レオン・ハスラム(Stiggy Motorsport AB) +8.523

中野真矢(Aprilia Racing)は15位、玉田誠(Kawasaki World Superbike R.T.)は18位、清成龍一(Ten Kate Honda Racing)はリタイアとなった。

レース2は芳賀(DUCATHI)が第1レースに続きトップ争いに加わるが、B.スピーズ(ヤマハ) にかわされ惜しくも2位いに終わった。

1位  B.スピーズ(Yamaha WSB) 34:20.457
2位  芳賀紀行(Ducati Xerox Team) +1.286
3位  レオン・ハスラム(Stiggy Motorsport AB) +4.213
4位  R.ラコーニ(DFX Corse) +4.490
5位  M.ファブリッツォ(Ducati Xerox Team) +6.045
6位  M.ノイキルヒナー(Suzuki Alstare BRUX) +9.947

加賀山就臣(Suzuki Alstare BRUX)は8位、中野真矢(Aprilia Racing)は12位、玉田誠(Kawasaki World Superbike R.T.)は17位、清成龍一(Ten Kate Honda Racing)は23位となった。

第1戦を終えて、チャンピオンシップのスタンディングは芳賀紀行(Ducati Xerox Team) が45ポイントでランキング1位、2位にM.ノイキルヒナー(Suzuki Alstare BRUX)30ポイント、3位にレオン・ハスラム(Stiggy Motorsport AB) 26ポイントとなっている。
「SBK WORLD CHANPIONSHIP 2009」での今後の日本人ライダーの活躍に大いに期待したい!

尚、「SBK WORLD CHANPIONSHIP 2009」は上記公式サイトでライブ中継される。また、スカパー!の「J SPORTS ESPN」チャンネルで、1週遅れ中継録画放送もなされる。
次戦、第2戦は2009年3月14日(現地時間)砂漠のカタール・ロサイル・サーキット!

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2008年12月12日 (金)

祝!映画バットマン「ダークナイト」(原題:「THE DARK KNIGHT」)Blu-ray(ブルーレイ)&DVD発売!

ここのところ個人的な都合でまったく更新出来ずスミマセン!
直接、生きているか?とメールを下さった方々にもレスも返せない状況がまだ続いておりますが、取り敢えず生きています!

このブログで紹介した・・・
http://wildoldboy.cocolog-nifty.com/wild_old_boy/2008/08/the_dark_knight_dccf.html
映画史上最高傑作!映画バットマン「ダークナイト」(原題:「THE DARK KNIGHT」)のBlu-ray(ブルーレイ)&DVDが全世界ほぼ同時に12月8日~10日に掛けて発売された!

私はこちらを購入!
「ダークナイト BATPODプレミアムBOX(2枚組)<初回限定生産>(Blu-ray Disc)」
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B001GXY4ZW
私は予約開始当日に即予約を入れたので購入出来たのだが、このBATPOD(バットポッド)フィギュア付はかなり早い時期に売り切れてしまい…
2008年12月12日中旬現在amzonでの中古価格もバカらしい価格が付いている!

通常盤はこちら!
「ダークナイト (Blu-ray Disc)」
http://www.amazon.co.jp/dp/B001CUUMGE/

正直このBlu-ray(ブルーレイ)盤のおまけBATPOD(バットポッド)フィギュアはかなり期待外れなので、どうしても本格的なBATPOD(バットポッド)フィギュアが欲しい方は・・・
下記をどうぞ!
MOVIE REALIZATION BATMAN&BAT-POD
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B001BW4WVY
バンダイ製ですが、箱のでかさにも驚きましたが、期待以上に良く出来ています!

高額ですがご予算がある方はやはりっこちらでしょうね!
【ムービー・マスターピース】 『ダークナイト』 1/6スケールビークル バットポッド
http://www.amazon.co.jp/dp/B001C00YEY/
今、映画関連のフィギュアと言えばこちら!HOT TOYS(ホットトイズ)製。
HOT TOYS(ホットトイズ)製バットマンとジョーカー(バンカーロビー・バージョンはまだ入手可能!しかし、1月に発売延期との通知あり!)のフィギュアは既に国内では入手困難な状況ですが、北米サイトなどから購入可能ですよ。

話が横道にそれてしまった!
肝心の待ちに待ったBlu-ray(ブルーレイ)盤「ダークナイト」は、これまで数々の作品でずーっと期待を裏切ってくれていたワーナーからの発売ですが、我々A&Vファンも大満足の高画質&高音質!
映画史上最高傑作を正直これ程のクオリティで自宅の80インチ・フルHD液晶プロジェクターシアターで体感出来るとは思わなかった!
地元シネコンの貧相な音響でさえ感動したハンスジマーの楽曲も、ロスレス音声で楽しむと本当に素晴らしいスコアである事がよーく分かる。
大人の事情でアカデミーの楽曲部門のノミネート対象外となってしまうのが本当に惜しいねー。
そして、IMAX撮影の映像は群を抜いて美しい!
まったくこのクソ忙しい時期になんとも嬉しい悲鳴!
自宅シアターでもののけ反るほどの美しさだが、やはり本当の「IMAXシアター」で観てみたい!
「IMAX」Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%9E%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9
みんなで「IMAXシアター」での再上映署名でも募りましょうか?
特典のメイキングと特典Blu-ray(ブルーレイ)Discも非常に満足出来るものが充実している!
特に新たなバットマン・シリーズの世界観を現実社会の科学的側面と心理的側面から追ったドキュメンタリーは秀悦!

内容についてはこのブログで述べた通りなのだが、これは体感する映画!
人の感性を揺るがす映画!

前にも言ったが、どうかアメコミのバットマンのアイコンだけを見て拒否するような愚かな真似だけは止めて下さい。
超一級のクライム・サスペンス・ムービーでありで、アクション・ムービーであり、パニック・ムービーであり、尚且つ、人の生きる意味を問う哲学に満ちた映画だ。
この何もかも暗く重い時代に、これ程、重い課題の映画を観るのは時としてかなりの辛さが伴うと思う。
それでもやはり観ておかなければならない映画だとやはり思うのだ。

尚、このBlu-ray(ブルーレイ)&DVDにはネットからダウンロード可能なデジタルコピー・コンテンツ・ダウンロード用のシリアルナンバーが書かれたチケットが同梱している。
http://www.wbdigitalcopy.com/thedarkknight-jp/
上記サイトから、PCとポータブルプレイヤーでの再生が可能となるのだが、Windows XP & Windows Vistaのみの対応で、残念ながらMac OSはサポートされていない。
ポータブルプレイヤーはiPodやPSPに非対応で、WMV形式が直接再生可能な機種に限られるのがなんとも中途半端。
既に北米盤で他のメーカーも同様のサービスを開始しているが、11月に輸入購入した北米盤「WALL・E」Blu-ray(ブルーレイ)DiscはiPod&iTunesで再生は可能だった。
輸入盤でお勧めなのがユニバーサルからリリースのUK盤(イギリス)だ!
2009年日本公開の1月公開予定の「ヘルボーイⅡ/ゴールデンアーミー」や「マンマミーア!」が何と日本語字幕と日本語音声が収録されている!
既に公開済みだが、12月12日時点、日本国内盤Blu-ray(ブルーレイ)Disc未発売の「ウォンテッド」、「ハムナプトラ3部作」(「ハムナプトラ3/呪われた皇帝の秘宝」を含む)も同様の仕様となっている。
これらは既にUKのamazonから私の手元に届いており、日本語字幕と日本語音声収録は確認が取れている。
ただご注意頂きたいのが、一部特典映像がDVDで付属しているのだが、PAL仕様&リージョンコード3で設定されているため、DVDはPAL&リージョンコード対応機種が必要となる。

Hellboy 2: The Golden Army [Blu-ray]「ヘルボーイⅡ/ゴールデンアーミー」
http://www.amazon.co.uk/Hellboy-2-Golden-Army-Blu-ray/dp/B001G136LC/

Mamma Mia! [Blu-ray] 「マンマミーア!」
http://www.amazon.co.uk/Mamma-Mia-Blu-ray-Meryl-Streep/dp/B001DXBUBQ/

Wanted Limited Edition Steel Book [Blu-ray] 「ウォンテッド」
http://www.amazon.co.uk/Wanted-Limited-Steel-Book-Blu-ray/dp/B001DXBUB6/

The Mummy 1, 2 & 3 Box Set [Blu-ray]「ハムナプトラ3部作」
http://www.amazon.co.uk/Mummy-Box-Set-Blu-ray/dp/B001G619C0/

The Mummy: Tomb of the Dragon Emperor [Blu-ray]「ハムナプトラ3/呪われた皇帝の秘宝」
http://www.amazon.co.uk/Mummy-Tomb-Dragon-Emperor-Blu-ray/dp/B001DXBUCA/

円高の今、北米盤は当然狙いなのだが、ポンド安も続いているので、日本語字幕&日本語音声付きの日本国内未リリースUK盤(イギリス)Blu-ray(ブルーレイ)Discの魅力は大きい。
特に家族で観る様な作品は日本語字幕&日本語音声付きだと助かるからねー!

「ダークナイト」(原題:「THE DARK KNIGHT」)のBlu-ray(ブルーレイ)Discは全世界で他の作品に比べ、圧倒的に売れているようなので、Blu-ray(ブルーレイ)のさらなる一般普及へのキラー・コンテンツとして、また基準作品としての役割を是非果たして欲しい!

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2008年12月 6日 (土)

★お詫び★「【悪質な資格商法】『日本経営経理指導協会』主催『労務管理士』の価値なし民間資格取得講座に騙されるな!」の記事に対し、一部事実無根の誤った内容の記事を記載しました

お詫び

私はこのブログ内の下記リンクの記事におきまして、一部事実無根の誤った内容の記事をしてしまいました。

「【悪質な資格商法】『日本経営経理指導協会』主催『労務管理士』の価値なし民間資格取得講座に騙されるな!」
http://wildoldboy.cocolog-nifty.com/wild_old_boy/2007/06/post_6d63.html

上記、記事のその誤った部分を再度、抜粋させて頂きます。
一部、伏字にしているところがございますが、私の誤りでご迷惑を掛ける可能性がある
ので、伏字と致しました。

以下、抜粋部分。

>調べてみると、上記の住所には空調、冷凍設備の設置に係る作業 業務全般を行う企業
>『有限会社 高忠設備工業』
>なる企業が存在している事が判明したが、こちらの代表電話番号はXXXX-XX-XXXX
>となっており、『日本経営経理指導協会九州総支局』なるものの電話番号とはまったく
>違う。残念ながら両者の具体的な関連性を確認する事はできなかった。
>確かにこちらの「地図」の上空写真を確認すると近隣の住居などと比較すると、一般
>住居のようではなく、建物の形状からしてもマンション、アパートの類ではなく、
>いかにも地方地場中小企業といった感じである。
>しかし、『日本経営経理指導協会』の折り込みチラシの内容見ていて、気になった事
>があった。
>『特典』と記載された中に・・・
>『◇別府温泉に保養所「泉南荘」があります』
>の記述があるのだ。

>調べてみた。
>別府市に「泉南荘」というのはひとつしかなく、住所は・・・

>別府市鉄輪東2
>0977-67-2983

>そう!地図で確認して頂くとわかるのだが、住所の・・・
>「別府市鉄輪東2-1」と「別府市鉄輪東2」は隣接地なのである。
>また、「MSN電話帳」の地図には「日経協保養所 泉南荘(協はママ)」と記述
>されているのである。
>尚且つ、『日本経営経理指導協会九州総支局』のお隣でもある訳だ。
>『有限会社 高忠設備工業』と『日本経営経理指導協会九州総支局』も密接な
>関係があるのも確定的だね。

以上、抜粋終わり。

上記、内容におきまして・・・
『有限会社 高忠設備工業』様の記載内容におき、『有限会社 高忠設備工業』様の
サーバーサービスを行っていらっしゃる企業より、下記のようなご指摘を受けました。

下記、直接メールにてご指摘を受けた内容です。

『 下記ページを拝見させていただき、ご連絡させていただきました
http://wildoldboy.cocolog-nifty.com/wild_old_boy/2007/06/post_6d63.html

弊社は大分市内でサーバサービスを行っています
上記記事に掲載されています高忠設備は弊社のユーザ様なのですが、
当該社長よりまったく関係のない記事と社名がリンクされているとの事で、
問い合わせを受けました

まず、高忠設備は業務用空調取付などの業務を行う一般の企業です
所在地は上記サイト記載の通り「別府市鉄輪東2-1」ですが、これは
事務所+自宅の併用住宅です

またこの地区一体の住所が「別府市鉄輪東2-1」となります
別府市の場合一部の地区を除きブロックごとに統一の住所を使っています
googleマップ等ご覧いただくとわかるとおりこの辺りは鉄輪温泉街より少し
下った場所で、一部温泉施設を除けば戸建住宅・アパート地です
http://maps.google.co.jp/maps?ie=UTF8&hl=ja&ll=33.313363,131.482438&spn=0.001582,0.002272&z=19

確かに徒歩圏内に「泉南荘」という施設はありますが、同じ住所だけという
事で記載されかつ検索エンジンに掲載された、との事で同社社長は困惑
されています

下記のように表示されてしまい、求人できなくなるとの事です
http://72.14.235.132/search?q=cache:wE-tjUP5M68J:10shoku.in/details/53/28/d0000000451395328.php+%E6%97%A5%E6%9C%AC%E7%B5%8C%E5%96%B6%E7%B5%8C%E7%90%86%E6%8C%87%E5%B0%8E%E5%8D%94%E4%BC%9A%E4%B9%9D%E5%B7%9E%E7%B7%8F%E6%94%AF%E5%B1%80&hl=ja&ct=clnk&cd=4&gl=jp
(当方注釈:上記リンクはキャッシュが表示されます。2008年12月5日
午後22時現在、上記サイト「Ten職.in」様のHPはメンテナンス中です。)

記載内容が事実であれば、私どもも阻止する訳もなく、同感いたします
ただ事実無根で一中小企業の経営を揺るがすものになる可能性がある
と感じまして、今回メールを発送いたしました 』

以上、ご指摘内容終わり。

当方は少ない情報量、住所が同一というだけで、非常に安直に
『有限会社 高忠設備工業』様に対し、あたかも、悪質な資格商法を
行っている企業と直接関連性があるかのような表現を行ってしまいました。

これは全く、ご指摘通り、当方の誤りでございます。
http://wildoldboy.cocolog-nifty.com/wild_old_boy/2007/06/post_6d63.html
の記事に内容に対し、『有限会社 高忠設備工業』様に関する記載は削除させて、
頂いた上、訂正させて頂きます。

『有限会社 高忠設備工業』様に多大なご迷惑をお掛けしました事をまずこの場を
お借りしてお詫び申し上げます。

誠に申し訳ございませんでした。

尚、この件に関連し、「Ten職.in」様のHPにて表示される私のブログ記事へのリンク
への対処へのご依頼も既に当方から「Ten職.in」様に問い合わせを行っている最中で
ございます。

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2008年8月 3日 (日)

映画史上最高傑作誕生!暗黒の騎士(ダークナイト)が暗黒へと逃亡しなくてはならない理由と時代…映画バットマン「ダークナイト」(原題:「THE DARK KNIGHT」)

素晴らしい役者というのは何故、死の直前に光を放つのだろう…?
死という暗闇の光を纏うからなのか?

この映画の主役はバットマンことブルース・ウェイン役のクリスチャン・ベールではなく、間違いなく今は亡きジョーカー役のヒース・レジャーだ。
この暗闇に支配される映画で彼は本当に暗闇の光を放ち続ける。

オーストラリア出身の彼が日本の多くの人々に知られるようになったのはメル・ギブソン主演「パトリオット」と主演作「ロック・ユー!」であろう。
どちらかというと青春の陰ではなく青春の陽の雰囲気と荒々しさを見せてくれる素晴らしい若い役者だった。
それが2005年、アン・リー監督「ブロークバック・マウンテン」では果てしない陰を演じられる事を証明し、世界中が絶賛した。
それでも、多くの人が彼がジョーカーを演じる事に大きな疑問符を付けていた筈だ。

ジョーカーといえばティム・バートン監督の傑作映画「バットマン」第1作ではあのジャック・ニコルソンが怪演した役だ。
ジャック・ニコルソンはDCコミックのジョーカーを遥かに凌駕したが、あれ以上のジョーカーなど存在する訳がない。
だが、ヒース・レジャーはそのジャック・ニコルソンさえピエロに思えるほどジョーカーになりきってしまい人生を全うした。
彼はジョーカーを演じるために生まれ、そして闇に取り込まれ死んだのかもしれない。
(むろん、実際の彼の死因は、医薬品の過剰摂取による急性薬物中毒であったのだが…この映画の彼を観ると、闇に取り込まれたとしか考えられない)

ヒース・レジャー演じる「ジョーカー」のダークサイドを知ると言葉を失うだろう。
「スター・ウォーズ」の悪の権化「ダース・ベイダー」のダークサイドなどまだチンケなものだ。

この映画「ダークナイト」(原題:「THE DARK KNIGHT」)はこれまでの映画の既成概念などいとも簡単に打ち破ってしまった。
これは歴史に残る傑作だ!
152分と最近のハリウッド映画の中ではかなり長い時間なのだが、この映画の世界観を描き切るには納得せざろう得ない当然の時間に思える。
長年映画を観ていて来たが、これ程、時間を感じさせない映画は私も初めてだった。
「マトリックス」のような上っ面の精神世界を描いた映画ともまったく違うし、これまでの「バットマン」シリーズとも何もかもが違う。
何もかもが圧倒的なのだ。
圧倒的なストーリー、圧倒的な音楽、圧倒的な破壊、圧倒的なアクション、圧倒的なドラマ、圧倒的な悪、圧倒的な正義、圧倒的な信頼、圧倒的な愛、圧倒的な憎しみ、そして、圧倒的な漆黒の闇…。

こんな映画、いまだかって見た事が無い。

「バットマン」のアイコンのみに魅かれて行くと痛い目に合うし、アクションやハッピーエンドを期待しているとそんな浅はかな自分が虚しかったものとさえ感じさせられるかもしれない。
ただ、エンドロールを迎えた時に何か途轍もないモノを提示された現実に多くのの観客が呆然と立ち竦むであろう。
映画の全編に渡って映画音楽の鬼才ハンス・ジマーが「バットマン・ビギンズ」で書いたあの重いスコアのテーマ曲が、さらにバージョンアップし、闇のベールを纏わせる様に圧し掛かってくる。
実際、普段ならエンドロールが始まるとそそくさと立ち上がる人が多数いた筈なのに皆、椅子の上に縛り付けられているような異様な空気を感じた。
だから、エンドロールが終わるまで、ほとんどの人が立ち上がらなかった。

この映画で描かれる暗黒(ダーク)は現代社会の人間の闇そのものであるし、この映画で描かれる微かな希望もまた現代社会の人間の微かな希望そのものである。
ジョーカー、バットマン、そして後半登場するトゥー・フェイス、彼らは人間そのものであり、同じカードの裏と表でもある。
全ての人間の心の中にこの映画で象徴されるジョーカーは間違いなく存在する。
ヒース・レジャーはジョーカーを介し、人の心の闇を見せ付けててくれた。彼は何処かでこれから訪れる現実の死を感じていたのかもしれない。
正直、これを演技と言っていいのかさえ分からなくなってしまった。
演技者として今は亡き彼が賞レースに関わる事なんぞ、もうどうでもいい。
この映画で築かれた新らたな世界観は現実社会とイコールであったし、それは観る者の心を大きく揺さぶるモノであった。
この映画のラスト、暗黒の騎士「バットマン」はヒーローの地位を自ら捨て、「正義と希望」という最後の砦を守るために、何もかも捨て去り、孤独な暗黒の世界へと逃亡を始める。

それが、何を意味するのかは実際に映画館で感じて頂きたい。

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2008年7月 6日 (日)

日本映画史に残る群像劇! 映画「クライマーズ・ハイ」!

私は最初に横山秀夫・原作「クライマーズ・ハイ」の初版を発売されてすぐ読んだ。
すぐに読んだ理由は、「1985年日航ジャンボ御巣鷹山墜落事故」の数年前に長崎大水害を体験し、私個人の死生観に対する考えがが大きく変化した事と、この事故自体があまりにも途方もない出来事であったからだ。
それ以前から、「日航ジャンボ御巣鷹山墜落」に関する書籍は数多く貪り読んでいた。
その中でも・・・

朝日新聞社会部・「日航ジャンボ機墜落―朝日新聞の24時 」
http://www.amazon.co.jp/dp/402255441X/

著・吉岡忍「墜落の夏―日航123便事故全記録」
http://www.amazon.co.jp/dp/4103630019/

著・飯塚 訓「墜落遺体―御巣鷹山の日航機123便 」
  http://www.amazon.co.jp//dp/406209259X/

「茜雲 総集編―日航機御巣鷹山墜落事故遺族の二〇年」
http://www.amazon.co.jp/dp/4880239151/

…これらの書籍には大きく胸を打たれた。
(その他にトンデモ本の類の本が数冊あったが…)

私は、1985年8月12日のその日、お盆前で既に故郷に帰省していたが、バイトも休みで、実家で、ユルイ晩飯を食いながら、TBS系列「関口宏司会・クイズ100人に聞きました!」をダラダラと観ていた・・・。
その時、突然、あの理解不能な「ニュース速報」が流れた…。
その後、テレビとラジオが不確定な墜落現場を伝えるるのだが、それが、局によって、時間によって、変化した。
群馬、長野、埼玉・・・・また、長野、群馬・・・。
ジャンボが墜ちたのは間違いないのだが、深夜1時を過ぎても、墜落現場が何処なのかマス・メディアの流す情報は一行に定まらなかった。
米軍横田ベースも、航空管制も、多少の誤差はあるのだろうが、何故、現場が特定出来ないのかが不思議でならなかった。
落ち着かず、眠れず、NHKのTVとラジオをずっと聴いていた。
夜が明けて、ヘリから衝撃的な空撮映像が映し出される・・・赤い鶴のマークとジャンボの羽。周りは燻り煙を上げている。
あのジャンボの大きな機体はまさしく粉々になっていた・・・。
お盆の時期の帰省ラッシュ、524名と言われた、乗客、乗員はもうダメだろうと思った。例えようのない喪失感・・・。

悲しい事にPCの文字入力ソフト「IME」変換で「OSUTAKAYM」と打つと、あっさり「御巣鷹山」と変換されてしまう。
何事も無かったなのなら絶対に変換されない文字だ。

この原作はまずNHK・デジタル総合において土曜ドラマの枠内で二部構成で映像化された。
主演・佐藤浩一の傑作ドラマだった。
TVドラマという限られた規制の中でも「クライマーズ・ハイ」は心に届く傑作だった。

俺はこの作品を監督・原田眞人で制作するという話を知った時、『さらば映画の友よ インディアンサマー』(1979年) とかってコンチネンタル・サーカスと呼ばれた二輪世界GP250ccクラスの世界を姿を描いた『ウインディー』(1984年)を描いた天才肌と、クソ映画『ガンヘッド』(1989年)、傑作映画 『金融腐蝕列島〔呪縛〕』(1999年)、権力迎合主義映画『突入せよ! あさま山荘事件』(2002年)を制作した監督だけに、信頼出来る、それとも、まったく信頼出来ないのか・・・・。
題材が題材だけにどちらかというと不安の方が大きかった。
正直、NHK・デジタル総合ドラマ以上のものは期待していなかった・・・。
尚且つ、俺はこのブログでクソ映画「インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国」は観なくても、三谷幸喜・監督「ザ・マジック・アワー」は観ておいて損はないといった。

だが、いきなり間髪を置かず今年の夏公開の邦画でそれを上回る傑作が誕生した!
黒澤明「天国と地獄」、韓国の巨匠・ポン・ジュノ「殺人の追憶」…これらに匹敵する傑作の誕生!
映画「クライマーズ・ハイ」はこの夏公開される一番の傑作だ!
(2008年7月5日土曜日はイギリスのポリス・アクション・ムービーの傑作「ホット・ファズ」(欧州・全米は昨年大ヒット)も東京などは、同日やっとこ公開にこじ付けて是非、観て頂きたいのだが、この夏、どうしても、一本しか映画を観れないという方には是非、映画「クライマーズ・ハイ」を選択して頂きたい。)

この夏の公開映画は確かに豊作だ!
メジャータイトルだけでも既に全米公開済のエドワート・ノートン主演・脚本、監督 ルイ・リテリエ 「インクレディブル・ハルク」、ロバート・ダウニー・Jr 主演「アイアンマン」を筆頭に、のM・ナイトシャラマン監督「ハプニング」等々…それぞれ既に私が拝見させて頂いた映画だけでも見所は満載だ。
(何度も言うけど「インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国」はダメ。観る価値なしね。)

上記のハリウッド・メジャー映画と比較すると確かにこの邦画は辛いし、悲しい、虚しいし、この映画が見せてくれる世界は重過ぎる。(フィクションなのにフィクションでないという悲しさ。)
だが、ある種の青春の暴走と儚さを描いた・・・若松孝二監督の傑作・映画「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程」が精神世界の重さを表現しているのに対し、こちらは良い意味で分かり易くく創られている。
其処が手練れ監督・原田眞人の悪いところでもあり、良いところでもあるのだが…。
しかし、何と言おうと、日本に於いて、あの1985年8月12日からのあの時間を体験し、共有した人間ならばこの映画を観た誰もが自身の心に問い掛けを行う事になるであろう。

「人として極限の節目を迎えた時、一体、人は何を選択すべきなのか?」

共産主義的・社会主義的自己批判でもなく、資本主義社会の矛盾でもなく…。
人の命を最も重んじる道筋(社会 or 思想)とは一体何なのか…。
間違いなく、この映画はその問いに対し、喉元に刃物の切っ先を突きつけた映画であった。

横田ベース(横田基地)から飛び立った米軍はかなり早い時間に事故現場に到着し、夜間降下する準備まで出来ていたという。
これは米軍側と数少ない生存者の証言と一致するとも言われている。
映画ではこの辺りの政治的ニュアンスについては具体的に触れないが、当時の総理大臣・中曽根と福田の対立構図、事故3日後の戦後初の総理(中曽根)終戦記念日靖国参拝という間接的な出来事で、なにかしらの政治的背景があった事を映画の中でも匂わせている。
これは、日航ジャンボ御巣鷹山墜落の原因についてのスクープを群馬・北関東新聞の全権デスク・悠木和雅(堤真一)が抜くか抜かないかの判断を迫られた時、メディアの真実と良心に従うシーンに集約されている。
映画を観た方(観る方は)、ギリギリの時間まで原因追究を探る県警キャップ・佐山(堺雅人)と地域報道班・玉置千鶴子(尾野真千子)と全権デスク・悠木の遣り取りをしっかりと見据える事が出来ただろうか?

1985年8月12日から始まったあの悲しい記憶に僕らは今一度立ち向かわなくてはらない。
そうすると、今、起きている日本現代社会問題の象徴がこの事に集約されていた事に気付く筈だ。

この映画を観て、自分が生きている事、生かさせて頂いている事について考えてみて頂きたい。
また地方ローカル・メディアとマス・メディアの差異についても考えて頂きたい。
そして、何よりも、自分と家族、第三者の命について思いを馳せて頂きたい。

尚、この映画で日本映画界の名バイプレイヤーたちが凄まじい演技を見せている事を添えておく。
特筆すべきは、『でんでん』、『蛍雪次郎』、『遠藤憲一』この3人! 

その他…堺雅人 、堀部圭亮 、田口トモロヲ、マギー、皆川猿時、西田尚美 ・・・も本当に素晴らしい!
日航ジャンボ墜落から始まる群馬・北関東新聞(もちろん架空の新聞社であるが、原作を読まれた方は納得が行く筈)の緊迫した群像劇にはクギ付けになる筈だ。
主演の堤真一については敢えて触れないでおく。まぁ、見て下さい。
それと私が大嫌いな河瀬直美・監督作品『殯の森』で主演した…尾野真千子の何とも魅力的な事!(『殯の森』の無意味なヌードで勃起する間抜けな男どもよ。この映画のツンデレな彼女の色香にに起て!)

逆にかなり残念なのが大御所・山崎務の使い方(使われ方)・・・なんで、あんな素晴らしい役者さんを伊丹映画の延長のようなキャラに据えるのか。
(誤解しないで頂きたい。伊丹映画での大御所のキャラ作りが悪いと言っているのではない。あのキャラを引き出したのは伊丹監督だけで結構!とういう意味だ。)
滅茶苦茶上手いいだけに、余計に目触りなのだ。だから彼の出演シーンだけリアリティが欠如してしまう。

ちなみにイメージソングとなっている大げさな『元ちとせ』の歌う「蛍星」は劇中にもエンドロールにも流れない。
その代りに、絶妙のタイミングで入る『ナット・キング・コール』の歌う名曲「モナリザ」は必聴!
唐突なので、何でこのシーンに「モナリザ」?・・・と思うのだが、尾野真千子が現われて全ての意味を理解する。

膨大なカット、素晴らしい編集、過去の中に埋め込まれる現在・・・ドラマと圧巻の映像に圧倒される!
そして、この事故(事件?)がまだ何も終わっていないという現実。

無駄なCGや煩わしい音楽が無くとも、ここまでシリアスなテイストのドラマをまだ描く事の出来る日本映画の底力を五感で感ぜよ!
観るべし!

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2008年6月13日 (金)

今のあなたの命の重さはどれくらいですか?「秋葉原歩行者天国無差別殺傷事件」について思慮する。この事件には間違いなく私にも責任がある。

2008年6月8日日曜日の午後、東京・秋葉原の歩行者天国は地獄絵図と化した。

加藤智大(ともひろ)容疑者(25)が引き起こしたこの事件で、7名の方の命が奪われてしまい、10名の方が負傷された。

私はその日、家族とテレビを見ていた。
読売テレビ「たかじんのそこまで言って委員会」・・・
その日の「たかじんのそこまで言って委員会」では小林多喜二・著「蟹工船」が再び売れ始めており、現代社会のワーキングプアの若者たちが今の自身の境遇に置き換えて考え、共感を得始めているのではないかという事に関する討論が番組内で行われていた。
テレビ画面に「ニュース速報」のテロップが流れたタイミングがその討論の最中だったかどうかはよく覚えていないのだが、「ニュース速報」を見てすぐ、チャンネルをザッピングした。
しかし、NHKは呑気にエコ番組を続けているし、他のチャンネルも、同様、番組編成を変える事もなく、呑気な番組を垂れ流し続けている。
確かに各メディアもまだ事件の細かい背景は掴めていない時間ではあろう、それに翌日月曜日9日の新聞休刊を控え新聞社各社の動きも鈍い事は想像はついた。
しかし、日本の首都・東京、それも今、色んな意味で世界から注目されている秋葉原の日曜日の歩行者天国で、途轍もない凄惨な事件が発生しているのだ。
日本テレビ系列の関連会社社員のカメラマが、後に大スクープとなる犯人確保時の映像を撮っていたのに「たかじんのそこまで言って委員会」が終わったあとも、日テレ系列はどうでもいいようなお笑いエコ番組を垂れ流し続けている。
NHKもエコ特番優先、午後3時の定時ニュースを若干延長し、凄惨な現場のニュース映像を報じた。このまま緊急報道に切り換えるのかと思ったら、ニュースはすぐに終わり、再びこちらもどうでもいいエコ特番に戻った直後だった・・・
「Perfume」がステージに登場し、NHK環境・リサイクルキャンペーンソング「ポリリズム」を歌い始める・・・

「・・・くり返す、いつかみたいな・・・あの光景が、甦るの・・・」

上記の歌詞が聞こえた時、つい数分前に流れた凄惨な事件現場の映像とともに、まだ半分も終わっていない2008年に発生した数々の凄惨な事件の現場映像が思い浮かぶ・・・。

別に「Perfume」に罪はないが、ナントいう間の悪さだ。
この間の悪さは、この国自体の「体たらくと間の悪さ」そのものを象徴しているかのようであった。
この時、既にネット上の様々な掲示板やサイト、動画サイトをチェックすると、まだマスメディアが報じていない詳細な現場の情報が次々にアップされる。
事件発生から既に4日間が経過したが(2008年6月18日現在)、常にネットの方が先行し、マスメディアをそれを後追いするように今回の事件は報道が進行している。

4日間経過して、事件の背景の全貌が明らかになった訳ではないかが、今、私は下記のような気持になっている。

「私自身、業種は違えど、間違いなく、このような犯人を生み出した現代社会の歪んだ土壌を作っていく過程に身を置いた時期があった。その事を思うと、ひとりの人間として、このような事件を齎してしまった責任が自分にも間違いなくある。」

今回の事件の犯行に至るまでの経緯として、その背景には犯人本人のこれまでの生活環境や資質以外に、大きなトリガーとして、現代日本社会の抱える大きな闇の部分である派遣社員の雇用問題というのが間違いなく存在している。

加藤智大(ともひろ)容疑者が事件を引き起こしたのは「会社のせい、社会のせい、親のせい」と自供している事に関し、反省もせず、責任転嫁し、問題をすり替えるな・・・と多くの方々がお怒りを感じられるのは当然だとは思う。
しかし、今まで同じように、彼一人を断罪にして、切り捨てていのだろうかという大きな戸惑いを私は感じている。
もちろん最優先されるべきは被害者の方々(直接の被害者、ご遺族、並びにあの日あの現場で大きく心を傷つけられた方々も含む)のフォローである。
その上で、犯人が凶行に至るまでの経緯を警察だけでなく、社会全体で考えなければ、もうこのような事件への歯止めが利かないのではないかと感じるのだ。
今こそ、犯人の言葉に社会がもっと向かい合う必要があるのではないか。

私は、犯人が務めていたような製造業ではないが、80年代半ば、ある企業の正社員として採用され、まず、その中で仕事を行い派遣社員の現実を知る。
まったく同じ仕事と苦労をしているのに正社員と派遣社員の待遇はまったく違う。
これは公務員のキャリアとノンキャリの関係以上の差があると言ってもよいだろう。
公務員ならノンキャリでも賃金はある程度保証されているし、契約期間に縛られる事もない。でも、一般企業の派遣社員は本当に明日どうなるかなんて分からない。
それでも、まだ80年代は正社員も派遣社員も一緒に仕事をしている仲間意識も強く、会社は違えど、人材を育てて行くという人間的なフォローが出来る雰囲気は残っていた。

それが、いつの間にか能力実力主義、利潤追求主義、コスト重視主義に日本社会は大きく変わっていく。
企業側も派遣会社の教育は派遣会社自身でやってくれ、そして、安い単価で文句も言わず使える人間を送ってくれ・・・・こんな雰囲気にどんどん変わっていった。
私自身、90年代後半、大学を卒業して十数年務めた会社から転職し、同じ業種の別の会社の正社員になった。
私が別の会社で正社員になれたのも、最初の会社で正社員としていられた履歴のお陰というのが現実だったと思う。
もし、私がその十数年を派遣社員として働き続けていたなら、同じ仕事をやっていても、決してその会社に正社員として採用される事はなかったであろう。
そこで私は技術的な職務と同時にマネージャーとして数多くの派遣社員を管理する立場の職務に携わった。
様々な派遣会社から派遣されて来る人材を面接し、適切と思われる実動部門に配置する。
実動部門の正社員が「あいつは使えない」と言ってくれば、それらの人材は切る捨てるか、首を挿げ替る。
会社の人事部門は一切関わらず、自分の技術的な職務の合間に、日々、そんなドラスティックな仕事をこなしていく。
自分のの感情を押し殺さなければ出来ない仕事だった。
しかし、次第にある事に気付く、自分が切り捨てる筈の人々の多くが、その時点で既に大きな精神的ダメージを受けているのだ。
それはどちらかというと仕事の出来不出来の問題よりも、人間関係に疲弊したという感じなのだ。周りを諦め、自分を諦めている。
我々会社側の人間に抵抗するような気力さえ失っているのがほとんどだ。
彼らの受けているダメージは徐々に彼らに接する私にも蓄積していった。
そんな私を会社側は甘いといった。
傍目には誰もがうらやむような会社の正社員、給料もそりなりに頂戴出来る。しかし、正直、自分にこんな仕事がいつまで続けられるのだろうと思っていた。

私が過去にこのような雇用形態の制度に加担して、それらの制度を推し進めていった中に自分が居たという事実は変えようがない。

その後、派遣社員という制度は折からの規制緩和政策の中、本来、雇用形態を守り、もっと安全や安定性を確保しなくてはならなかった製造業にまで、認める形になってしまった。

そんな私も、家庭の事情で東京を離れざろう得なくなり、帰郷した。
帰郷した地方都市は東京のような煌びやかさはなく、酷く疲弊していた。
運よく地元企業の正社員になれたものの、その企業はほんの数年で倒産してしまった。
その後、なんとかこれまでの経験を生かして、食い繋いでいるものの、今や私もいつ切り捨てられてもおかしくない立場に追いやられてしまった。
因果応報なのかもしれない。だが、家族がいる限り耐え忍ぶしかない。

物も人も使い捨て、そうやってワーキングプアを生んで、自分たちで自分たちの首を真綿で絞め続けて来た。
今や、その真綿で、自分たちの首が千切れてしまうところまで来てしまっている。
自分を殺すだけでは済まず、他者を巻き込んでも構わないという考えを持ってしまう人間まで生んでしまった。

歩行者天国を規制しようが、ナイフを規制しようが、ネットを規制しようが、もうどうにもならないところまで来てしまった。

「今、あなたの「命の重さ」はどれくらいですか?」

時代や社会がこんな事になってしまい、自分の「命の重さ」を忘れてしまっているのが増えて来ているのではないか?
時代や社会に切り捨てられた人々は、自身の「命の重さ」さえ徐々に失っていくように感じてしまっているのではないか?
そうなってしまうと「人の命は地球より重い」と言われても、そんな言葉は虚しく響くだけで、自身の「命の価値」さえ見失っていく・・・。
そして、家族や周辺の人々の関係が希薄になればなるだけ、より内省的になり、自分自身を追い込んで行く。

それでも多くの人々は沸点スレスレのところで耐え凌いで、なんとか生き続けようともがく。

だが、その沸点を越えてしまった人間が既に幾人も現われてしまった。
沸点に至る過程で、徐々に自分の「命」など取るに足りない「軽いモノ」なのだと思い込んでしまう。
最悪、自殺という選択肢を選ぶ人もいる。もっと、最悪なのは、悪夢のような思い込みの「命の軽さ」。それが自分だけでなく他の人々の「命」まで軽んじてしまう。
他人の「命の重さ」など想像すら出来なくなってしまう。
そして、予想だにしない「何か」がトリガーとなって暴発してしまう。

今回の事件で唯一の救いであった筈の、あの死傷者の方々の命を救おうと懸命に努力された市井の勇気ある人々・・・
なんと17名の死傷者の中にB型肝炎の方がいらして、市井の勇気ある人々にまでB型肝炎が感染する恐れがあるという、信じられない事態にまで陥ってしまった。
死傷者の方がどうやってB型肝炎に感染したかは分からないが、もし、その方が薬害での感染で今まで気付かずにいたとしたら・・・何とおぞましい事であろう。
この国の残り少ない善意までも消してしまう、悪魔のような連鎖でない事をただ祈るばかりだ。

この事件は今の日本という国家の縮図・・・。
あの犯人を断罪で切り捨てるだけでは、もう、何も解決しない。
我々、誰もが今回の事件の被害者に成り得たし、また、同時に間接的な加害者になっているかもしれないという事を忘れてはならいと思う。
もう、他人事ではない。
私たちは立ち止まり、本当に何もかも一からやり直す気持ちで全ての事に取り掛からないと、また取り返しのつかない事を引き起こす人間を生み出してしまうだろう。

最後に・・・
加藤智大(ともひろ)容疑者は携帯サイトの掲示板というごく限られた世界で、アラートを出し続けていたの皆さんご存じの通りだが・・・。
「【友達できない】不細工に人権無し【彼女できない】」・・・というタイトルで下記リンクの携帯サイト(PCからはアクセス不可)に2008年5月19日18:54から書き込みを開始し、事件直前の2008年6月8日12:10まで書き込みを行っていた。

http://megaview.jp/topic.php?&v=774218&vs=0&t=23930196&ts=0&m=n&lmx=3000

全文ではないが、犯人が事件を起こす3日前の2008年6月5日から事件直前までの書き込みだけでも読んで頂きたい。
自己中心的ではあるが、どこかで人と繋がりを持ちたいという気持ちも垣間見れる。多くの人とすれ違っているのに、圧倒的な孤独。
たったひとりでこんな虚しい文章を残し、7名もの「大切な命」を奪ってしまった犯人に怒りを覚えるであろう。
それでもこれを知る事はこのような事件を二度と起こさないようにするために、絶対に必要であると私は思う。

06/05 12:05
「誰でもよかった」
なんかわかる気がする

06/05 12:07
バイクか
欲しいけど買えないもんな

06/05 12:32
東京の道路って面倒くさい

06/05 12:33
トラックで行くのは無謀かもしれん

06/06 01:44
あ、住所不定無職になったのか
ますます絶望的だ

06/06 02:48
やりたいこと…殺人
夢…ワイドショー独占

06/06 02:54
工場で大暴れした
被害が人とか商品じゃなくてよかったね

06/06 02:55
それでも、人が足りないから来いと電話がくる
俺が必要だから、じゃなくて、人が足りないから
誰が行くかよ

06/06 02:55
誰でもできる簡単な仕事だよ

06/06 03:00
また別の派遣でどっかの工場に行ったって、半年もすればまたこうなるのは明らか

06/06 03:04
あ、もしかしてこのスレとかも晒されるのかしら

06/06 03:05
ブログとか当たり前のように晒される時代だし

06/06 03:07
仕事に行けっていうなら行ってやる
流れてくる商品全部破壊してやる

06/06 03:09
彼女がいれば、仕事を辞めることも、車を無くすことも、夜逃げすることも、携帯依存になることもな
かった
希望がある奴にはわかるまい

06/06 03:10
で、また俺は人のせいにしてると言われるのか

06/06 03:10
悪いのは全部俺

06/06 03:10
いつも悪いのは全部俺

06/06 03:11
いつも悪いのは全部俺だけ

06/06 03:11
別にいいけど
実際全部俺が悪いんだろうし

06/06 05:04
出勤時間になると目がさめてしまう
もう行かないんだから寝かせてくれ

06/06 05:07
下っ腹がきゅーきゅーいってる

06/06 05:53
電話うぜえ
なんかあったらこっちからかけるっつーの

06/06 05:54
とりあえず、マナーにすれば鳴らないか

06/06 06:04
会社に持たされてり携帯電話だから、電話代も関係ないんだろうし

06/06 06:17
自腹の携帯なら取って放置してやるのに

06/06 06:24
2ちゃんねる、書こうとしたらエラーだし
肝心な時に使えないのね

06/06 06:41
とりあえず出発しよう

06/06 07:06
飛び込み自殺で東海道線がとまりました
何もかもが私の邪魔をします

06/06 07:08
旅慣れた私には大した障害ではない

06/06 07:15
どうにか新幹線駅まで行ければ

06/06 07:55
動きやしない

06/06 07:59
タクシーのが早かったかも

06/06 08:10
三島まで出れた

06/06 08:15
0826のこだまに乗れる
名古屋に1016着予定で、乗り換え5分でひかりに

06/06 08:23
平日の昼間からふらふらしてる俺ってなんなんだろね

06/06 08:32
静岡って横に長すぎ

06/06 08:58
静岡でひかりに乗り換えればよかったかも
結局名古屋で乗り換えだけど、乗り換えに余裕ができた

06/06 09:11
まだ一時間以上あるよ
各停の新幹線ってだるい

06/06 09:18
何回抜かれたかわからん

06/06 09:28
乗り換えを試みてみる
名古屋を通過する新幹線は無いだろ

06/06 09:37
降り損ねたら岡山まで行ってしまう
これはまずい

06/06 09:46
こっちまで電車で来たのは、トヨタの期間工に応募して落ちたとき以来だ

06/06 09:49
独り旅なんかしてるのは俺だけだろうな

06/06 10:07
やっと名古屋
余裕で乗り換えできる
トイレも行ける

06/06 10:14
新幹線ホームってトイレ無いんだ
ひどい

06/06 10:18
暑い
ジャケット要らなかったな

06/06 10:31
岐阜羽島とか、誰も乗り降りしないだろ
無駄な駅だな

06/06 10:32
3番ホームとか線路錆びてるし

06/06 10:35
名古屋からはすぐなんだね
米原で乗り換えだ

06/06 10:37
長良川超えた
堤防でいちゃついてるカップル、流されて死ねばいいのに

06/06 10:40
関ヶ原を一瞬で通過
よくわからなかった

06/06 10:47
琵琶湖だ琵琶湖

06/06 10:57
特急、コンセントついてるなら充電器もってくればよかった

06/06 11:01
新幹線降りたら、特急が遅く感じる

06/06 11:01
福井に向かってみる

06/06 11:04
移動してるからかな
あっというまに電池がなくなる

06/06 11:14
買い物
通販だと遅いから福井まででてきた

06/06 11:42
やばい田舎を走ってるんだが

06/06 11:46
雨だ
予定外
予報、見ればよかった

06/06 13:09
買い物終了
たったこれだけのために往復2万とか、バカじゃないですよ

06/06 13:25
一人で回転寿司
おいしいよ

06/06 13:37
さて、帰ろう

06/06 13:48
タクシーが居ない

06/06 14:10
車持ってない奴は来んなってことかよ

06/06 14:39
店員さん、いい人だった

06/06 14:42
人間と話すのって、いいね

06/06 14:43
タクシーのおっちゃんともお話した

06/06 15:32
米原で乗り換え
1500キロくらい移動してるのかな

06/06 15:52
ナウシカに間に合うかしら

06/06 15:58
上下線同時発車とか、かっこいいじゃないか

06/06 16:10
だから岐阜とか止まらんでいいから
京都まで行ってのぞみに乗ればよかった

06/06 16:53
在来線でいうとこの快速なのかな
それなりに速いや

06/06 17:01
浜名湖だ浜名湖

06/06 17:06
こだまは抜くけどのぞみに抜かれるのな

06/06 17:59
三島ついた

06/06 19:27
またコンビニか

06/06 19:27
帰ってくると現実に引き戻される気がして嫌だ

06/06 20:30
うん
長旅だった

06/06 20:49
ナイフを5本買ってきました

06/06 20:51
とりあえず、投げてみよう

06/06 21:02
こんなもんか

06/07 02:13
喉がいたい

06/07 06:37
さあ出かけよう

06/07 06:43
今日は電車がとまりませんように

06/07 06:51
忘れ物
肝心なものを忘れるとこだた

06/07 07:21
今日は荷物が重いからしんどい

06/07 08:01
この駅に、もう何回来ただろう

06/07 08:03
今日は秋葉原
お金をつくりに行く

06/07 08:07
最低6万円は欲しいな

06/07 08:22
特急が止まる駅を快速が通過していく不思議

06/07 09:14
隣の椅子が開いてるのに座らなかった女の人が、2つ隣が開いたら座った
さすが、嫌われ者の俺だ

06/07 09:19
そういうことされると、殺したくなる

06/07 09:23
離れたとこに行って立ってる
そこまでして避けるのかよ

06/07 09:34
快速に乗り換えようかと思ったけど、混みすぎ

06/07 09:35
普通で座ってる方がいい

06/07 09:35
どうせ俺のまわりには誰もこないし、快適

06/07 09:53
大船から乗り換えれば速いのかしら
わからん

06/07 09:56
川崎で乗り換えればいいのか
不細工な俺には、こんな乗り換えは難しいすぎる

06/07 10:00
また充電器忘れた

06/07 10:10
横浜
なんでこんなに人がいるの

06/07 10:45
秋葉原ついた

06/07 11:14
買取32000は舐めてるだろ

06/07 11:34
最低70000だ

06/07 11:41
定価より高く売れるソフトもあった
さすが秋葉原

06/07 12:15
50000はないだろ

06/07 13:14
レンタカーに空きがなかった
トラックじゃ仕方ないかも

06/07 13:16
車が無いとお話にならないんだが

06/07 13:23
あまり軽いのだと困るし

06/07 13:43
さあ帰ろう
電車に乗るのもこれが最後だ

06/07 13:50
直接行ってみよう
大きいのが無かったら普通のでいいや
できれば4tが良かったんだけど

06/07 14:07
祭りでもあるのか、あったのか
浮かれた奴らがいっぱいだ

06/07 14:34
小田原に着いた
寝てる間に車内販売が行ってしまった

06/07 15:35
大きい車を借りるにはクレジットカードが要るようです
どうせ俺は社会的信用無しですよ

06/07 16:01
小さいころから「いい子」を演じさせられてたし、騙すのには慣れてる
悪いね、店員さん

06/07 16:03
無事借りれた
準備完了だ

06/07 16:04
何かしようと思ったけど、なにもしたくないや

06/07 16:36
久しぶりにゲーセン来た
半年以上きてなかったかな

06/07 16:36
つまんないや

06/07 18:02
頭痛が痛い

06/07 18:03
致命的に痛い

06/07 18:04
とりあえず、収まってるうちに帰る

06/07 18:06
走ったら痛い

06/07 19:11
無事帰れた

06/07 19:36
「死ぬ気になればなんでもできるだろ」
死ぬ気にならなくてもなんでもできちゃう人のセリフですね

06/07 20:34
もっと高揚するかと思ったら、意外に冷静な自分にびっくりしてる

06/07 20:53
体調が悪いのが気がかり

06/07 20:53
中止はしない、したくない

06/07 21:10
呼吸するたびに頭が痛む

06/08 02:59
お前たちの力は借りない

06/08 03:01
くだらん輩が多い

06/08 05:21
秋葉原で人を殺します
車でつっこんで、車が使えなくなったらナイフを使います
みんなさようなら

06/08 05:21
ねむい

06/08 05:34
頭痛が治らなかった

06/08 05:35
しかも、予報が雨
最悪

06/08 05:44
途中で捕まるのが一番しょぼいパターンかな

06/08 06:00
俺が騙されてるんじゃない
俺が騙してるのか

06/08 06:02
いい人を演じるのには慣れてる
みんな簡単に騙される

06/08 06:03
大人には評判の良い子だった
大人には

06/08 06:03
友達は、できないよね

06/08 06:04
ほんの数人、こんな俺に長いことつきあってくれてた奴らがいる

06/08 06:05
全員一斉送信でメールをくれる
そのメンバーの中にまだ入っていることが少し嬉しかった

06/08 06:10
使う予定の道路が封鎖中とか
やっぱり、全てが俺の邪魔をする

06/08 06:31
時間だ
出かけよう

06/08 06:39
頭痛との闘いになりそうだ

06/08 06:49
雨とも

06/08 06:50
時間とも

06/08 06:53
(筆者注:(^ロ^)の顔絵文字と親指を下に向けた絵文字が記載されている)

06/08 07:12
一本早い電車に乗れてしまった

06/08 07:16
18げと

06/08 07:24
30分余ってるぜ

06/08 07:30
これは酷い雨
全部完璧に準備したのに

06/08 07:47
まあいいや
規模が小さくても、雨天決行

06/08 09:41
晴れればいいな

06/08 09:48
神奈川入って休憩
いまのとこ順調かな

06/08 10:53
酷い渋滞
時間までに着くかしら

06/08 11:07
渋谷ひどい

06/08 11:17
こっちは晴れてるね

06/08 11:45
秋葉原ついた

06/08 11:45
今日は歩行者天国の日だよね?

06/08 12:10
時間です

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2008年6月 9日 (月)

三谷幸喜監督作品・映画「ザ・マジック・アワー」と水谷豊主演・和泉聖治監督作品「相棒 -劇場版- 絶体絶命! 42.195km 東京ビッグシティマラソン」で感じた日本映画の本当の面白さ!

ここのところ、数字で示されるようにここのとこと興行的には日本映画は洋画を上回り確かに好調だった。
しかし、質的には「恋空」を筆頭にカスみたいな大人が観るに堪えない映画ばかりだった。
たまにミニシアター系で公開される映画で面白い作品があっても、シネコンによって潰された地方の映画事情では大枚払って大都市部のミニシアターに行くか、DVDの発売を待つしかないのが現実だ。
地方の田舎都市は邦画も洋画も映画の選択肢が必然的に限られ、面白い映画に出会あう確率は圧倒的に低くなる。

今はそのシネコンさえ地方の田舎都市は閑散とし始めている。
特に私の地元長崎では10代、20代の若い世代は映画館に足を運ばないようになってきているし、30代、40代、50代の家庭を持つ人々も、日々の生活に追われ、年に1度、映画館に足を運ぶかどうかだ。
逆に目立つのは中年女性のグループとちょっと余裕のある感じのシルバー世代のご夫婦だ。
そんな状況なので本年日本映画のビックタイトルになるであろう三谷幸喜監督作品・映画「ザ・マジック・アワー」公開初日でも、劇場が満杯になる事はない。
土曜日のお昼の上映時間帯なのに50%~60%の入りだった。(それでも通常よりは遥かに多い観客数なのだが。)

ただいつもと違っていたのは、子供からお年寄りまで多くの世代の方々足を運んでいた事だった。
映画館は半数程度の入りなのだが、久し振りに笑いに満ちていた。
子供の笑い声、若い人々の笑い声、我々中年世代の笑い声、お年寄りの笑い声、男女の区別もない、みんなが笑っていた。

それは、映画のマジックをみんなが心から堪能している本当に素敵な時間と空間だった。

陽気な天才(by 滝川クリステル)こと三谷幸喜監督作品・映画「ザ・マジック・アワー」・・・・間違いなく日本映画史に残る傑作です!

いつもこのブログでは完全ネタバレをしておりますが、今回だけはそんな無粋な事は致しません。
どうせすぐにDVD(もしくはブルーレイディスク)が出るから待とうなんて事、絶対に思わないで下さい!

一生の思い出になる映画です。
エンターテイメントとしての映画といったものがどういうものなのか、その全て詰め込まれている奇跡のような映画です。

是非、映画館に足を運んで、この映画で笑って、右往左往する人間の悲喜にこもごもに感動し、映画館でしか味わえない周りの方々と共有出来る映画のマジックを心底堪能して下さい。

私はこの映画のワンシーンで大きなスクリーンに映る市川菎監督役の市川菎監督の最後のお姿を観て自然に涙がポロポロと流れて来ました。
また、この映画のエンドロールで添えられた素晴らしい言葉・・・

「市川菎監督の思い出に」

・・・「捧ぐ」ではなく「思い出に」という言葉を使った意味。
それは、あのサービス精神旺盛な三谷幸喜という人物が、実は多くの偉大な先人たちに敬意を払い、感謝の気持ちをもって映画を作らさせして頂いていますよという本心が垣間見れた瞬間でした。
エンドロールでその文字が表示された時、また自然に涙がポロポロと流れて来ました。
「監督・三谷幸喜」のクレジットの文字ももエンドロールの制作スタッフに紛れてさりげなく出される。その謙虚さもいい。
みなさん、この人の吐く「嘘」は信じて間違いないです!

あれ、いつの間にかこのブログではほとんどないデスマス調になっているが、まぁいいです。
たまには優しい気持ちで語りましょう。

この映画の主演である佐藤浩一という役者、これまでも確かに魅力的な役者でした。
しかし、いつもどこかちょっと斜に構えた演技は、三國連太郎という偉大な父への負い目が感じられました。
しかし、この映画で彼は偉大な演技者としての父を超えました。(その片鱗は三谷幸喜の前作「有頂天ホテル」で垣間見れておりましたが。)
この映画の主役を演じていく過程で、彼は父の影など拭い去り、役者として何かが弾けた瞬間を間違いなく感じたに違いないでしょう。
そういった事を想起させる程、素晴らしい演技でした。他の役者の方々もベストパフォーマンスでした。

貴重な限られた時間を「インディー・ジョーンズ クリスタルスカルの王国」に割こうと思われている方、その貴重な時間は「ザ・マジック・アワー」に割くべきです。
「インディー・ジョーンズ クリスタルスカルの王国」は観ても観なくてもどうでもいい映画です。
しかし、「ザ・マジック・アワー」はあなたの人生に素敵なエッセンスを必ずや齎してくれる観ておくべき映画です。
尖った心や傷ついた心はこの映画を観ることで癒されるでしょう。
ただ面白かった・・・ではなく、心に染みて感じた何かをずっと大切にしていこうと思う不思議な力を与えてくれる映画なのです。

全ての出演者、この映画の制作にかかわった方々、そして映画館という場所で、同じ空間と時間を共有させて頂いた方々に、本当に感謝の念をこめて申し上げたい。

「”マジック・アワー”を届けてくれて、そして、一緒に感じてくれて、本当にありがとう!」

そして、もう一本・・・
水谷豊主演・和泉聖治監督作品「相棒 -劇場版- 絶体絶命! 42.195km 東京ビッグシティマラソン」
出来ればもっと早く観に行きたかった作品なのですが、中々、時間が合わず、これまで見逃していました。
「ザ・マジック・アワー」を観に行った前日の金曜日、ちょうど仕事の空き時間と、上映時間が一致したのでやっと観に行く事が出来ました。

私は敬愛する優作さん(松田優作)のTVドラマと映画、そして、優作さんの無二の親友であった豊さん(水谷豊)TVドラマと映画で育った世代です。
役者さんの中でも、このお二人は私にとっては特別な人でした。

私は在京中の80年代お亡くなりになる数年前に、幸いにも憧れの優作さんとは友人を通じて、ある役者さんのご自宅で開かれた宴席で二度お目に掛る事が出来て、お話もさせて頂きました。
それは私の人生の宝になっており、賜ったお言葉は今も心の奥にしまっております。
私がお会いした優作さんは当時のみんなが持っていたイメージ。ギラギラ・オーラの怖い方ではありませんでした。
そのオーラは静かな佇まい、だが、何か達観した感じで、研ぎ澄まされた五感に圧倒され、安直に近づく事は許されない。そんな雰囲気。
後に、似た空気を感じる人物が唯一いた。日本武道館で2度、東京ドームで3度、実際、生で見たあのヒクソン・グレイシー。

優作さんは、優しく、ゆったりと話し掛けて下さった。話しかけると何かユリカゴに包まれるような感じになった。それでいて発せられる言葉はシンプルで途方もなく濃密。
これには、正直参りました。私も全身全霊を集中して、言葉を返さなければなりませんでした。
優作さんの事は怖いとは思いませんでしたが、話し終わった後、もうヘトヘト。
お会いした二度の会話の時間を合しても多分、20分から30分程度だと思う。
そして二度目の方がより疲労度が高かったのを覚えています。
これまでの私の人生、またこれからの人生でも、人と話するのに、あれ程、真剣に、あれ程、疲れると言う事はもう二度とないでしょう。
それ故、映画界で優作さんと一緒に仕事されている方々は本当に大変だろうなと言う事は想像出来ました。
しかし、私自身、辛い時、優作さんから賜ったそのお言葉を思い出し、何度、救われたことか。
優作さんがリドリー・スコットとマイケル・ダグラスのオーディションを乗り越え、ハリウッドに行く事が決まったと友人から聞いた時、優作さんなら間違いなくハリウッドを席巻する。
アジア人としてはブルース・リーを超える衝撃を与えうる存在になるとも信じていました。

優作さんが亡くなってすぐ、友人から連絡があり、友人からは優作さんのご自宅に通夜に行くから、お前も一緒に来いと誘われましたが、私は断りました。
今も然程変わった訳ではありませんが、真剣に生きてきたとは言えない自分のこれまでの人生ではとてもそんな席に対峙出来る勇気はありませんでした。
お葬式には伺いましたが、あくまでも、いちファンとして、末席からご挨拶させて頂くのがせいぜいでした。
その時、頭に浮かんだのがなぜか豊さん(水谷豊)の事でした。
豊さんが、優作さんが心を許されている数少ない友人である事は、友人や友人がお世話になっている役者さんたちのお話で既に知っておりました。
あの二人にはあの二人にしか共有出来ない何かが存在している。近過ぎず、離れ過ぎず、二人だけにしか分からない距離感でお互いを信頼している。
私は豊さんはお葬式にいらしているのかな? 優作さんが亡くなった事を豊さんは今どう感じられているのだろう?
豊さんとはお会いした事もお話をしたことも一度もありません。それなのに、豊さんの事を考えていました。が

当時、既にTVドラマを中心に活動されていた豊さんの事を、TVの枠だけに収まるような方ではないのに、何故、豊さんは映画に出ないんだよ?
70年代、80年代前半、あれだけ光り輝いていたのに。優作さんが居なくなった今こそ豊さん、何とかしてよ。
豊さんはちゃーんとTVドラマというものをしっかり見据えて、お仕事をされていたのに、映画マンセーの私には自分勝手に意味無く不本意な気持ちになっていました。
だから、90年代から21世紀になっても、映画に出ないでTVドラマでお茶を濁してなにやってるんだよ。
ただそう思うだけで豊さんのTVの仕事はほとんど観ずにスルーしていました。
だからテレビ朝日の「相棒」に関しても、組織としての警察ドラマなんて「踊る大捜査線」の二番煎じじゃん。そんなのつまんねーよ。
それは、ただの食わず嫌いで、本当は全然そんな事なかったのですが。

「相棒」が映画されると知って、優作さんが可愛がっていた石橋凌が裁判官役で出演していた第6シーズンの再終話2時間スペシャル「黙示録」を観ました。
文句なしに面白かった。
裁判員制度を見据え、櫻井武晴のシナリオも素晴らしかったし、経験豊富な監督・和泉聖治のメリハリある演出も際立っていた。
しかし、何よりも、豊さん演じる杉下右京のキャラ作り。やっぱり凄かった。
BS朝日やテレ朝系列の地元民放でやってる再放送を録画して、空いた時間に観ましたよ。
また、面白そうなエピソードをネットで調べて、DVDレンタルして観ましたよ。本当にただの食わず嫌いでした。
そして、豊さんがなんと1983年の「逃れの街」以来、25年振りにスクリーンに戻って来る!
「インディ」よりも遥かに待たせるなんて、まったく豊さん! 罪だよー!

「踊る大捜査線」シリーズがスピンオフで右往左往するうちに、「相棒」は着実にシリーズを積み重ねていたんですね。(「相棒」もスピンオフあるんですよねー。それに、シリーズの中で欠番エピソードまであるんですね。)
映画「相棒 -劇場版- 絶体絶命! 42.195km 東京ビッグシティマラソン」は・・・
よく練られた戸田山雅司のシナリオと監督・和泉聖治のドラマの演出バランスがTVドラマの枠を超えて、日本映画では久々に本当の意味での映画ならではのスケール感が表現されていたと感じました。
序盤から後半までチェスと連動しながら事件が動いていく、その事件の要因となった国家が絡む社会派サイドストーリーが犯人へと結びついてからの展開も、ある程度先読みが出来てもあざとさがないので素直に楽しめる。
逆にその観客の先読みする心理を巧く利用し、まるでパズルのピースがピタッと合うような心地よい感覚を味あわせてくれる。
その上で繰り広げられた豊さんと西田敏行の演技対決はもう至宝の域でしたね。

翌日観た「ザ・マジック・アワー」で見せてくれた西田敏行とはまったく対照的で、ほんとに素晴らしい役者さんです。
(NHK朝の連ドラ「瞳」のヒロインのおじいちゃん役、毎週金曜日の夜は「探偵!ナイトスクープ」局長、それに「釣りバカ」ハマちゃん・・・等々、いつまでも最前線で頑張って頂きたい役者さんです。)

映画「ザ・マジック・アワー」と映画「相棒 -劇場版- 絶体絶命! 42.195km 東京ビッグシティマラソン」・・・
映画としての嗜好はまったく違う作品ですが、日本映画の底力と脈々と受け継がれる努力する才能を見せ付けてくれるという意味では共通するものを感じます。
今となっては叶わなぬ夢ですが、脚本&監督・三谷幸喜、主演・松田優作&水谷豊のアクション・コメディ・バディ・ムービーを観てみたかった。
日本映画界すべて安泰と言う訳ではないですし、短絡的な危うさがもてはやされる風潮も止まないですが、世代や性別を超えて楽しめる良質のエンタテイメント映画を守って行く事に自分なりに貢献できればと思うのです。

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2008年6月 3日 (火)

とうとう大風呂敷おバカファンタジー映画になっちゃった。映画「インディー・ジョーンズ クリスタルスカルの王国」の惨憺たる悲劇。(完全徹底ネタバレあり!)

映画「インディー・ジョーンズ クリスタルスカルの王国」を一足お先に拝見した。
(原題「Indiana Jones and the Kingdom of the Crystal Skull)

満を期すにも程がある。

今年66歳になるハリソン・フォード。今年62歳になるスタローンも頑張っているが・・・
こちらも映画のマジックとは言え、確かに体を張って頑張ってはいる。
21世紀になってはこれといった代表作と呼べる映画もなく、90年代はジャック・ライアン・シリーズとアメリカ大統領・・・。
俺らの世代にとって、やっぱりハリソンは良くも悪くもやっぱりハン・ソロとインディだったのだ・・・。
(ご本人はそれがイヤなのだろうけど・・・まぁ個人的には「刑事ジョン・ブック」のキャラもかなり好きだが)

だが、正直言って「インディー・ジョーンズ」シリーズも傑作と呼べるのは第1作「レイダース/失われたアーク《聖櫃》」のみだけだ。
しかし、第1作公開当初、特に日本ではまだアクション・アドベンチャー映画で女性と子供を呼べる時代ではなく、中規模程度のヒットでしかなかった。
第2作「インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説」は分かりやすくファミリーで楽しめる間口の広いアクション・アドベンチャー映画としては上手く仕上げてあり、「ジェットコースター・ムービー」という言葉も生んだ。確かにど派手で多くの客を呼び込んだ面白い映画ではあったが、全てが大げさで、1作目の程の緊迫感とシニカルなアクションコメディは影を潜めた。
第2作を観て、「なーんだ。インディー・ジョーンズってこんなに面白かったんだ! じゃぁ1作目も観ときゃ良かったなぁ」という感じで、みんな第1作のビデオを借りて観るという人が多かった。
第3作「インディ・ジョーンズ/最後の聖戦」はヘンリー・ジョーンズJr(インディ)ことハリソンよりもヘンリー・ジョーンズ(パパ・インディ)ことショーン・コネリーが目立ってしまい、期待が大きかっただけにストーリーも含めなんとも中途半端な映画で、これで最後なのかと思うと大きな消化不良を感じていた。
それが1989年の事だった・・・。

その後、何度も第4作制作の噂は立つものの、ジョージ・ルーカス&スティーヴン・スピルバーグ&ハリソン・フォードのスケジュールが合わない、脚本が出来ない、色んな大人の事情で制作には至らず、あっという間に19年もの時間が経過してしまった。

そんでもってやっとこさの第4作「インディー・ジョーンズ クリスタルスカルの王国」のご登場である。
一番最初のカンヌ国際映画祭でのワールド・プレミアム。
レッドカーペットに芸術色の高いカンヌ国際映画祭には不釣り合いな稀代のヒットメーカー、ジョージ・ルーカス&スティーヴン・スピルバーグ&ハリソン・フォード大御所三者揃い踏み。
そりゃ、19年振りともなれば気合いの入れ方が違うのだろう。
だが、初お披露目となったカンヌからはあまり良い評判は聞こえてこなかった。まぁ、元々カンヌには似合わぬシリーズなんだし、そんなもんだろうと自分を妙に納得させていた。
いくらなんでも19年振りの復活なのだ! きっと第1作のような衝撃を与えてくれるアクション・アドベンチャー作品に仕上がっていると大きな期待は当然ながらおさえきれない。

しかし、結果は・・・残念ながら惨憺たるものであった。

確かに「インディー・ジョーンズ」シリーズのこれまでの流れの色んな事にケリは付けようと努力した事は垣間見れる。
だが、この映画はもう僕らが期待していたアクション・アドベンチャー映画ではなくなっていた。

今、世界中を席巻し、子供たちに多大な悪影響を及ぼしている数々の辟易とする大風呂敷おバカファンタジー映画となんら変わらないレベルまで落ちてしまった。
(「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズは別格。「ハリポタ」、「ナルニア」、「ライラの冒険」、その他諸々の大風呂敷おバカファンタジー映画ね・・・。)
おバカ映画ならおバカ映画として開き直ってくれればそれはそれで別の楽しみ方があるのだが、変なプライドとブランドと見てくれのステータスだけは保とうとしているから、よりタチが悪い。
奇妙な果実の味わいもなく、なんとも厭味なだけの映画へと落ちぶれてしまった。
もう完全に観客を舐めきってるとしか思えない。
子供だましにも程がある。
「お前ら頭の悪い庶民にはこの程度でいいんだろう?」ってな感じなのだ。

ご都合主義で、突っ込みどころには突っ込む気さえ失せるクダラナさ、そして、序盤の「アレ」と最後の「アレ」の登場は「インディー・ジョーンズ」シリーズとしてはいくらなんでも「禁じ手」だろ。
(序盤の「アレ」と最後の「アレ」については後述のネタバレで明かす。)

多分、ハリソン・フォードの「インディー・ジョーンズ」シリーズはこれが最後になる。
だが、「インディー・ジョーンズ」シリーズは今後誰が製作監督するか知らないが、間違いなく継続出来るように作られてあるし、ハリソン・フォードも生きている限りは脇役として出演出来るような余地を最後のシーケンスで示している。
(この仕掛けも後述のネタバレで明かす。)
しかし、これらの事を1980年代からの「インディー・ジョーンズ」シリーズのファンは評価出来るのだろうか?

確かに第1作への原点回帰を想起させるようなパートもあることはある。「インディー・ジョーンズ」シリーズが大好きなファンにとってはほくそ笑むシーンがあるのも事実だ。
ただこれらの件(くだり)は完全にリンクネタとなっており、前作シリーズ3作を事前に観ていないと「さっぱり分からない?」と言う事になりかねない。
また昔の「インディー・ジョーンズ」シリーズの薫りを求めていると、まったく違う方向に振り切られてしまうので、その期待は完全に捨て、覚悟して頂きたい。
映画のリアリティという意味でも全4作中、本作が一番遠のいた。

本作「インディー・ジョーンズ クリスタルスカルの王国」のオープニングは1957年アメリカ・ネバダ州から始まる。
ネバダ州と言えば「エリア51」だ。
「エリア51」と言えば過去、「米軍軍事機密情報満載の地」と噂されていた場所だ。
そして其処はその10年前の1947年にニューメキシコ州のとある街で発生したある謎の事件の重要な証拠が保管されているとも噂された場所だ。
感の良い方はここまでピーンと来るであろう。

ヒント・・・ウィル・スミス主演・ローランド・エミリッヒ監督作品・映画「インディペンス・デイ(ID4)」

★ここからストーリー詳細、完全徹底ネタバレ!ご注意を!(映画未見でネタバレ嫌だという方はここでさようなら!)★

そう、1947年にニューメキシコ州ロズウェルで発生した「ロズウェル事件」が第4作「インディー・ジョーンズ クリスタルスカルの王国」のストーリーには大きく関係しているのだ。
これまでのインディの敵はナチス・ドイツであった。(第3作「インディ・ジョーンズ/最後の聖戦」ではインディとヒトラーとのご対面のシーンあり)
しかし、今回は第二次世界大戦後の冷戦時代。当然の如く敵は旧ソ連となる。
敵キャラのソ連KGB女性エージェント・イリーナ・スパルコをオスカー女優ケイト・ブランシェットとがロシア語訛りのSキャラで演じているのだが、インパクトはあるのだが性的魅力に著しく欠けていてまったく魅力がない。
ケイト・ブランシェットと言えば映画「アイム・ノット・ゼア」でボブ・ディランを演じられる程、どちらかというと中性キャラで、そもそもお色気とは程遠い演技派女優なので、これはかなりのミスキャストだと思う。
やぱっり、ここはタイトな軍服のボタンが弾け飛ぶくらいの「ボン!キュッ!ボン!」の女優さんを使わなければ、青少年の健全な育成にも貢献出来ないだろ!
(おバカ映画に徹せられないっていうのは、こう言うところなんだよなぁー)

ストーリーは米軍を装ったソ連KGBエージェントが既に捕えていたインディ(この経緯は映画のシーンとしては描かれていない)とともに「エリア51」に潜入するところから話が始まる。
「米軍軍事機密情報満載の地」の「エリア51」なのに警備が手薄で、あまりにもあっけなく潜入出来てしまうので、いきなり拍子抜けしてしまう。
それでも、まずは皆、インディの19年振りのご登場シーンに期待する訳だが、お約束通り、まずインディの帽子が車のトランクの中から風に飛ばされ、コロコロと転がる。
次に人影がその帽子を拾って、インディのご登場となるのだが、お決まりの音楽もバックに流れるのにタメも少なく、既にKGBに捕えれている身なので、なんだがワクワク感が圧倒的に足りないのだ。

そこでインディに謎の宇宙的パワーを持つと伝えられる「クリスタルスカル(水晶で出来たドクロ)」を見付けるようイリーナが指図するのだが、その過程で「ロズウェル事件」の証拠である「宇宙人の死体」を見付けることになる。
(序盤の「アレ」は「宇宙人の死体」ね。)
このシーンでは「宇宙人の死体」の手しか映されない。しかし、これで「クリスタルスカル」と「宇宙人」が重要な関係にある事が判明する。
「エリア51」と言えば「ロズウェル事件」。
「ロズウェル事件」と言えば「UFO」。
「UFO」と言えば「宇宙人」という展開・・・なのだが、今時、この安直さは如何なものか。
これが19年の間に練りに練った脚本なのかと思うと悲しくなる。
「宇宙人の死体」発見後、インディの脱出劇が始まり、やっと「インディー・ジョーンズ」シリーズらしさが多少垣間見れるのだがいかんせんスピード感が足りない。
また、「エリア51」には第1作の「アーク(聖櫃)」も隠されており、その「アーク(聖櫃)」が収められていた木箱も脱出劇の過程で一部破壊され、「アーク(聖櫃)」自体も一瞬画面に映るのだが、こちらはそのままスルーされる。

しかし、その最初の脱出劇も「エリア51」近くの核爆弾実験実験現場に遭遇し、インディが核爆弾実験に巻き込まれるシーンで一気に萎える。
ソ連KGBの追手から逃れ、何とか「エリア51」を脱出したインディが逃げ込んだ近くの街、ここが実は核爆弾実験用に米軍作った仮の街という設定で、インディ侵入後、すぐに核爆弾爆破実験開始のカウントダウンが始まる。
逃げ場を失ったインディは忍び込んだ仮の家屋の家庭用冷蔵庫の中に潜んだ瞬間、核爆弾が爆発!
爆心地近くのインディが隠れた家庭用冷蔵庫は燃える事もなく、遥か遠くに爆風で吹き飛ばされる。
その冷蔵庫の中で生き延びたインディは冷蔵庫から飛び出して、モクモクと立ち上がる核爆弾のキノコ雲を見上げるというあり得ない展開。
その直後インディは米軍とCIAに見つかるのだが、石鹸とブラシでゴシゴシと体を洗ってもらうだけで、まったく放射能被曝なんてどこへやらといった感じないのだ。

このシーンの表現方法は被爆国の被爆県に生まれ、被爆二世である私にはいくら荒唐無稽な映画とはいえ、やはりどうしても納得が行かない・・・というかはっきり言って許し難い。
「太陽の帝国」、「シンドラーのリスト」、「プライベート・ライアン」という戦争の悲劇や痛みや苦しみを描いた傑作映画を生み出したあの監督がまったく信じられなくなる。
俺は「インディー・ジョーンズ」シリーズで核爆弾や放射能に対しての説得力を持たせろと言っているのではない。
この手の映画に何故、かなり深刻で微妙な問題である核爆弾を絡める必要性があるのかと言っているのだ。 
こんなものを見せられるとやっぱり、ジャップが背負った原爆被爆(放射能被害)なんぞ、アメ公にはいまだ何一つ理解されていない虚しさにただ呆然とするだけで、米ソ冷戦の象徴としてのブラック・ジョークのつもりなのだろうが、苦笑いすら出て来ない。

またインディとKGBが争奪する「クリスタルスカル(水晶で出来たドクロ)」もモデルとなった「現物」が実際に存在するのだが、昔は「オーパーツ」(遥か過去の時代には存在、もしくは技術的に作り出す事が出来ない筈の代物)として大きな話題になったが現在では既に後世の贋作と判明しているだけにこの点もまったく説得力を失っている。

ストーリーはその後、たいしたお咎めもなくなくインディは自宅に戻るのだが、ここでヘンリー・ジョーンズ(パパ・インディ)(ショーン・コネリー)と長年の使えない相棒だったマーカス・ブロディ(デンホルム・エリオット)が数年前に亡くなっている事が明かされる。
ゆえにこの二人は写真だけの出演となる。(尚、マーカスことデンホルム・エリオットは既に1992年にエイズで亡くなっている。)

お決まりの大学での教鞭シーンを挟んで、インディは彼を探しているあるシャイア・ラブーフ演じる青年マット“ヘンリー”ウィリアムズ と出会う。
パブでインディとマットとが会話していると再びソ連KGBエージェントたちが彼らを襲ってくる。
マットのバイクで逃げるインディとマット。このあたりのアクションも第1作での車両逃走ネタと第3作でのバイク逃走ネタとかぶり、まったく新鮮味が無い。

KGBエージェントの追手を逃れ、インディとマットは「クリスタルスカル」のヒントが「ナスカの地上絵」にある事に気付き、南米ペルーへと飛ぶ。
ここから舞台は南米、さらに南米奥地へと移るのだが過去の時代から「クリスタルスカル」を守って来た部族を一蹴し、然程の苦労もなく手に入れるのだが、インディとマットを追って来たイリーナ率いる「KGB軍団」に二人はすぐに捕えられてしまう。
ここで、現れるのが第1作のヒロインでインディのライバルで恋人でもあったカレン・アレン演じるマリオン・レイヴンウッド。
そして、マットがマリオンの息子である事、マットが実はインディとの間に出来た子供だった事が明かされる。
(第1作「レイダース/失われたアーク《聖櫃》」が1936年の話という設定なので、マットは20歳ぐらいの設定。第1作でインディとマリオンのメイクラブしそうで、出来ないというギャグがあるのだが、結局二人はヤッチャッテタという何ともこれまたつまらないオチを付けられてしまった事になる訳だ。ちなみに第2作は第1作よりも過去の1935年の出来事で、この時のヒロインのケイト・キャプショーがスピルバーグの実の奥様。) 
マット“ヘンリー”ウィリアムズ =ヘンリー・ジョーンズJr(インディと同じ名を持つ事になる)なのだ。
何とかKGBの手を逃れ、インディとマリオンとマットの「インディ・ファミリー」と、イリーナ率いる「KGB軍団」との「クリスタルスカル」争奪戦が開始される。
本来ならここから大団円へ向けての大スペクタクル・アクション・アドベンチャーが開始する筈なのだが、アクション自体にリアリティが完全に欠落しているので争奪戦へのハラハラドキドキといった感情移入がまったく出来ない。
恒例のインディのヘビ嫌いネタもあるのだがチープ過ぎてこれまたまったく笑えない。
また、明らかに1作目、2作目を意識したアクションもあるのだが昔のインパクトの方が強くこれもダメ。
最も酷いのが車両での争奪戦の途中のジャングルでマットが木のツルに引っ掛かってはぐれてしまうシーンだ。
マットは周りのおサルさんたちを見習って、ツルからツルを飛び渡って「ターザンごっこ」をしながら、争奪戦を繰り広げている位置を追い続け、争奪戦の現場に追い付いて復帰するまでの映像はまんまニンテンドーのゲームであまりのバカバカしさに「なんで俺はこんな映画観ているんだろう?」という萎えた気分にさせられる。
次に「インディ・ファミリー」の乗っている車両が大きな河に落ちると、今度は第2作の滝落ちネタ(崖落ちネタ)が繰り返される。
そんなシーンが何度も何度も続くので見ているといい加減辟易としてくる。
死の赤絨毯と呼ばれる巨大赤蟻の大群に「インディ・ファミリー」、「KGB軍団」双方とも襲われるシーンがあるのだが、このネタは「/失われた砂漠の都(原題:The Mummy)」の砂嵐ネタの焼き直しで、本家が亜流作品のネタのお世話になってどうするという感じ。
これらのつまらない争奪戦に一時的に勝利する「インディー・ファミリー」だが、インディが「クリスタルスカル」を本来存在すべき場所(発見した場所とは違う謎の神殿)に戻すべきだという結論を出して、その神殿に向かう。
神殿到達までにいくつかの仕掛けがあるのだが、これがまたビデオゲームでこれまで何度も見せられたような仕掛けで、ちっとも面白くない。
そうこうするうちにイリーナ率いる「KGB軍団」にまたも追いつかれてしまう。
神殿で「クリスタルスカル」を再びイリーナに奪われてしまう「インディ・ファミリー」・・・。
神殿の中心部には複数体の「クリスタル・ガイコツ」が円を描くように配置された石の玉座に鎮座しているのだが、その内の1体のみ頭部となる「クリスタルスカル」が欠けている。
それを戻すと凄いパワーが発動する仕掛けになっており、イリーナがそのパワーを独り占めしようと頭部のない「クリスタル・ガイコツ」を持って近付くと「クリスタルスカル」は勝手にイリーナの手を離れ「クリスタル・ガイコツ」の頭部の位置に自動的に戻る。
すると何だか訳の分からない凄いパワーが発動し、神殿の仕掛けが作動し始める。
イリーナは強大なスピルチュアル・パワーを独占すべく神殿に残り「クリスタルスカル」を見詰るのだが、神殿は崩壊し始める。
「インディ・ファミリー」は逃亡。
複数体の「クリスタル・ガイコツ」は光を放ちながら高速回転すると一体となり、「宇宙人」本来の姿が浮かび上がる。
それを見詰るイリーナだったが、「宇宙人」が放った強烈なパワーで塵にされてしまう。
この「宇宙人」の造形がまた進化していないのだ。皆さんがTVのUFO特集や宇宙人特集などで良く見掛ける「グレイ・タイプと呼ばれる宇宙人」のイメージそのまんまで、なーんのひねりも無い。
映画会社が違うとは言え「エイリアン」とか「プレデター」のような宇宙人の造形を楽しむ事さえ出来ない。
神殿崩壊のシーンは最大のスペクタクルなのだが、これがまた「ハムナプトラ」シリーズ愛2作の「ハムナプトラ2/黄金のピラミッド(原題:The Mummy Returns)」のエンディングのピラミッド崩壊のシーンとほとんど変わらない。
その神殿がグルグルと崩壊しながら回転して、最後に現れるのが、ご想像通りの・・・巨大なUFO(最後の「アレ」ね)・・・。
序盤の「宇宙人の死体」から容易に想像出来た結果とはいえ、いくらなんでも「インディー・ジョーンズ」シリーズでUFOはないだろう。
このUFOがまた只の円盤状UFOで「宇宙人」同様、造形的魅力がまったく無い上に、あっと言う間にどっかに消えてしまう。

もう頭を抱えてしまったよ俺は・・・。
今年度のラズベリー作品賞、もしかして確定かな・・・。助演女優賞もケイト・ブランシェットでいいな。

エンディングは白い教会でのインディとマリオンの結婚式。
立会うのがマットことヘンリー・ジョーンズJr。
結婚式を終えた直後、一陣の風が吹き、帽子掛けに掛けてあったインディのあの帽子がコロコロ転がり、マットことヘンリー・ジョーンズJrの足元まで転がる。
マットがその帽子を被ろうとすると、インディがマリオンと腕を組みながら歩いて来て、帽子をマットから奪いインディが被り、「インディ」は「まだまだ俺だぞ!」的な雰囲気を匂わすのだが、実質的にはこのシーンで新「インディ・ジョーンズ」誕生と言ってよいだろう。
この映画で唯一、評価出来るのがこのエンディングのシーンなのだが、もうルーカスとスピルバーグの古い頭ではシャイア・ラブーフ主演・新「インディ・ジョーンズ」シリーズ化は無理だ。

この19年間、制作陣は一体、何を学び、何を表現したかったのか・・・ルーカスとスピルバーグはもはや多くの人々の意見に耳を傾ける必要がある。
もはや映画界には独裁者は必要ない。
この映画が2時間という制約があるとは言え、少なくとも現在の優れた最新ビデオゲームの方が、遥かに素晴らしい想像力と創造力を保っており、新たな世界観を創っている。
ルーカスとスピルバーグは確かにこれまで映画界に多大な貢献をして来たが、いまや莫大なロイヤリティに胡坐を掻いているだけのタダの利権者という存在に落ちぶれてしまった。
二人の名前はプロデューサーでクレジットするだけで(金は出しても口出すな)結構。
新しい血を入れて、新世代の感性に任せるぐらいの「CHANGE」をしないとこのシリーズで面白いものは作れないと思う。

あぁ、19年目の大きな期待がこんな惨憺たる結果に陥るとは・・・トホホ。

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2008年6月 2日 (月)

バレンティーノ・ロッシ今期3連勝!ムジェロGP3連覇!通算91勝!ロッシによるロッシのための2008年MotoGP第6戦イタリアGP(ムジェロ・サーキット)

開幕戦では正直どうなるかと心配したロッシがライディングするYAMAHA YZR-M1&ブリジストンのパッケージだったが・・・
流石、史上最高の天才GPライダー・・・バレンティーノ・ロッシ!
気が付けば第3戦からこのパッケージを纏め上げての3連勝!
ポイントリーダー争いでも偉大なGPライダー・・・アンヘル・ニエトの90勝に並んだ前戦フランスGPから単独トップに立っている。

迎えた第6戦母国GPとなるイタリアGP(ムジェロ・サーキット)!
予選から決勝まで、まさにロッシによるロッシのためのレースであった。

ロッシがいなければ新世代ストーナーとペドロサの壮絶なトップ争いとなるのだが、ムジェロではこの二人もロッシの飾りでしかない。
高速で尚且つ切り返しも多く、ムジェロ・サーキットの攻略は歴戦の勇士たちもこれまで常に苦戦して来た。
GPでも毎年ライダーの転倒も多いコースだ。

その難攻不落のコースを唯一知り尽くしているのがロッシだ。
ポール・ポジションからのスタートで大きく出遅れても・・・いや、出遅れたのじゃなく、レースを面白くするためワザとスタートを遅らせたのかもしれない。
そう思えるほどの凄いレースだった。

序盤から飛び出したDUCATIのストーナーをHONDAのペドロサが追う展開。
しかし6,7位の位置からあっというまにスルリスルリとトップ争いをするストーナーとペドロサの後ろに追いつく。
暫く二人のレースと後方から楽しむようにプッシュし、ロッシ劇場開幕!
レース序盤でその二人もあっさりと追い抜いてしまう。ハイ! ロッシ一人舞台劇場開幕!

苦闘するストーナーとペドロサを尻目に、もはや別次元の快走!
世界最高峰のMotoGPというレース、それも母国GP3連覇、尚且つ、ブリジストンにとっても初のムジェロ戴冠というライダーにとっては最もプレッシャーの掛るレースの筈なのだが、このプレッシャーを楽しんでいるとしか思えない凄さ。
まったく、なんちゅう男やねん。

完勝のレース! 
他国のレースでの優勝なら必ず行うロッシのウィニング・ラップ中のパフォーマンスもあっと言う間に観客席からコースになだれ込んで来た熱狂的なファンが危険過ぎて行いえない・・・。
さしものロッシも苦笑いでウィニング・ラップで逃げるしかない。
ピットエリアに入ってもコース・マーシャルもファンもおかまいなしだ。
従順な日本人にとっては信じられない光景が至る所で繰り広げられる。
もう他のライダーもムジェロでのロッシの走りと観客は仕方がないと諦めている感じだ。

昨年のストーナーとペドロサの台頭で世代交代かと言われたが、まだまだロッシは別格だ。
もちろんこれだけのスーパースターだから色々と噂も絶えないが、これ程、世界中のファンに、スタッフに、他のライダー(歴代のライダー含む)に、愛され尊敬されるライダーは他にいない。
F1がロッシのこの魅力を欲しがるのも当然なのだが、ロッシはF1には行くつもりはないようだ。
既にYAMAHAとの次年以降の複数年契約の話も進んでいる。

ただ傍目には順風満帆に見えるロッシだが、彼が現在の800ccとなったMotoGPクラスを戦うにあたって、摂生に努めギリギリの体重管理を行い、常に自己を磨き厳しいテストをこなし、的確なマシンとタイヤの開発も行っていての今の結果なのだ。
やはり天才と呼ばれる陰で、彼が他のライダー以上に努力を積み重ねている事を忘れてはならない。

今回、惜しくも序盤転倒リタイアに終わったロッシの相棒の新世代ライダー・ホルヘ・ロレンソの存在がロッシに大きな刺激を与えているのも事実だ。
タイヤこそロッシがブリジストン、ロレンソがミシュランと違うが同じFIAT YAMAHAチームでYZR-M1を操る驚異の新人の精神力と闘争本能がロッシが昨年少し忘れ掛けていた闘争心に火を付けている。
ロレンソは開幕戦カタールGPでは最高峰クラス初挑戦でいきなり2位入賞、第2戦スペインGPでは3位、第3戦ポルトガルGPではなんと最高峰クラス初優勝!
第4戦中国GPのフリー走行で伸身宙返りの大転倒を喫し、両足首骨折、片膝靭帯断裂の大ケガを追っても決勝で快走し4位入賞!
第5戦フランスGPのフリーと予選でも転倒し、痛めていたケガをさらに悪化させ両松葉杖で歩行も困難な状況でも決勝に強行出場し予選11位から他のライダーが完全に退くほどの鬼神の追い上げでなんと2位入賞!
チュッパチャプス・カラーのヘルメットの悪童新人はまさに刃物のような走りでMotoGP最高クラスを席捲している。

多少低迷気味のHONDAであるが、今回のGPにあの岡田忠之が緊急参戦し、RC212Vのニューマシンをシェイク・ダウンした。
成績上の結果は残せなかったが、最終ラップまで常にペースアップを図りかなりのデータが取れた模様。
今後のペドロサ、ヘイデンのマシン性能向上へ向けて、大きな収穫となった筈。

ロッシ、ロレンソ、ペドロサ、ストーナー・・・闘争心を取り戻したロッシが頭一つ抜け出たが、これからの中盤戦も激しいチャンピオン争いが楽しめそうだ。

それにしても恒例ロッシのムジェロGPスペシャルカラーAGVのヘルメットにはビックリ!
間違いなく「アインシュタイン」を意識している「舌を出したロッシ」自身の顔をプリントするとは・・・。
AGVはロッシのムジェロ限定カラーヘルメットを毎年発売しているのだが、これ絶対に欲しいワ。
私は「Rossi MotoGP」と2006年限定カラー「MUGELLO 2006 "MANARA"」の2個のレプリカ・ヘルメットを所有しているが、また9万円近くのお金を支払わさせられうのか・・・ハァ・・・。
今発売されている古代アボリジニアートのグラフィックで描かれたロッシ・レプリカヘルメット「GP-TECH Limited Edition ”DREAM TIME”」も相当欲しいのだが、これは我慢しよう。
(しかし、これだけの金額支払っても全然惜しいと思わないもの作ってくるのがまた悔しくも嬉しくもあるのだが、でも販売価格もう少し安くしくれよー)

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2008年5月15日 (木)

中国四川省大地震・・・IOC(国際オリンピック委員会)は「北京五輪(オリンピック)」の中止を即刻、検討しろ!

国連が死者10万人以上いるのではないか言っているミャンマーの台風被害について、ミャンマー軍事独裁政権が各国の人的支援受け入れ拒否し(14日、唯一、近隣タイからの一部人的支援のみは受け入れたが)、他国メディア入国規制によって、まったく状況把握ができない状態に陥っていた最中・・・
2008年5月12日、中国四川省で大地震が発生した。
中国四川省の大地震の被害は3日経った15日現在、公称で死者は1万5千人を超えて尚、被害の現実は広がりつつあり、こちらもその全貌がまったく把握出来ない状況となっている。
震源から1500km以上離れた北京や上海でさえ揺れたというのに、15日時点でも四川省に近隣するチベット自治区に至っては震度も被害もまったく報じられる事が無い。

甚大な被害を受けている地域の中でも成都は中心とした都市部は中国観光拠点と言う事もあり、駐在海外メディアも居たため、中国政府の思惑とは関係なく、多少の情報は入って来ているものの、都心部から少しでも離れた地域は一体どうなっているのかまったく分からない。
震源地・汶川(ブンセン)の映像は中国メディアのみから提供された映像がほとんどだ。
尚、既に各国のメディアが報じているが、中国政府指導部は悲惨な被害状況の報道は避け、軍や警察、消防による感動的救出場面を積極的に報じるよう中国国内のメディアに通達を出している。
それを象徴するかのように温家宝・国務院総理(首相)が被災地に入り、陣頭指揮を執る映像や、被災者たちに手を差し伸べる映像が再三に渡って流されている。

人命救出はまさに時間との勝負だ。
プロのレスキュー隊や救命救急医療従事者が懸命の救出に当たっても72時間がリミットとされている。

大災害にあった方々ならお分かりだろうが、こんな時に一番迷惑なのが、役に立たない要人が被災地を訪れる事だ。
どんなにリーダーシップのある要人であろうと、プロのレスキュー隊や救命救急医療従事者でない限り、その要人を守るために余剰な人員と貴重な時間を割かれるだけでまったく迷惑この上ない。
(私も1982年7月23日に発生した「長崎大水害」を経験し、行方不明となった友人のご両親の捜索に立ち会った。その現場だけで28名の方々が亡くなられた。その際、最も迷惑だったのが貴重な捜索の時間を奪ってしまう政府要人や政治家や役人の被災地訪問と横暴なマスメディアの取材だった。)
逆に、国家や思想、宗教の壁を越えて、人命の救出に当たれる人々が国外で待機しているのであれば、一人でも多くそれらの人々を受け入れ、躊躇なく被災地に送り込む事が最も重要なのだが、相変わらず「KY」な中国政府は受け入れを拒否している。
これはミャンマー軍事独裁政権と同様、他国の人々に見られては困る現場が多く存在している事を意味する。

阪神淡路大震災の際は我が国の政府首脳が判断を大きく誤り、他国のレスキュー隊の初期受入れを拒否してしまい、助けられた筈の多くの人命を失ってしまった。
そして、マスメディアではほとんど報じられていないが、1995年当時の被災地はかなり治安が悪化し、火事場泥棒だけでなく、差別的暴行やレイプやが多数発生していたという事を、実家が被害に遭った神戸出身の当時の仕事仲間2名から聞いた。
この事は1999年私が転職した先で知り合ったやはり神戸出身で同様に実家が被災した仕事仲間からも同様の話を聞いた。

このような大災害が勃発すると、人々の心は荒み、治安が悪化する可能性も大きく含んでいるのかもしれないが、それとは別にその国を動かしている連中の正体がより分かりやすくなる。
独裁的、強権的に国民を押さえつけ、国の体裁ばかりに気を配っている連中はこういう事態になっても国民の人命よりも、ガラクタのような外面だけを取り繕おうとする。
台風で大きな被害を被っている筈のミャンマーの軍事独裁政権しかり、そのミャンマー軍事独裁政権を支持し続け、チベットに弾圧を続けている中国政府しかり。

テレビ朝日のニュース・ショー「報道ステーション」に出演しているコメンテーター朝日新聞編集員・加藤千洋はこの期に及んでも、中国政府を擁護するような発言を繰り返しているには驚いた。
「中国政府が人的支援を拒否しているのは中国にはそれだけの人材が居るからのでしょう」
・・・と言ってのけた。(2008年5月14日放映時)
加藤千洋がいくら今まで個人的にも、中国ベッタリで金儲けさせてもらっているとは言え(こいつの著作を見てごらん)、このアホさ加減には怒りを通り越して、呆れた。
また不思議なのは在京テレビ・キー局各社が義援金を募っているのだが、テレビ朝日の「ドラえもん募金」のみがミャンマーの台風被害と中国四川省大地震の義援金を一緒に募っている。
一体、どうやってミャンマーに義援金を送るというのか? 赤十字や国連経由を明確に明示するのならならまだしも、まさか怪しいNGOや中国政府経由って事はないだろうね?
(確かに、他局では中国の震災被害とは別に赤十字宛のミャンマー台風被害義援金を募っていたのだが・・・)

中国ベッタリ外交がのみが売り(まったく売りにならいのだが)の福田首相もこういう時こそ、そのベッタリ手腕振りを発揮すればいいのに、送り込んだレスキュー隊さえ送り返される始末。
誰も頼みもしていないパンダ借受のために中国に年間1億円も支払うのなら、そんなものイラネーから、ちゃーんと被災地の人々に直接届くような義援金を考えてみろ。

はっきり言って、こんな状況で8月の「北京五輪(オリンピック)」を無理して行う事に何の意味があるのか?

中国政府は相変わらずガラクタのような外面で北京は被災地から遠く離れており、地震の心配も無く、北京五輪開催スケジュールにはまったく問題ないと言い張るだろう。
しかし、「北京五輪(オリンピック)」と言う大きな足枷が、今、現在の被災地の人命救助やフォロー、今後の復興に大きな障害を齎すのは間違いない。
本当に「五輪(オリンピック)」が「平和の祭典」で、あるのなら、IOC(国際オリンピック委員会)は「北京五輪(オリンピック)」の中止を即刻、検討しろ!
既にスポンサー企業から莫大な資金提供受けてるし、放映権収入だけでも2600億円と言われる収入を当て込んでたし・・・
IOC委員がそれらを当てにして既に大きな買い物しちまったから困る・・・なんて事、ありそうだな・・・。
IOCが1億円の義援金送るってのもは、何が何でも「北京五輪(オリンピック)」の8月開催は遅らすなって・・・感じだな。

この時期を目指して努力して来た各国の「アスリート」たちにとって、「五輪(オリンピック)」を失うのは酷な話のは分かっている。
そりゃ、私だって出来る事なら多少の雑音程度なら我慢して、4年に1度しか見られない「アスリート」たちの正々堂々とした素晴らしいスポーツの闘いを見たいよ。
だが、人の命あってのスポーツだろ。

食の問題やチベット問題への対処、国民を見殺しにするミャンマー軍事独裁政権を支援し続ける姿勢、今回の大地震に対する対応などから、いい加減バカな連中も、現在の共産党一党独裁支配体制の中国という国家が「平和の祭典」を開催する資格があったのかどうか考えたらどうだ?
そもそも近年の「平和の祭典」の歴史を振り返るとその存在そのものがかなり危ういものであったのに気付かされる。

1936年のドイツ「ベルリンオリンピック」を独裁者ヒトラーとナチスは利用し(「聖火リレー」はこのベルリンオリンピックから始まった。その「聖火リレー」で得た「成果」(近隣諸国の道路事情)が1939年から始まる第二次世界大戦のナチスの戦略に利用された事実もある。)、ドイツ国民を完全に掌握し、後のナチス・ドイツの大暴走を許す事になってしまった。
また、我が国、日本は過去、軍国色を強め暴走し始め孤立化し、1940年開催予定の「東京五輪(オリンピック)」開催権を返上させられるに至った経緯がある。(1940年のオリンピック自体中止となる)
日本はその後、更に軍国独裁カルト国家と化して1億総暴走し、近隣諸国に多大な惨禍を齎した事実を決して忘れてはならない。(悲しいが現実だが間違いなく私たちの父母や祖父祖母もその渦中に居たのだ。)

その後も夏季オリンピックだけ見ても・・・

1944年イギリス「ロンドンオリンピック」第二次世界大戦によって中止。
1948年イギリス「ロンドンオリンピック」1944年の代替開催。第二次世界大戦敗戦国日本、ドイツの参加拒否。
1956年オーストラリア「メルボルンオリンピック」におけるイギリスとフランスが関与したスエズ動乱に対するエジプト、レバノン、イラクのボイコット。ソ連によるハンガリー侵攻に対するスペイン、オランダ、スイスボイコット。、中華民国(台湾)の参加による中国のボイコット。
1968年メキシコ「メキシコオリンピック」における南アフリカのアパルトヘイト問題に関するアフリカ諸国とソ連、共産圏諸国のボイコット騒動。(南アフリカの出場停止措置でボイコット回避)
1972年ドイツ「ミュンヘンオリンピック」におけるパレスチナとイスラエルの対立による悲劇(イスラエル選手団11人、パレスチナゲリラ5名、警官1名の17名が死亡)。
1976年カナダ「モントリオールオリンピック」におけるアパルトヘイト問題に関するアフリカ諸国22カ国のボイコット。
1980年ソ連「モスクワオリンピック」におけるとソ連アフガニスタン侵攻に対する西側諸国(日本、中国含む)50カ国ものボイコット。
1984年アメリカ「ロサンゼルスオリンピック」におけるとアメリカのグレナダ侵攻に対するソ連と東欧諸国ボイコット。商業的オリンピックの成立。これよりIOCは莫大な利権団体と化して行く。
1988年韓国「ソウルオリンピック」における北朝鮮のボイコット。前年の1987年にソウルオリンピック阻止のため大韓航空機爆破事件(テロ)を北朝鮮が引き起こした。後にテロ実行犯・金賢姫の日本語教育に日本人拉致被害者関わっていた事も判明。

特にオリンピックが商業的成立を見せる1980年代まではまさに政治に翻弄され続けてきたのが現実だ。
それ以降、確かに東西冷戦終結で、表向きは政治的問題は薄れたかのように見える。
だが、1990年代以降、アフリカの貧国は見殺しにされ、旧ユーゴスラビア崩壊、宗教的思想的対立の激化、資源と資金の争奪、資本主義社会の崩壊といった現実を莫大な利権と金で押さえつけて覆い隠し「平和の祭典」を続けたのが現実じゃないか。

今に至っては、政治と世界情勢は完全に行き詰まり、挙句に地球本体を怒らしてしまい、札ビラ叩いても抑えきれるかどうかというギリギリのところまで来てしまっている。
我々は「平和の祭典」である筈の「五輪(オリンピック)」の意味を今一度、遡って考える時期に来ているのではないか?
何も商業的オリンピックが全て悪いといっているのではない。アマチュアリズムが全てだとも思っていない。
商業的成立が無ければこれ程の「アスリート」たちの躍進も、思想や宗教や人種や国家の壁を越えての素晴らしい闘いも見られいないだろうし、努力した人々にはそれだけの対価があってしかるべきだとも思う。
だが、「五輪(オリンピック)」を開催したいと思うその国家個別の姿勢についてはもっと精査し、熟慮すべき事が多く存在するのではないだろうか?
「五輪(オリンピック)」が「平和の祭典」を謳うなら、その前に解決すべき問題に真剣に対峙する必要があるのではないか?
そうしないといつまでたっても「五輪(オリンピック)」は政治と金に振り回され、利用される4年に1度の「一大イベント」から脱却出来ないだろう。

今の私には、このまま2008年8月に「北京五輪(オリンピック)」を開催する事はとても正しい事とは思えない。
中国から「北京五輪(オリンピック)」を取り上げてしまう事は、過去の日本のように暴走を加速させる切っ掛けになるかもしれないという意見もあるだろう。
確かにあの無意味な「聖火リレー」の際の他国での横暴振り、異常なまでの愛国心を見ると、天安門事件を覆い隠し、民主化運動など無きものとして中華思想と中国共産党思想教育を徹底的に叩き込まれた連中は混乱し、暴走するかもしれないという危惧はある。
だが、その暴走は間違いなく破滅の道へと進むしかない。その暴走は自らの足元をすくい、中国の一党独裁体制は大混乱に陥り、崩壊するであろう。
しかし、今回の大地震に対しての中国政府の対応で国民自身が一番分かったのではないだろうか、自国の政府首脳は自身の保身のみしか考えておらず、自分たち国民の方は向いていないと。

「北京五輪(オリンピック)」はもういい。
今はただ甚大な犠牲が無駄にならぬ事を祈るばかりだ。

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2008年5月10日 (土)

訃報・マン島TTライダー「マーチン・フィネガン(Martin Finnegan)」死す・・・マン島TTレース100周年の歴史を越えて今、考えるべきこと。

GW直前、IntelのCPU:Q9450が急遽手に入ったので、自作PCのマザーボードP5B Deluxe/Wi-FiのBIOSもアップデートしたがこのCPUがハズレ石の上に、マザボまでクラッシュさせてしまい。その復旧のため私は地獄のGWを過ごした。
いやほんと、人生最悪のGWだった。(何が起きたのかについてはまた別の機会に・・・)

そんな中、気分転換にと、昨年2007年に遂に100周年を迎えた「マン島TTレース2007(Isle of Man TT Review 2007)」のDVDを観直していた。

60kmのコースをなんと平均時速210km(最高速は320km)で駆け抜けるマン島TTライダーたち。

その中で、昨年のマン島TTレース最大の話題と言っても良いニュースにイタリアン・モーターサイクルの名門「MV AGUSTA」(MVアグスタ)のTTレース復活があった。
お披露目された2008年モデル「MV AGUSTA F4-1000R 312」・・・その車体の美しさは決して日本のメーカーにはマネ出来ない、孤高の美しさを見せてくれた。
そして、SuperStockクラスにも参戦!
流石にスピードでは現在の日本4大メーカー最新リッターSSには敵わないのだが、マン島にはやはり「MV AGUSTA」が一番似合う!
2007年のマン島TTレース・SuperStockクラスでゼッケンNo.4の赤と白のカラーリングの「MV AGUSTA」のマシンを操っていたのが、これまでステディさと過激さと相反するテクニックを併せ持つ稀有なトップライダー・マーチン・フィネガン(Martin Finnegan)であった。

マーチン・フィネガンは・・・
2003年には、HONDA CBR600RRとSUZUKI GSX-1000Rを操り、2レースでシルバートロフィーを獲得!
2004年には、私の愛機と同じYAMAHA YZF-R1とYZF-R6操り、3レースでシルバートロフィーを獲得!
2005年には、HONDA CBR1000RRとCBR600RRを操り、4レースでシルバートロフィーを獲得!
2006年には、HONDA CBR1000RRとCBR600RRを操り、3レースでシルバートロフィーを獲得!
2007年には、HONDA CBR1000RRとCBR600RRとMV AGUSTA F4-1000Rを操り、1レースでシルバートロフィーを獲得!
彼は着実にマン島マイスターへの道を歩んでいた。

もう、5月半ば、そろそろ101周年目のマン島TTレースが始まる時期だ・・・。
しかし、今年の出場選手リストにマーチン・フィネガン(Martin Finnegan)の名は無い。
いや、厳密にいうと出場選手リストに入っていたのだが、彼の名が無くなった。

2008年5月3日土曜日、彼は死んだ。
3歳の愛娘と奥さんを残して・・・。

マーチン・フィネガンは「The Northern Ireland Tandragee 100 motorcycling meeting 」のSupersport 600レース中にクラッシュして死んだ。
この事故では3人の観客もクラッシュに巻き込まれ、その中の一人の女性はかなり厳しい状況のようだ。
昨年も、このレースで43歳のベテラン・ライダー、ジョン・ドナンが亡くなっている。

http://news.bbc.co.uk/1/hi/northern_ireland/7382036.stm
(BBCニュース・ソース)

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アイルランド出身のTTライダー・・・マーチン・フィネガン(Martin Finnegan)がマン島を走る事はもうない。
少しリーンアウト気味のTTレースならではの独特のフォームを見る事は過去の映像以外、もう二度と出来ない。

グラベルもエスケープゾーンもほとんどないTTレースはクローズド・サーキットで開催されるモータサイクル・ロードレースと比較し、遥かにリスクが高い。
マン島だけでなく各地で開催されるTTレースでは毎年、幾人もの才能あるライダーの命を容赦なく奪っている。

私はTTレースが好きだ。
だが、100年という歴史を越えたTTレースも、今、大きな転換期に来ているのではないか?
「歴史」を守るためには、やはり「人命」を守る事を最優先すべきだ。
もう「祭」で「人命」関係者もを奪って良い「時代」ではない。
それでも「歴史が大事だ」というのなら、それはなんら「カルト」と相違ない。

ライダーが身に付けるライディング・ギアは、確かに過去と比較すると安全性の面では大きく飛躍しているのではあるが、もっと根本的なところから、ヘルメット、プロテクター、ツナギ、ブーツ、グローブ・・・これらをトータル・セフティ・ギアとして見直す必要があるのではないか?
これらのライディング・ギアの見直しが進めば、間違いなく、我々、一般ライダーへのフィードバックも期待出来る。
また、不慮の事故時の緊急救命体制(これはモータサイクル・ロードレースに限らないが)の更なる連携と整備が必要だ。
2006年の前田淳も事故直後の搬送時に適切な処置がなされていたならと、悔やんでも悔やみ切れない。

マーチン・フィネガン(Martin Finnegan)のご冥福を謹んでお祈りするとともに、少しでもこのような事故が無くなるようファンも関係者も思慮深く、新たな方向性を見いだせるよう努力しなければならないと思う。

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2008年4月25日 (金)

柴咲コウ主演・本広克行監督作品・映画「少林少女」が全然ダメな件について・・・

2008年4月26日から全国一斉ロードショー公開予定、柴咲コウ主演・本広克行監督作品・映画「少林少女」の試写会に行って来た。

試写会招待が無くとも、お金払って観行こうと思っていた作品だった。
だから映画「少林少女」の良いところ楽しいところをを沢山見付けて「皆さんにも是非、映画館へ行って下さい!」と言おうと思っていた・・・。

試写会招待してもらって助かりましたよ・・・取り敢えず俺は無駄金、使わずに済んだので。
(無駄な2時間は消費されてしまったが。)

周星馳(チャウ・シンチー)監督・主演の「少林サッカー」、「カンフーハッスル」から流れを汲むような形で、今回の「少林少女」は作られた筈であった。
実際に、周星馳(チャウ・シンチー)の名はエグゼクティブプロデューサーとして確かにこの映画にクレジットされている。

周星馳(チャウ・シンチー)よ、ホントにあんたはこの完成した作品を見たんかい!
もしや、名義貸しではないだろうな?
しかし、名義貸しだけでも十分、あんたの名前にはこの「少林少女」って映画で大きな傷が付いちまったぜ。

これから観に行かれる方々、まずお伝えしておく!
「少林サッカー」、「カンフーハッスル」の路線を期待していたら『最悪』の意味を持って、見事に裏切られます!
その裏切られ度合は、尋常じゃない!

もちろん、この映画に対し、「少林サッカー」、「カンフーハッスル」の路線ではなく、「踊る大捜査線」シリーズからハマってしまった、本広克行監督演出の独特の間と空気を持つコメディ路線を期待されている方々、こりゃまたた『最悪』の意味を持って、大きく裏切られます!
その裏切られ度合も、尋常じゃない!

何かの間違いで、本広克行監督の傑作「サマータイムマシン・ブルース」テイストを期待している稀有なアナタ!
アナタはこの映画観て下さい!
多分、コアな映画ファンの方でしょうから、そしてこの映画のダメさ加減に怒り心頭して下さい。

何故、この映画がこんなにダメになってしまったのか?

まず、アクションについて・・・。

アクション監督に野口彰宏、武術指導にマーク武蔵の名がクレジットされている。
この二人が関わったある作品がある・・・東映映画史上、最大の汚点、実写版・映画「デビルマン」・・・そう、みんなが頭を抱えてしまったあの映画だ。

今回、柴咲コウが体を張って、かなり頑張ったという事を中心に据えて、この映画の番宣や特番を沢山流しているが、確かに気持は分かる・・・でも、じゃぁ、アクション映画として観れたかと言うと、酷い。酷過ぎる。
まず、クンフー(カンフー)映画やマーシャル・アーツ映画の肝となるタメと解き放つような瞬発力がまったくない。
アクションにメリハリが無いのだ。
「少林サッカー」、「カンフーハッスル」の『ありえねー』感も全く無く。ほんとにアクション映画として『ありえねー』んだよ・・・この映画。
実際に役者が演じている事を強調するためか、アクションシーンでアップを多用しているのだが、さらにこれが悪影響を与えている。
アクションの位置関係や擬闘のディテールが甘く、曖昧で、何をやっているのかが伝わらない。
俯瞰のアクションも雑だ。雑過ぎる。
『痛み』の表現も薄いので、肉弾相撃つ感じも伝わって来ない。
『気』をCGで表現するにしても、やはり役者自身の持っている『気』や『オーラ』というものを大切にしていないから、映像にまったく『力』がない。
本広克行総合監督でこの映画で監督補にクレジットされている波多野貴文と藤本周が演出したTVドラマ「SP(エスピー)」の方がアクションとしてはシンプルだが断然面白かった。
同じアクションでも、やはりクンフー(カンフー)映画やマーシャル・アーツ映画のアクションはやはり、演じる方か撮る方に「匠」となるキーマンが居ないとやはり映画としては成立しにくい。
そういう意味ではクレジットされている「少林サッカー」、「カンフーハッスル」を作った周星馳(チャウ・シンチー)とそのアクション・スタッフがちゃんとこの映画に細部まで関わるべきであったと思う。
もし、札束で周星馳(チャウ・シンチー)を叩くような真似をフジテレビ(亀山P)とギャガ・コミュニケーションズがしたのであったら、それは許し難い事だ・・・。
そうでない事を祈りたいが・・・これ以上はツルカメツルカメ・・・。

(ここからネタバレも入るので、未見で、どうしても観に行くって方はご注意を!)

次に、ストーリーについて・・・
脚本は映画「交渉人 真下正義」で本広克行監督とタッグを組んだ十川誠志と、彼と同じ名字の十川梨香がクレジットされている。
しかし、この脚本も相当酷い。
冗長で中盤は眠気さえ覚える。感動や涙のドラマもなければ、この映画にとって、本来アクションと同列で大切なコメディやパロディの部分がまったく笑えない。
冒頭の少林寺武術学校の描き方がテキトーで、柴咲コウ演じる凛が、そこで少林拳の三千日修行を終え、少林拳普及のため日本に帰国し、本広監督のカエル急便リンクネタに付き合い、しばらくはボケキャラ振りを見せるのかと思いきや、ボケに徹せさせる事もできず、また凛の生い立ちの設定も底が浅いので、演じているのが柴咲コウといえども、まったく主人公凛に感情移入出来ない。
それは、江口洋介演じる凛の師匠・岩井、ナイナイ岡村隆史演じる後に凛が入学する大学の教務課・田村、キティ・チャン演じる岩井の営業する中華料理店で働く中国人留学女子大生ミンミン(まぁ可愛いけど)、仲村トオル演じる敵役ボス・キャラ大学長・大場にしてもまったく同様で、ただキャラを置いているだけ、キャラの背景が描けていない。
唯一、安心して観れるのが「少林サッカー」、「カンフーハッスル」から続いて出演しているティン・カイマンとラム・チーチョンの二人だけ。
これは「少林サッカー」、「カンフーハッスル」で、二人のキャラ設定が完了しているから、中華料理店で働いているいい加減な中国人店員(実は密かに少林拳普及のために日本へ来ているという裏設定がある)を演じても馴染むのだろう。
ただ、この2作品を観ていない人にはどうなのだろうか? 私には分らん。
凛は少林拳普及のため仕方なくミンミンに誘われて「ラクロス」を知り、大学に入学し、「ラクロス」を始め、挫折するのだが、この辺りの展開も緻密さやドラマティックな展開に欠けてるので、凛を演じている柴咲コウが段々カスカスに乾いた女に見えてくる。
まともな男子ならば、女子大生たちの「ラクロス」ユニフォーム姿で『萌えッ!』となるところなのだが、このカスカス感が他の女の子たちにも波及してしまい、そういった楽しみ方もほとんど出来ない。
(強いて言えば、山崎真実 演じる「ラクロス」部キャプテンに『チョイ萌えッ』なんだが、なぁーんか、やっぱ、物足らんわ・・・)
そもそも物語の中での「ラクロス」の扱い方が粗雑で、途中で一旦放り捨てて置いて、なんとエンドロールでご都合主義的に決着をつけるのだが、このエンドロールの「(少林)ラクロス」は「少林サッカー」をまんまダイジェストにしただけで、セルフパロディにすらなっていない。
物語本編で「ラクロス」が放り捨てられる間、物語の本筋として、過去に凛のおじいちゃんの道場を潰し、ミンミンを誘拐した、大学の塔の最上階にいるボス・キャラ大場(仲村トオル)目指して「死亡遊戯」(正確には「死亡的遊戯」の方かな)のパロディをやるのだが、1階は安っぽい「キル・ビル」と「ドラゴン・タイガーケート」ともどきで、次の階では「燃えよドラゴン」の「鏡の間」のシーンと「鉄格子」のシーンの安直パロディでお茶を濁し、次の階に向う途中、なんと、恐れ多くもブルース・リー(もどき)相手に「インディ・ジョーンズ レイダース失われたアーク《聖櫃》」のパロディをやる。
そして、教務課・田村(岡村隆史)との対決を経て(これは身長で相対するハキム(カリーム・アブドゥル・ジャバー )のパロディのつもりかね?)、最上階の大場学長(仲村トオル)との対決に至っては「マトリックス」と「スター・ウォーズ エピソードⅥ ジェダイの帰還」の強引過ぎる合わせ技の挙句『戦わずして癒しの勝利』って・・・まぁ、途中から、何かそういう方向に持って行こうという臭いがプンプンしたんだけど・・・・。

何が性質が悪いって、こんだけのパロディ(っていうか悪ふざけにしか見えないのだが)テンコ盛りにしといて、全く笑えないってのはどうかと思うよ。
せめてアクションだけでもと思っても、それも期待するだけ無駄だったし。
「死亡遊戯」も「燃えよドラゴン」も「インディ・ジョーンズ 」も知らない若い人たちは「これらのシーンは一体何なのだろう?」という感じで、完全ににシラケていたし。

多分、観客の受けを狙って笑わせようと意図しているシーンがいくつもあるのだが、試写会場が「今の笑うとこなのかな?」って空気で徐々に満ちてしまい、映画のかなり前半からほとんどの人がクスリとも笑わなくなった。
ナイナイ岡村隆史がこの試写会場にいたら脱兎の如く逃げだすようなかなり気まずい空気だった。
そうそう、この映画、何かに似てると思ったらアウェーの雰囲気で先輩芸人に突っ込まれ、面白くない方向にドンドン追い込まれ、マジにヘコンでいくナイナイ岡村が醸し出す空気に似ているのだ。(吉田豪Ⓒ)

笑いたいのに笑えない。
才能ある役者やスタッフが揃っていても『空気を読み間違えて』しまったら、こんな結果になるんだという、ある意味凄い映画になっている。
そういう意味ではマニアは楽しめるかもしれない。

だが、周星馳(チャウ・シンチー)『しるし』が付いてるからって、間違ってもこんな映画を持って、海外の映画祭には行ってくれるなよ。
日本の恥だぞ。

こんな映画、ロードショー公開するんなら、先にアクション・パロディの傑作!イギリス映画「ホット・ファズ(HOT FUZZ)」買い付けて公開しろよー!
「ホット・ファズ(HOT FUZZ)」の面白さ尋常じゃないから!
町山智浩さーん! なんとか「ホット・ファズ(HOT FUZZ)」日本公開こぎつけてね~!
Universal (ユニバーサル)さんよー!「ホット・ファズ(HOT FUZZ)」北米盤HD DVD止めて、早くブルーレイ(Blu-ray)で販売してくれよー!

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2008年4月22日 (火)

光市母子殺害事件・・・差し戻し審「死刑判決」に対し、被害者遺族・本村洋氏が記者会見で述べられた事と、これから私達が考えるべき事。

2008年4月22日火曜日、光市母子殺害事件の差し戻し審において、判決公判が行われ「死刑」という判決が下された。
司法関係者やマスメディア、多くの国民が「死刑」という極刑に対し、大きく揺らぎ続ける中、唯一、冷静、沈着であったのが被害女性の夫であり、被害女児の父であった本村洋氏であった。

「光市母子殺害事件」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%AC%E6%9D%91%E6%B4%8B

「死刑判決」が下された後の記者会見での本村洋氏のおっしゃった言葉はこれから裁判員制度に取り組まなくてはならない司法関係者と我々、日本国国民にとって本当に重たく、大切な言葉となった。

本村洋氏は記者会見でこうおっしゃった・・・
「おのれが犯した罪を後悔して、社会が正義を再認識し、そして司法が威厳さを保つ事で、民主主義である法治国家は維持されるものであると考えておりますので、そういった判決が出た事を心から感謝しております。」

その後、被害者の墓前への報告をどうするかについて述べられた後、記者から出た「本村氏ご自身が極刑を求めて来た事についてどう思っているのか?」という問い掛けに対し、こうおっしゃった・・・。

「決して喜ばしい事ではないと思っておりますので、厳粛な気持ちでこの裁判所の判決を受け止めています。遺族としては当然、応報感情を満たされた訳ですから、報われる思いはありますが、ただ社会にとってみれば妻と娘、そして被告の3人の命が奪われる結果となった訳です。これは明らかに社会にとっては不利益な事です。私はこの事件に遭ってから、色々と考えておりますけども、やはり刑法というものは社会秩序を維持するための目的を達するための手段だと思ってます。今回、死刑という大変重い判決が下されましたが、それで終わるのでは無くて、私達遺族もこの重い判決を受けたこれからの人生をまっとうに生きて行かなくてはいけないと思いますし、社会の皆様にもどうか・・・どうすれば犯罪の被害者も加害者も生まない社会を作るのか、どうすればこういった死刑という残酷な判決を下さなくていい社会が出来るのかという事を考える契機にならなければ、私の妻と娘も、そして被告人も犬死だと思っています。ですので、死刑の存廃等の問題が騒がれるようになるかもしれませんけれでも、刑罰はどうすれば私達社会が安全で平和なこういった環境を作れるか、という事を考える契機にしなければいけないと思いますので、是非そういった考えに社会が向いている事を願います。」

本村洋氏はご自身が結果的に「死刑」という極刑を遺族として望まなければならないような、これまでの司法や裁判、社会そのものの在り方について、また、尚且つ、「死刑」によって奪われるかもしれない被告の命のついてまで触れられて会見をされた。

事件発生からこの差し戻し審の「死刑判決」まで9年間という途方もない時間、本村洋氏とご遺族の方々はご苦労されていらっしゃった。

被告側弁護団は裁判の結果を終えて、裁判の中で新たに提示した証拠が採用されず、妥当な判決ではないとし、控訴すると当日、午後2時過ぎからの会見で述べていた。

私自身は「死刑」制度そのものは本当は無くなれば良いと思っている。
だが、現在の日本の司法制度においては「無期懲役」以上の極刑を望もうとすると「死刑」しかない。
「もし、自分の家族が誰かに手を掛けられて殺害されたら極刑を望まず、あなたは許せるのか?」
・・・と、問われたら・・・
「その時にならないと分からない」
・・・としか、今の私には答えらない。いや、ひょっとしたら、法廷であろうと、感情に負けて、被告に向かって走って行くかもしれない。

しかし、現行の司法制度での「無期懲役」と「死刑」ではあまりにも差が大きすぎやしないか?
「無期懲役」なら罪を反省した態度を示し、刑に服せば、若年程、若くして実質的に仮出所が可能となる。
しかし、「死刑」判決を受け、「確定死刑囚」となると、後の人生は全て死刑執行を待つ日々となる。そして、時の法務大臣の意思(その意思が政治的利用される場合さえあるかもしれない)によって、「確定死刑囚」が罪への反省や後悔などのあったかのかもどうかも分らず、刑は事務手続きのように執行され、その実情を社会はほとんど知る事が出来ない。
一方、過去の古い事件で古く忌まわしい慣例の羅列で結審して「確定死刑囚」となった者たちへの刑の執行は延々と先延ばしにされて、結局、真実は何一つ明らかにならないまま獄中死した「確定死刑囚」もいる。
「死刑」って一体、なんなのだろう?

もし、今回の光市母子殺害事件においても、被告人が深く反省し、遺族に対し、誠心誠意を込めた謝罪と更生への強い意志を見せていれば、本村洋氏も「死刑」という極刑は望まなかったのではないか?
4月22日火曜日の本村洋氏の会見は明らかにそれを示唆していた。
もちろん、本当の真実は、もう二度と話す事の出来ない悲しくも殺害されてしまった被害者母子のお二人と被告人の3人しか知らないのであるが、今回の差し戻し審で被告人とその弁護団が提示したモノは、被告人の不幸な生い立ちによって被告人自身の人格形成に何らかの影響を与えた事を差し引いて考えても、あまりにも荒唐無稽ではなかったか、そして、そこには人権派弁護士として名を売って来た安田好弘氏を中心とした弁護団がこの光市母子殺害事件を「死刑廃止」へ向けてのひとつの試金石として本当に利用しなかったと言えるのか、その点に関しては、多くの人々が違和感を感じたに違いない。
そして、弁護団が控訴する事で被告人の罪に対する意識はいつまでも曖昧となり、本村洋氏はまた、無意味な戦いを強いられる。
被害者と被害者遺族をこれ程、苦しめて尚、裁判が終わらない。
被告人が起こした犯罪に対し、「無期懲役」と「死刑」という適用すべきどちらかの刑のバランスがあまりにも乖離しているかこのような事態が生じるのではないか?

だからこそ、今回の「死刑判決」を受けての被害者遺族・本村洋氏が会見でおっしゃった言葉の意味を本当に私達は熟慮しなくてはならないと思う。

ここで一冊の本をご紹介しておきたい。
森達也・著
「死刑 人は人を殺せる。でも人は、人を救いたいとも思う」
http://www.amazon.co.jp/dp/4255004129/

ドキュメンタリー作家である森達也はこの著作の冒頭で、イラク元大統領サダム・フセインの死刑執行の映像の話題から始め、ある弁護士事務所での2006年12月28日忘年会のシーンを記述している。そこには光市母子殺害事件を担当した安田好弘弁護士や死刑廃止を推進する市民団体「死刑廃止国際条約の批准を求めるフォーラム90」事務局の人々など、多くの「死刑制度」を無くすために働いて来た関係者が居る。その忘年会に参加した森達也は「死刑」関する本を書こうと考えているのだが、「結果として死刑廃止を主張する本になるかはわからない」と「フォーラム90」事務局の女性との会話で話している。
そして、森達也は「死刑」について様々な観点から取材を重ねるのだが、「死刑」という名の「暗くて深い迷宮」に取り込まれて行く・・・。
死刑を執行する刑務官の苦悩や、肯定論者、否定論者の様々な意見、「確定死刑囚」の実情、彼れらの罪を悔い改めようと努力している教誨師・・・等々・・・
この本の最後は光市母子殺害事件・被害者遺族・本村洋氏から森達也に宛てられたメールと、元オウム真理教幹部で男性信者殺害事件、坂本弁護士一家殺害事件での罪を問われ「確定死刑囚」となった岡崎一郎からの手紙を記載し、森達也は自分なりの結論を出す。だが、森達也もそれはあくまでも、「暗くて深い迷宮」を自分なりの取材を通じて出した個人的な結論でしかなく、他人には共有出来ないもかもしれないものであるという事をはっきりと述べている。
そして、この本を読んでこれた人々に対し、「暗くて深い迷宮」について思慮深くなって欲しいと森達也は望む。

光市母子殺害事件の差し戻し審判決確定の約1ヶ月前、2008年3月24日、42年前に発生し、長年、冤罪事件ではないかと報じられ続けられた袴田事件の特別抗告を棄却する決定が最高裁によってなされた。
第1審の静岡地裁で死刑判決を告げた裁判官は後に袴田事件は冤罪の可能性が高いと考え、彼は裁判官を辞め被告人の再審のための運動をずっと続けていた。
袴田死刑囚は1980年12月12日最高裁の判決訂正申立棄却決定送達によって確定死刑囚となって既に28年近くになる。
袴田死刑囚本人は一審の第1回公判から起訴事実を全面否認し、一貫して無実を主張し続けていたが、30歳で逮捕されて以来40年以上にわたって拘束され、今は高齢となってしまい死刑確定後は長期に渡る拘禁で精神的に異常も来し、事件や再審に関してのコミュニケーションさえ取れない状態になっている。
裁判の過程で明らかにされた事件そのものも、袴田死刑囚の自白の信用性、検察が主張する物的証拠を袴田死刑囚のものであると認めた裁判所の判断は強引としか言えず、「疑わしきは被告人の利益に」という司法の本来あるべき姿はこの裁判においては微塵も感じられない。
この司法の危うさを社会が感じている限り、これまでがそうであったように時の法務大臣は袴田死刑囚の刑の執行へのサインを行う事は出来ないであろう。

「袴田事件」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A2%B4%E7%94%B0%E4%BA%8B%E4%BB%B6

光市母子殺人事件の差し戻し審判決では、俗に言う「永山基準」が大きく見直される結果とはなったのだが、そもそも、個別の事件は事情や背景を含め、それぞれの判断がなされるべきであって、これまで慣例として「永山基準」なるものが適用されて来たこと自体、司法の怠慢でしかない。

「永山則夫連続射殺事件」&「永山基準」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%B8%E5%B1%B1%E5%89%87%E5%A4%AB%E9%80%A3%E7%B6%9A%E5%B0%84%E6%AE%BA%E4%BA%8B%E4%BB%B6

そして、既にメディアが今後「永山基準」が「光市母子殺人事件基準」に置き換わるのではと報じているが、決してそうであってはならないと思う。
裁判員制度が施行されてのち、「光市母子殺人事件基準」が適用されるようになってしまうのは司法の怠惰から国民の怠惰となってしまう事を肝に銘じるべきではないか?
「死刑」という極刑を今後どうするのかという事も含め、私達はこの国の司法を今一度、考える必要があるのではないか?

そのひとつの道筋を照らしてくれたのが、光市母子殺害事件被害者遺族・本村洋氏が記者会見で述べられた事であるのだが、多くの人々がその事に気付き、思慮深くなる事が最も重要な事ではないかと思う。
犠牲となった命を受け継いでいくのは、生きている我々でしかないのだから。

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2008年4月21日 (月)

祝!10周年! YAMAHA(ヤマハ)YZF-R1・・・衝撃の登場から10年!

今月号のバイク雑誌「BiG MACHINE(ビッグマシン)」5月号で特集されている・・・
「生誕10周年記念インタビュー YZF-R1がピュアスポーツの歴史を変えた理由」
・・という記事を読んだ。

そうか、あれからもう 10年になるのか・・・

私がバイクを降りたのは1991年8月自分の結婚式の1か月前だった。
当時乗っていたオートバイはYAMAHA(ヤマハ)RZV500R(フルパワー仕様)・・・。
東京に住んでいた私は結婚式の打ち合わせのためにカミさんとなる女性の実家に向かおうと、自宅のアパートを出てすぐ国道246号を通行中、強引に右折して来た郵便集配の軽バンに追突された。
幸いケガは打撲程度だったが、当然、約束の時間には遅れてしまった。
そして、あちらのご両親からこう言われた・・・

「バイクは危険なのでもう降りてくれないか?」

1ヶ月の結婚を控え・・・・年齢も30歳近く、もう、若くもないし、東京での日々の厳しい仕事にも追われ、20歳代前半のように乗る時間もほとんどとれない、潮時なのかもしれない。そう思った。
RZ350→RG250γ→NS250R→NSR250→RZV500Rとずーっと2スト一筋、俗に言うレーサーレプリカを乗り継いでいたが、私は相手方のご両親の言葉に従い、オートバイを降りた。

しかし、結婚してもヤッパリ、オートバイが好きでレースが好きなのは変わらなかった。

結婚から7年目の1998年、たまたまのぞいたあるバイクショップである1台のバイクに出会った。

ホワイトとレッドのド派手な外装に追随は絶対許さねー!というような戦闘的なフォルムと貌・・・1998年式YZF-R1であった。
乾燥重量177kg、最高出力150馬力という当時としては驚くべきスペック!
素人も大枚はたけばこんな凄いオートバイに乗れる時代になったのか・・・。
でも、もう私がオートバイに乗る事はない・・・・。
TAMIYA(田宮)から発売された1998年式YZF-R1のプラモデルを作るのがせいぜいだった。

しかし、2000年春に実家長崎に大きなトラブルが発生・・・。
私は帰郷を検討せざろう得ない状況に・・・結局、離婚して、ひとり帰郷した。
それから数年、故郷へ帰ったもののバイクや趣味の事などほとんど考えられない鬱屈した時間が過ぎる・・・。
2003年秋、立ち寄った書店でたまたまバイク雑誌を見ていた時、あるバイクが目に入る・・・

2004年春発売予定HONDA CBR1000RR!
(この時、R1じゃないのがミソ・・・)

この鬱屈した人生に必要な刺激ってなんだ?
そうだ!バイクだ!もう一度、バイクに乗ろう!

早速、自宅近くの「赤男爵」に向い、北米フルパワー仕様のCBR1000RRを予約を入れる。
ところが年が明け、2004年になってもても、一向に「赤男爵」からは何の情報も入って来ない。
そうこうする内に100馬力の国内仕様が発売されるとの情報がHONDAから発表されるのだが、近所の「赤男爵」はそれらの情報もスルー、問い合わせてもまともな対応をしてくれない。
ああ、ここは信頼出来ない。予約は即、取り消し。

しばらくの間、また鬱屈した時間が過ぎる・・・。
2004年3月下旬、たまたま立ち寄ったYSP長崎でとんでもないものを見てしまう。

船便で北米から逆輸入され、スティールのBOXの中にしっかりと固定されている「2004年式YZF-R1(ブルーイッシュ・シルバー)」
乾燥重量172kg、最高出力172馬力・・・って・・・アホか!

それま立ち寄ったバイク屋で2002年式、2003年式のYZF-R1は見ていたが、1998年初期型の衝撃的なまでのインパクトは影を潜めていた。
ところが、デザインもスペックも一新された2004年式YZF-R1は貌が違う!
俊敏な猛禽類を思わせるスタイリュッシュで戦闘的で挑戦的なフォルムと貌。
1998年初めて見たYZF-R1を見た時以上の衝撃が私の体の中を駆け巡る。

「よう、そこのカッタるいオッサンよ!あんたにゃ無理なバイクだよ!」

そう言っているように思った。
でも、一目惚れだ!

これまでの人生で最も高額な衝動買いだった!
整備され、納車されたのは4月に入ってから。

十数年振りに跨る自分のためだけのオートバイ!
無茶は承知の筈だったが、その想像を遥かに超えていた!

「ドハハハッ! 何じゃぁコリャァー!」

80年代の過激が売りの2ストレプリカがまるでオモチャだ! 
ド素人の十数年振りのリターン・ライダーには何とも無茶なオートバイ!
納車されて、近場の峠でトレーニングするが、少しでも粗いスロットル操作をすると容赦なく壁に何度も張り付きそうになる。
まだ慣らしの段階なのに目線がいつまでたっても、まったく追いつかない。
挙句に、緊張し、腕に力が入ってしまい、YZF-R1の本来持っている筈の高い旋回能力を出す事すら出来ない。
それが、その時の現実だった。

そんな状態で、YSP長崎で知り合いになった方々にツーリングに誘って頂き、初のロングツーリング。
峠に入った途端、先行車両を追い掛けて、案の定、壁に張り付く。
まぁ、体も新品のバイクも大きなダメージが無く済んだが、一気に自信を喪失・・・。

だが、傍目にはスパルタンに見えるポジションも実は凄くコンパクトで、スロットルさえ開けなければ街乗りでも、そんなに疲れを感じる事もない。
しかも、軽くスロットルを煽るだけで、全ての街行く車両を置き去りにする。

地道に近場の峠でトレーニング、ついでにUターンや超低速走行も近所の工業団地の広い駐車場でトレーニング。

そうやって数か月経過した時、それは唐突にやって来た。まるで脳がパキーンと弾けたように!

「そうだ、これだ! 昔、感じていた筈の感覚!」

常に目線を先に置き、腹筋と背筋でバイクをホールドし、腕の力を抜きブレーキングとスロットルワークに集中し、ステップワークをリズミカルに行い荷重を掛けて肩からスッ!とコーナーに入る。
リッターSS(リッター・スーパースポーツ)をド素人なりに操る楽しみ! リッターSSのみに許される過激な醍醐味! 2ストレプリカとは比較にならないアベレージで長い時間味わえる「昔、感じていた筈の感覚!」
超過激を謳うジェットコースターなど足元にも及ばないの非日常世界・・・。

マン島を走るトップ・プロ・ライダーは1周60kmの厳しい条件のロングコースを平均時速210km(オートバイレースの最高峰MotoGPでさえ、平均時速で時速200kmを超えるサーキットは皆無。もちろんマン島TTレース仕様車のストックレースクラスでも最高速は320kmオーバー)という信じられないスピードでこれらリッターSSを

ベースにしたマシンで駆け抜ける。

私の2004年式YZF-R1は2006年9月にセンターライン・オーバーして来た車に追突され粉々になったが、YZF-R1が追突時の衝撃をほとんど吸収してくれ、SHOEI製フルフェイスヘルメットと脊椎パット入りMFJ公認皮ツナギのお陰で脳震盪で一次記憶は飛んだものの、鞭打ちと打撲程度で済んだ。こんな痛い体験をしても、一度知ってしまったYZF-R1の非日常の世界から逃れられなくなってしまった。
私のYZF-R1は2006年式(ブラック・メタリック)へとさらに進化し、私の頭部を守ってくれるヘルメットも今やagv製バレンティーノ・ロッシ・レプリカ・MUGELLO 2006 "MANARA"へと変わった。

我ながら・・・まったく、困ったオッサンだ。
その困ったオッサンの夢は50代でも60代でもいいからYZF-R1でマン島を走る事!
(2007年100周年記念を迎えたマン島TTレースのDVD(「マン島TTレース: 2007」と「The History of the TT - マン島TTレース 1907~2006」の2本)を見たが相変わらずいい歳こいたオッサンたちがイカレまくっています!)
「マン島TTレース: 2007」
http://www.amazon.co.jp/dp/B000WMEMIM/
「The History of the TT - マン島TTレース 1907~2006」
http://www.amazon.co.jp/dp/B000WMEMIC/

ピュアスポーツの歴史を変えたのは間違い無くYZF-R1という素晴らしいオートバイであり、YZF-R1の登場によって、この10年、ピュアスポーツとしてのオートバイの歴史、リッターSS(リッター・スーパースポーツ)の歴史を他社と抜きつ抜かれつしながら支えた。
確かにこのクラスは法改正の影響で、今後はフルパワーの逆輸入仕様の入手は困難となる。
また、フルパワーでなくともリッターSSという位置付で日本国内仕様を販売出来るのは体力のあるHONDAだけになるかもしれない。

しかし、誇りある日本の技術者と開発ライダーがこのステータスを守るべく努力してくれると信じている。

この10年、YZF-R1という誇りある素晴らしいオートバイを提供し、それを愛し、ステータスを守ってくれた全ての人々に感謝の意を捧げたい!

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2008年4月18日 (金)

長野・善光寺の北京五輪聖火リレーのスタート地点辞退という正常な判断。

北京五輪の聖火リレーがチベット人権問題で既に見苦しい汚火リレーとなっているのは、皆さんご承知の事でしょうが、4月26日にその汚火リレーは日本の長野からスタートする事になっている。
そのスタート地点とされていたのが、長野・善光寺であるが・・・
4月18日金曜日、善光寺側が正式に長野市に辞退を申し入れ、長野市もこれを受け入れた。

先進国各国が中国への抗議や抗議意思を議決を行うような最中、4月17日には日本国政府の高村外相は来日した中国の楊外相に正式な抗議も行わず(行えず)、まったく意味のない会談に終始し(毒ギョーザもどうした?)、最後は握手まで交わすという愚かさを世界中に曝してしまった直後、だっただけに、善光寺側の明確な辞退という意思表示は評価されるであろう。
同じ仏教者であるチベットの多くの僧侶や方々が中国政府によって大きな弾圧を受けているのだから、当然と言えば当然なのだが。

また、汚火リレーのコカコーラや日本サムソンなどのスポンサーも当初、リレーに宣伝カーを走らせる予定だったが、取り止めを決めている。
ただ、残念なのは北京オリンピックに出場する水泳の北島康介選手や野球日本代表星野仙一監督はスポンサーの意向そのままに走らされてしまうという事だ。
本来、政治問題に関係なくオリンピックを目指し、これまで頑張ってこられた選手やコーチ・監督などにはまったく罪はないのだが、今回の事は単なる政治問題ではなく、もっと根本的な人間の尊厳に関わる問題だと私は思っている。
既にまったく意味を無くした汚火リレーを走らされてしまうという現実によって、尊敬すべき選手やコーチ・監督までも汚されてしまう気がして、何とも口惜しい気がしてならないの私だけであろうか。

長野のみなさん、もしくは沿道で汚火リレーをご覧になろうと思っていたみなさんの中で、今回、チベットの人権問題で中国に抗議しようという意思をお持ちの方々いらっしゃいましたら、下の「ガンデンポタン(チベット亡命政府)の旗」の画

像をどうぞ、ご自由にお使い下さい!

Flag_of_tibet

「チベット」(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%99%E3%83%83%E3%83%88

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PlayStation3(PS3)でDVDの「DTS-ES」音声と「DTS 96/24」音声ののビットストリーム出力は問題なし!

前回ブログでPlayStation3(PS3)ファーム 2.30アップデートのレビューをお伝えしたが、その際・・・

「注意:DVD-VideoのDTS-ES、DTS 96/24、Blu-ray DiscのDTS-ES Matrixの再生にはいまだ対応出来ず。」

・・・とPS3の公式サイトそのままの受け売り情報で記載したのだが・・・
http://www.jp.playstation.com/ps3/update/
(PS3公式サイト)

実際に、DVD-Videoに収録されている「DTS-ES」音声、「DTS 96/24」音声を「ビットストリーム」出力させると、私が所有しているYAMAHA次世代AVアンプDSP-AX3800側では正常に「DTS-ES」、「DTS 96/24」音声と認識し、問題なく再生させる事は出来た。
PS3の公式サイトで再生に対応出来ないと言っているのは、PS3側のデコードで対応出来ず、「DTS-ES」のサラウンドバック音声や「DTS 96/24」の96kHzサンプリング周波数を維持する事が出来ないといっている意味だと認識して頂きたい。
だから、音が出ないという訳ではない。
ちゃんと「DTSコア」となる48kHzdサンプリングの5.1chのDTS音声部分はデコードして、「Linear PCM」(リニアPCM)に変換し、HDMI経由で48khzサンプリングの「Linear PCM」(リニアPCM)音声として、伝送は出来る。
「Blu-ray DiscのDTS-ES Matrixの再生」は対応ソフトが手元になくテスト出来ないのだが、こちらも「ビットストリーム」出力なら可能で、PS3側でのデコードは同様に不可なのだと思う。

以上、追記しておく。

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2008年4月16日 (水)

PlayStation3(PS3)ファーム 2.30アップデートの恩恵をYAMAHA次世代AVアンプDSP-AX3800で体感する!

PlayStation3(PS3)のファームウェア2.30にアップデートされた!
(アップデートは2008年4月15日火曜日から開始されている)
写真はPS3のシステム情報・・・

Ps3ver230_2

今回のアップデートの内容は・・・
下記URLに詳細は記載されている。

http://www.jp.playstation.com/ps3/update/

AVファンにとって特筆すべきは・・・やはり・・・
「Blu-ray DiscのDTS-HD Master AudioおよびDTS-HD High Resolution Audioの再生に対応しました。」
という点だ!
(注意:DVD-VideoのDTS-ES、DTS 96/24、Blu-ray DiscのDTS-ES Matrixの再生にはいまだ対応出来ず。うーん残念。)

PS3が、遂にやてくれたよー!

但し、上記の「再生に対応しました。」という意味だが・・・
「DTS-HD Master Audio」と「DTS-HD High Resolution Audio」のPS3側でのデコードに対応したという意味で、これらの「ビットストリーム出力」には対応出来ていない。
実際にはPS3側でデコードが行われ、PS3側からリニアPCMで出力されると言う事だ。
そのためPS3側での「BD/DVD音声出力フォーマット(HDMI)」設定では「ビットストリーム」では無く、「Linear PCM」(リニアPCM)を選択しておかなければならない。

この進化を続ける凄いPS3で実際に「DTS-HD Master Audio」音声を収録しているブルーレイディスク(Blu-ray Disc)とYAMAHA製次世代AVアンプDSP-AX3800で試聴(視聴)テストを行った。
(ちなみに映像ははEPSON製フルHD液晶プロジェクターEMP-TW1000で80インチスクリーン投影している。HDMIケーブルは全てHDMI1.3a認証規格に合格しているPanasonic製RP-CDHGシリーズを使用。)

試聴(視聴)テストに使用したしたディスクは次の2枚。

■「2007 DTS-HD Master Audio Presentation Disc(ブルーレイディスク北米盤)」(dtsデモ・ディスク)

■「ダイ・ハード4.0(ブルーレイディスク国内盤)」

尚、DSP-AX3800にはDSPは掛けず、ストレートデコードで視聴した。

まずは・・・
■「2007 DTS-HD Master Audio Presentation Disc(ブルーレイディスク北米盤)」の試聴(視聴)テスト

写真の・・・

Dtshdomarhakim

「Omar Hakim-Listen Up! [DTS-HD Master Audio7.1]」
・・・はこのディスクで唯一、サンプリング周波数96kHzで7.1ch収録されている楽曲である。
既に一部他社製次世代AVアンプではPS3側でデコードした「DTS-HD Master Audio」の7.1ch音声が5.1ch音声にダウンミックスされてしまうとの報告が上がっていたが、YAMAHA製次世代AVアンプDSP-AX3800 ではそのような不具合はまったく発生しなかった。
記載の写真のはDSP-AX3800側で受け取った信号の情報を表示させた内容だ。

Dtshd71ch

ご覧の通り、PS3側でデコードされ「Linear PCM」(リニアPCM)に変換されているとは言え、サンプリング周波数も96kHzでちゃんと7.1chで受けている事が確認できた。
ファームがバージョン2.30以前は「DTS-HD Master Audio」ロスレス音声は「ビットストリーム」出力だと「DTSコア」(ロッシーな通常のDTS音声)の音声しか出力できず、「Linear PCM」(リニアPCM)出力の場合も「DTSコア」のデコードに留まっていた。
実際に試聴(視聴)すると、その音の差は、もう歴然!
圧倒的な情報量の違いで、音は微細にして鮮烈!ここまで鮮度が上がるのかという印象だ!
他のサンプリング48kHz、7.1ch or 5.1chもまったく同様の印象を受けた。
但し、市販ブルーレイディスク・ソフトの「DTS-HD Master Audio」もサンプリングはほとんど48kHz収録なので、やはりこのディスクの96kHz収録の「Omar Hakim-Listen Up! [DTS-HD Master Audio7.1]」別格の音がする。
(但し、DSP-AX3800はDSPを掛けると96kHzは48kHzにダウンサンプリングされ仕様となっている。フラッグシップのDSP-Z11なら96kHzまでDSPを掛けられる仕様となっている。)

次に・・・
■「ダイ・ハード4.0(ブルーレイディスク国内盤)」の試聴(視聴)テスト

大ヒットアクションシリーズの最終章となるであろうこの作品。
「DTS-HD Master Audio」の英語音声のサンプリングは48kHzだが、派手なアクション映画らしい、派手な音作りのロスレス音声だ。
記載の写真がDSP-AX3800が「Linear PCM」(リニアPCM)サンプリング周波数も48kHzでちゃんと5.1ch受けている情報画面だ。

Diehard4

こちらも「DTSコア」のロッシーな音声時とはやはり、比較にならない程、鮮烈な印象を受ける。
1シーン、1シーンここまで音が入っていたのかと驚くほど大きな違いがある。
過去の様々な市販DVDでドルビーデジタルとDTS音声の違いに驚き、DTS音声を追い求めた時以上の違いがロッシーとロスレス音声にはある。
次世代AVアンプとブルーレイに投資ししてよかったと感じられる至福の時だ。

既にこれまでのバージョンアップで「ドルビー TrueHD」のデコードも同じ方式で対応出来ているし、今後低価格化が予想できる有機色素の「BD-R LTH」や「BD-RE LTH」にも対応完了したし、またまだほとんどのプレイヤーやレコーダーが対応出来ていないネットワーク拡張機能の「BD-Live」への対応も完了した。
取り敢えず、ブルーレイディスクに関して、今、必要な事はほぼ全てクリアしている訳だ。(残っている事と言えば、リニアPCM以外のロスレス音声のビットストリーム出力ぐらいだ) 
今回のテストで、あらためて、このどこまでも進化するマルチデジタルAV機器PlayStation3(PS3)のコストパフォーマンスの高さとハードの底力を思い知らされた!

但し、Panasonic製ブルーレイレコーダーDMR-BW900で、ロスレス音声を「ビットストリーム」出力させ、DSP-AX3800側で「DTS-HD Master Audio」をデコードした場合と比較すると・・・
PS3側の方が、劣る。
DMR-BW900で「ビットストリーム」出力させた方が明らかに情報量が多く、より微細な音まで表現できるのだ。
しかし、これだけで、一概にPS3のデコード能力が劣っているとは判断しにくい状況が存在している。
YAMAHA製次世代AVアンプDSP-AX3800には実はピュアダイレクトモードという、映像系信号を全てシャットアウトして、処理を音声情報だけに集中させ、音を鳴らせる機能があるのだが、この最も音が良くなるピュアダイレクトモードだとPS3とDMR-BW900のロスレス音声の表現力の差がほとんど無くなる。

実はDSP-AX3800を昨年11月末に購入した際、ある不具合が発生していた。
映像は1080pのPS3の映像をHDMI映像出力端子からEPSON製フルHD液晶プロジェクターEMP-TW1000で映していたにだが、この状態の時、PS3側でCDやSACDをアップサンプリングの設定で再生させるとDSP-AX3800側はLinear PCM」(リニアPCM)の信号は受け取っているのだが、音を出す事が出来ないと言う不具合が発生していた。

しかし、EMP-TW1000の電源を落とし、映像を出さないようにしたり、PS3側のHDMI映像出力の解像度を480iまで落としたり、ピュアダイレクトモードで映像系信号をシャットアウトしたりすると、DSP-AX3800側から音を出す事は出来た。
この事をYAMAHAサポートに伝えたところ、YAMAHAサポート側でもテストを行ってくれて、別のフルHD液晶プロジェクターでHDMI接続した場合にも同様に音が出ないという不具合の再現性が確認出来たとの連絡があった。
その2,3日後ぐらいにYAMAHAサポート側は不具合の原因としては、HDMI1.3a認証規格においての映像系と音声系の干渉は否定しあんがらも、各HDMI接続機器が電源ノイズを拾いやすい事に問題がありそうだという結論を出した。
結局、その数日後、YAMAHAサポートの方が遠路はるばる(わざわざ福岡から来てくれた)自宅まで来てくれて、USB経由でDSP-AX3800のファームをアップデートしてくれて、不具合は解消出来た。
DSP-AX3800側のファームをアップデート後はPS3だけでなくPanasonic製ブルーレイレコーダーDMR-BW900から「ビットストリーム」出力させて聴いていた音も明らかに良くなった。
それでも、DSP-AX3800側からHDMI経由で映像系を出力している際の音と映像を出力しない時では、やっぱり音が違う。
特にピュアダイレクトモードの音を聴くと、DSPを掛けないストレートデコードでも、ここまで音が違うのかともう萎えてしまうほど、圧倒的に音が違う。
これはPS3でもDMR-BW900でもその傾向は変わらないのだが、ピュアダイレクトモード以外はPS3の方が音が劣って聴こえてる。
DSP-AX3800とPS3の相性の問題なのか、どうしても疑問符が付いてしまう。
DSP-AX3800のファームのアップデートで解決できる問題があるのなら、出来ればファームを公開して、ユーザー側でもアップデート出来るようにして欲しいのだが、DSP-AX3800はサービスマンモードに入らなくてはファームのアップデートが出来ないため、これは難しそうだ。
ピュアダイレクトモードで聴ける音でダウンサンプリングする事無く、YAMAHAお得意のDSPが掛けらればこれ程、幸せな事は無いのだけど・・・。
当然、今のディバイスでは無理なのは分かっている。フラッグシップDSP-Z11は仕様としてサンプリング96kHzまでDSPが掛けられるのだが(それ以上のサンプリング周波数だと96kHzにダウンサンプリングされる)、実際の音はどうなのだろう? 近くに試聴できる環境が無いので、機会があれば是非聞いてみたいのだが。
(尚、現在、DSP-AX3800のサービスマニュアルはまだ英文ものしか存在していないようだ。海外だが下記サイトで購入可能。)
http://www.getmanual.com/index.php

しかし、昨年の夏から今年の春までに発売されている次世代AVアンプだが、どうも各メーカー、HDMIがらみの問題に大きく悩まされている印象がある。

PS3に限っていうと、PS3側でデコードして「Linear PCM」(リニアPCM)に変換してHDMI経由で伝送した方が本来、音はよいと思っていたのだが、いっその事、PS3側からの「DTS-HD Master Audio」と「ドルビー TrueHD」の「ビットストリーム」出力もやってくれないだろうか?

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「後期高齢者医療制度」・・・この国のバカにつける薬を考えようではないか!

「後期高齢者医療制度」が実施され、2008年4月15日に年金から「特別徴収」という名の強制ボッタクリも始まった。
この法案自体は2年前に通過し、バカのひとつ覚えのように実施されてしまった。
国や厚生省は「後期高齢者医療制度」についての国民への説明を怠り、尚且つ、もう滅茶苦茶になっている国民年金の台帳をベースにその支払う保険額を決めるのという信じられない事をやっている。

昨日、多くのご老人たちがぼったくりに遭い大混乱していた様子はニュースに報じられた通りだが、私の地元でも不思議な事が起こっている。

私の父も75歳を越えて「後期高齢者医療制度」の対象となっている。
3月にこれまでの「老人保健制度」に変わる「後期高齢者医療制度」用の保険証が送られて来たのだが、サイズはキャッシュカードサイズでペラペラの紙なのだ。
記載されている文字は意地悪としか思えない程、小さく、40代半ばの私でさえ文字が読み辛いような代物だ。
(但し、これは自治体によってサイズも様式も違うらしいので、ご注意を!)

この「後期高齢者医療制度」用の保険証と一緒にこの制度の説明がなされているペラペラの用紙も入っていたのだが、これを読んでもさっぱり「後期高齢者医療制度」が何なのか分からない。
保険額の計算式は確かに記載されているのだが、じゃぁ、その人が実際、保険額を年額いくら支払えばよいのか全然分からないのだ。
私の父は自分がいくら支払うべきなのかも具体的に通知されていないのに、4月15日に強制的にボッタクリにあったら、役所に「怒鳴り込んでやる!」と前日から意気込んでいた。
ところが、ボッタクリ(年金からの強制的な天引き)がまったく、行われていないのだ・・・。
父は間違いなく「後期高齢者医療制度」の対象者で、それなりの金額を支払わなければならないのだが1円も天引きされていなかった。
地元の自治体に問い合わせると、一部天引きを見合わせていると言うのだが、その理由もまたさっぱり分からない。
私が代わって理由を聞いても、口ごもり、まったく要領を得られない。だが、「天引きはそのうち行う」と言う、「じゃぁ、いつから天引きを行うのか?」問うと、「まだ分からない」と言う。

もう滅茶苦茶だ。

「後期高齢者医療制度の概要」pdf形式
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2006/10/dl/s1005-4c.pdf

「後期高齢者医療制度の概要」HTMLバージョン
http://209.85.175.104/search?q=cache:6h4GH5Ot9I4J:www.mhlw.go.jp/shingi/2006/10/dl/s1005-4c.pdf+%E5%BE%8C%E6%9C%9F%E9%AB%98%E9%BD%A2%E8%80%85%E5%8C%BB%E7%99%82%E5%88%B6%E5%BA%A6&hl=ja&ct=clnk&cd=2&gl=jp

    ↑
上記の「後期高齢者医療制度の概要」を見て頂きたい・・・。
これを75歳過ぎたお年寄りに理解しろと言うのか・・・。
この国のバカ役人とバカ政府は説明不足は認めているが、最終的には自分が支払うべき保険額は人によって違うので、それぞれで計算しろと言っているのだ。

このブログで再三言ったが・・・
『ノー・カントリー・フオー・オールド・メン(No Counttry for Old Men)』
(年寄りには住みにくい国)

この現状が、日々一刻、信じられない勢いでと加速している。

まだ、ある。

私は10年以上ある病気を患っており、2008年3月まで2週間おきにかなりの量の薬をもらい投与している。
3月下旬、通院している病院からこう言われた。
「医療制度の改正で、4月から、毎回先生の診察を受けなければお薬が出せなくなります。但し、これまで2週間分しか出せなかったお薬が4週間分出せるようになります。大変ご不便をお掛けしますが、ご理解願います。」

これまで、病気の症状が普段もらっている薬で安定している際は(もちろん3か月に1度の診察は受けていた)、ほとんど処方箋を書いて頂く事で、私は無駄な待ち時間も無く、処方箋を出してもらい、それを近くの薬局に行って薬を頂いていた。
時間にして約10分で済んでいた。
これが、今後は1か月に1回とは言え、事前に診察の予約を入れ(それでも患者数が多いので長い時間待たされる)、診察を受けなければならなくなった。
尚且つ、病院から処方箋を頂くだけの際は、560円(国民健康保険適用)で済んでいたのが、今後は必ず診察が入るので1500円以上の金額(国民健康保険適用)が、請求されるのだ。
2週間が4週間になっったとは言え、医療費が負担額が大きく増す事になる。

ところが、これだけではなかった。

4月10日に病院で診察を受け、処方箋を頂き、それを薬局に持って行った時の事だ・・・。
私はこれまで、担当医の承諾を得て、薬を調整しながら飲みやすいように、8個+1包(合計9つ)もらっていた薬を、3つに分封してもらっていた。
ところが、これまでのその分封を行うと4月1日より薬局は「技術料」を患者から請求しなくてはならなくなったっと言うのだ。
法令なので、薬局も「技術料」を徴収せぞろう得ないのだという。
そのまた訳の分からない法令が何の説明もなく実施された事に、かなりムカついたが、しかし、全部バラでもらってしまうと、数も多く、それこそバラけてしまうと混乱しそうだと思ったので、「これまで通りの分封でお願いします。」と私は言った。
「技術料」と言ってもたかだか数十円程度だろう・・・バカバカしいが我慢するしかないか・・・と諦めた。
ところが、薬局の薬剤師の方が、申し訳なさそうに私に言った・・・。

薬剤師「あのぅ・・・そのぅ・・・実は「技術料」は数百円になるんですが・・・ご負担が大きくなりますよ・・・」
私「えっ?「技術料」の数百円っていくらなんですか?」
薬剤師「分封の方法によって金額が変わりますが、今まで通りでも数百円としか・・・ほんとに大変なご負担増になりますので、バラの方がよろしいかと・・・・」
私「薬の数が多いので、バラだと大変なんですよ。今までの3分封だといくら何ですか?」
薬剤師「正確な金額は「技術料」として登録しないと分からないので、暫くお時間も掛かかるんですが・・・」

その薬局には普段4,5人の薬剤師と2人の事務員がいるのだが、様子が何だかおかしい・・・。
明らかに、薬局自体が「技術料」を患者から徴収するのを嫌がっているとしか思えないのだ。

おかしな雰囲気の中、私は薬局の中の貼紙に気が付いた。
『ジェネリック医薬品をご希望の方は薬局にご相談ください』

私「あのー? 今、出して頂いている薬で『ジェネリック医薬品』に変更して、コストを抑える事は可能ですか?」

今度は私が『ジェネリック医薬品』という言葉を出したとたん、皆さんの表情があからさまに「嫌そうな表情」に変わった。

薬剤師「××さんの飲んでいらっしゃるお薬の中だと、1つだけ『ジェネリック医薬品』に変更可能ですが、次回の診察の時、先生にご相談ください」
私「あそこに貼紙がしてありますよね。薬局にご相談下さいって書いてありますけど・・・』
薬剤師「そうですが、担当の先生にまず相談して頂かないと・・・」

その口調は、まるで『先生に相談しても嫌がられますよ』といった雰囲気だ。

もう、訳が分からない。
結局、薬は全部バラでもらったと言うよりは・・・渡された。

薬局で私の傍にいらした70歳前後のご婦人から去り際に話しかけられた。

「何でもかんでもお金が掛ってしもうて、もう年寄りは、早よポックリと逝かんば、生きられんですばい・・・」

『ノー・カントリー・フオー・オールド・メン(No Counttry for Old Men)』という言葉が頭に浮かんだ。
だが、その午ご高齢のご婦人になんて自分が答えたのかをよく憶えていない。

バカなのは役人や政府だけじゃない。
我々、一般市民も思考停止してしまい、これまで本当にバカだったのだ。

もう、この『偽装詐欺国家』」にいつまでも騙されていたは我々は生きていけなくなる。
60年代安保闘争どころではない、いまこそ、国民は決起して怒りをぶちまけようではないか!
この国のバカ(自分たちも含む)につける薬を真剣に考えようではないか!
暴動や暴力ではなく、国民の誇りと意志をもって、この国を変えようではないか!

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2008年4月10日 (木)

北京五輪の「聖火」ではなく「汚火」リレー!次は日本だよ。さぁどうするね。

ギリシャでの「点火」を経て、イギリス、フランス・・・アメリカ・・・と渡った北京五輪の「聖火」ではなく「汚火」。
それぞれ自由主義社会を支える者として、ちゃーんとお国柄をみせてくれたねー!

確かにリレーしている人々への直接暴力はいかんよ。
でも、中国のチベット人権弾圧に対しての抗議は人権最重視の自由主義国家としては当然だよね。

さて、4月26日、日本は「聖火」ではなく「汚火」リレー、長野からスタートだ。

ここ最近、好き勝手、散々日本は中国にコケにされて来たよね。
もう完全にナメラレテルよね。
チベット問題も不問に近いのが現状・・・。
本当に、それで、いいの?
長野からのリレーが滞りなく済む事がどういう意味か、よーく考えてみよう!
滞りなく済ましていいの?
今度は、他の自由主義国家からも日本は足元見られるよ。

日本にも自由主義国家としての誇りが多少でもあるなら。正々堂々と抗議しようではないか!

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2008年4月 1日 (火)

2008年3月31日「東京湾岸署」オープンと同時に映画「踊る大捜査線 THE MOVIE 3」制作正式決定!

2008年3月31日、警視庁「東京湾岸署」が正式に誕生した。

同時に、映画「踊る大捜査線 3」の制作に向けて動き出した事が、
主演:織田裕二とプロデューサー:亀山千広から正式に発表がなされたぞ!

「このたびは、開幕式おめでとうございあmす。
 「踊る大捜査線」で走り回ったこの地区の治安が
 ますます万全になることを、心強く感じています。
 わたくしも、今まで以上にアツい気持ちで「次の事件」に
 取り組みたいと思います。
 東京湾岸署のみなさま、その時は、どうぞよろしくお願いします。」
         「湾岸署」刑事課強行犯係 巡査部長
             青島俊作こと、織田裕二

『青島くんの力強いコメントも開署式に届きました
 その気持ちに応えて正式発表したいと思います。
 「踊る大捜査線 THE MOVIE 3」制作に向けて動き始めました。
 ひきつづき応援よろしくお願いします。』
           「踊る大捜査線」プロデューサー
                    亀山 千広

Oshirase

賛否あろうが、続報を待たれたよ!

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謎?話題?怪作?・・・映画「クローバーフィールド/HAKAISHA」をどう観るか。

今週末、4月5日土曜日より遂に映画「クローバーフィールド/HAKAISHA」が公開される。
公式サイト
http://www.04-05.jp/

全米は昨年から大きな盛り上がりを見せ、満を期しての1月公開だったが・・・・。
日本はなんだかイマイチ盛り上がっていない。
この手の映画は事前の煽りで盛り上がっていないと、面白さという意味では映画の魅力自体が大きく半減するのだが・・・。

私がこの映画を観たのは全米公開直後だったので、その煽りと盛り上がりに乗れて、この映画はかなり楽しめた。(楽しめたと言うよりは恐怖を感じたというのが正しいのだけれど・・・・)

当初、自由の女神の首が無い、全米公開初日の日程のみがクレジットされた1枚のポスターのみが表舞台に現れた。
そして、この映画の制作に話題のTVドラマ「LOST」のプロデューサー・・・J・J・エイブラムスが深くかかわっている事が判明。
そして、手持ちカメラで撮影されたニューヨークが何物かに破壊されていく衝撃的な予告編映像の公開!
この映画に直接関連するWebサイトも次々に立ち上げられ、全米は一気に盛り上がった。

この映画のストーリーやそのバックグラウンドに日本が大きく関わっている。
それ故、煽りの時期から映画公開まで出来れば日米同時に行って欲しかった。
正直、全米公開から2ヶ月以上経過してしまったので、ネット時代の現代においては一気に鮮度が落ちてしまった感じが否めない。
ただ、それを差し引いてもこの映画はやはり面白いと思う。

またかなりの情報が流れてしまっているので、1999年公開のアメリカ映画・・・
「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」的手法映画の二番煎じではないかとの懸念されている方も多いと思う。
「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」はまさにアイディアだけでヒットした稀有な映画であった。
確かに、「クローバーフィールド/HAKAISHA」も手持ちカメラでドキュメンタリータッチに表現するというアイディアでは共通している。
またこの映画も全編手持ちカメラで表現されるため、人によってはカメラ酔いされる方がいらっしゃるかもしれない。
だが映画という表現の上で根本的に違う事がある。

「9.11同時多発テロ」以前か以後かという事である。

それは、「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」が単なるコケオドシでしかないのに対し、「クローバーフィールド/HAKAISHA」が間違い無く「理不尽な暴力と破壊のメタファー」となっていると言う事である。

2001年9月11日にニューヨークであのテロに遭遇した人、1995年東京で地下鉄サリン事件に遭遇した人・・・いや、今も世界各国のどこかで発生しているテロや「理不尽な暴力と破壊」に巻き込まれた人々にとっては、情報が遮断された中で一

体何が起こっているのか
訳が分からない恐怖に怯えた時の事を、この映画を観る事で、再び追体験させられているような気分になるであろう。また、直接そういう体験が無くともそういう多くの人がそういった事態を想起させられ、恐怖を味わう事になるであろう。
そう言う意味では単純にSFXやアクションを楽しんだり、デザスターを傍観者として観るような趣旨のエンターテイメント映画からはかなり乖離している事を覚悟しておいた方がよい。
映画の後味も善悪が明確になったり、結果や結論が明示されるような類にはならない。
(但し、エンドロールの最後に音声による暗示はある。)
ひょっとしたら、このブログで紹介した映画「ノーカントリー」に似たような突き放される感覚を覚えるかもしれない。

(ここからネタバレとなる記載がありますのでご注意を!)

この映画のエンドロールに流れる音楽のリズムを聞いた時、日本人なら・・・
「あぁーしてやられた!」
と何か大切なものを持っていかれてしまった悔しさも同時に感じるかもしれない。
そのリズムとは東宝のあのモンスターのテーマ曲のリズムであり、日本映画音楽の巨匠、伊福部昭が作りだしたあのリズムだ。

「理不尽な暴力と破壊のメタファー」は元々、日本映画の中で生まれた。
確かにそれ以前に「キングコング」や「原始怪獣現る」といった怪物(怪獣)映画はあったが、日本で生まれたそのメタファーは日本という国が「原爆」や「第五福竜丸の被曝」といった悲劇の経験を得て、生まれたものであった。
しかし、日本のメタファーはいつのまにかピエロにされ、今やノスタルジーの一部となってしまった。
「クローバーフィールド/HAKAISHA」は日本のそんなユルイさを一気に打ち砕く衝撃的な実験作だ。

この映画はまずカラーバーの調整画面から始まり、次のクレジットが出される。

MULTIPLE SIGHTINGS OF CASE DESIGNATE
"CLOVER FIELD"
CAMERA RETRIEVED AT INCIDENT SITE "US-447"
AREA FORMERLY KNOEN AS ""CENTRAL PARK"

このクレジットの意味するところは「クローバーフィールド」という国防総省のコードネームで示される事例の複数の目撃例の中で、かって「セントラルパーク」として知られた"US-447”という場所から回収されたカメラに記録されたものであ

る事を示している。
(「クローバーフィールド」というコードネームであるが、この映画の製作会社の「Bad Robot」のオフィスのあるサンタモニカの道路から取られたとされているが、実際には、ニューヨークが突如として出現した巨大生物である「あるもの」に

破壊され、その「あるもの」を殲滅するために核が使用された事を暗示している。核もしくは放射能汚染物質の存在の注意喚起を促すマークは三つ葉のクローバーのような形をしている事をご存じだろうか?
http://www.biodex.com/radio/signs/index.htm
 ↑
これね。)

まず、物語の冒頭のクレジットだけで「セントラルパーク」が名前を失ってしまうほど、ニューヨークは破壊しつくされてしまっている事を想像させる。(結果的には人間自身の手による核攻撃でニューヨークが「クローバーフィールド」となっ

てしまっているのだけれど・・・)
その破壊されて行く過程の一部が、追い詰められるある特定の「人間の目線」で収められ、表現される。
所謂「神の目」目線でなく、何だかよく分からない「HAKAISHA」からの理不尽な攻撃を受け、その「HAKAISHA」から逃げまどう「人間の目線」で物語は描かれる。
手持ちカメラでひたすら動き続ける映像(それはあくまでもこの映画制作側の巧みな計算に基づいているのだけど)はリアリティを齎し、徐々に観るものを恐怖のどん底に叩き込んで行く。
「HAKAISHA」(それは巨大生物とそれと同時に現れるた人々を襲う小型生物であるのだが)の全貌は「人間の目線」では中々完全に捉える事が出来ないのだけれど、それがまたより恐怖心を煽る効果を齎している。
そうそう!怪物(怪獣)映画はやっぱりこのタメが必要なんだよと思わせるのだ。
ある意味怪物(怪獣)映画の王道に立ち返っている。
そこで感じる異形の怪物(怪獣)への畏怖は間違いなく「理不尽な暴力と破壊のメタファー」なのだ。
韓国の天才監督ポン・ジュノは市井の普通の人々が「理不尽な暴力と破壊のメタファー」に立ち向かう「グエムル 漢江の怪物」という新たな視点の傑作怪物(怪獣)映画を生んだが、J・J・エイブラムスが世に送り出した「クローバーフィール

ド/HAKAISHA」はまた新たな怪物(怪獣)映画の視点を創造し、それをさらに発展させる可能性を明示した。そしてそれはWebや様々なメディアをミックスして進化させるのであろう。
尚、「HAKAISHA」の造形については、ここにも日本のアニメや漫画といったサブカルの影響を感じさせる。具体的にはエヴァンゲリヲンやパトレイバー現れる造形物の影響を感じさせる。
但し、この映画内ではこの「HAKAISHA」(怪物(怪獣))の出自については一切触れられない。
だが、様々な関連Webサイトから情報収集するとにこの映画の世界観がある程度分かるような仕掛けが作ってある。
この辺りの仕掛けは現代人がネット社会で右往左往しながら「噂」に踊らされる効果さえも巧みに利用しており、いるハリウッドの凄味が窺い知れて興味深い。
「クローバーフィールド/HAKAISHA」の物語の世界観をより詳細に知りたいのなら、下記のキーワードをググってみて頂戴。

「タグルアド」、「スラショー」、「吉田ガヌ」、「ティドウエイブ」

多少の補足説明をしておくと・・・
「タグルアド」は「スラショー」という飲料水を製造している日本企業の会社名。
飲料水「スラショー」は「タグルアド」が深海を掘削して得られた謎の資源を原料としている。
「タグルアド」社の飲料水「スラショー」製造過程と怪物誕生にどうも大きな因果関係がありそうだ。
「吉田ガヌ」とは「タグルアド」のCEOの名前。
ちなみに飲料水「スラショー」は実はTVドラマ「LOST」に登場している。
(ただ「LOST」と「クローバーフィールド」が物語として直接リンクする可能性は低いようだ。)
「ティドウエイブ」は「タグルアド」と対立関係にある環境保全団体。

「タグルアド」公式サイト
http://tagruato.jp/
(ちなみに日本語サイト今は閲覧できず。「English」ならOK!)

飲料水「スラショー(SLUSHO!)」の公式サイト
http://www.slusho.jp/

「タグルアド」と対立関係にある環境保全団
「ティドウエイブ(Tidowave)」の公式サイト
http://tidowave.com/

日本に関係するものの名称のダサさが目立つが、まぁ、これが欧米人的主観の現実なのだろう。

ちなみに、同時間の違う視点からの映像になるのか、まったく別の新たな展開となるのかは分からないが2作目の制作もほぼ決定したようだ。
また2作目公開まで色んな仕掛けが展開されるのであろうが、できれば日米同時公開にしてもらいたいね。

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2008年3月31日 (月)

「No Country for Old Men & Middle age men & Young Men & Children」・・・地方都市「長崎」の断末魔

前々回ブログで映画「ノーカントリー」(原題「No Country for Old Men」)という傑作映画をご紹介したが、私の故郷「長崎」はまさにこの言葉通りになってしまった。
確かにここ数年、県下で「暴力」を象徴するような事件が頻発したが、それよりも、もっと深刻な問題で「No Country for Old Men」という状態に陥っているのだ。

県民の嘆きの言葉も届かず、2008年3月26日・・・
「九州新幹線長崎ルート(武雄温泉ー諫早間)」の着工が認可された。
博多ー長崎間全線着工ではなく、その一部の武雄温泉ー諫早間だけで、おおむね10年間の工期に約2千600億円という莫大な金が注ぎ込まれる。
http://www.asahi.com/business/update/0326/TKY200803260321.html?ref=rss

ほんの一部利権者のほんの一時的な利益のためだけに県民の血税が注がれる。
これまで散々見て来た筈の箱モノ行政となんら変わりない事がまた行われる。
これまで日本全国の地方行政で延々と続けらて来た行政の引き起こした悲劇から何も学ばず、また県民に大きな借金を背負わせ、新たな無駄を作りだそうとしている。

「九州新幹線長崎ルート」は「いびつ」な新幹線だ。
まず博多ー新鳥栖間は鹿児島ルートと共有区間となる。
そこから新鳥栖ー佐賀(経由)ー武雄温泉間は在来線活用区間。
武雄温泉ー嬉野温泉ー新大村ー諫早間が新幹線区間。
その先の諫早ー長崎間については現時点まともな見通しすら立っていない。
こんな「いびつ」な路線なので現在開発中の「フリーゲージ・トレイン」を使わなければならない。

現在、博多ー長崎間には「特急かもめ」が走っているが、これが最速便でこの区間を1時間45分で走っているのだが、仮に「九州新幹線長崎ルート(博多ー長崎間)」が全線開通しても(何時、全線開通するのかはまったく未定!)最大28分程~26分程度の短縮しか出来ないのだ。むろん、停車駅は少なり、利便性も悪くなる。
当然、その際、在来の「特急かもめ」は消えて無くなる運命となり、バカ高い運賃の新幹線に置き換えられる。

そもそも現時点で博多ー長崎間は多くの高速バスも走っており、時間は多少掛かるが、低コストと利便性で、こちらに博多ー長崎間のJR西日本の鉄道路線のパイは既に大きく喰われている。

財政再建団体へ陥る可能性させ高くなっているこの「長崎」という街には、昔のような観光都市としての魅力さえ奪われてしまっている。

大型ショッピングセンター、高層マンション、大手保険会社大コールセンター・・・等などが次々と建設され、本来、観光資源である筈の大切な街の風情や景観や歴史と言ったものがまったく無視され、地元経済や地場産業が徹底的に破壊され、創業百数十年といった老舗まで、まさに次々と殺されている。
長崎に観光に訪れた方がの多くが訪れるであろう「オランダ坂」・・・。
今のここからの風景は、多くの方が「ナンダコリャ」と思われるであろう。
また、昔は一番の繁華街であった長崎市中心街にある浜町アーケードたるや今や百均とドラッグストアと激安ショップだらけになり、多くの老舗店舗が次々とシャッターを下ろしてはそんなチンケなものに置き換えられている。
諌早市も佐世保市のアーケード街も同様だ。

長崎の賃金は国内最低レベルでガソリンや軽油、灯油などの燃料費は日本一高い。
若い人々が都会での成功を夢見て希望を持って、この街を離れているのではなく、今はこの街に夢も未来を見いだせず、仕方なくこの街を離れている。

もう無茶苦茶になっている「年金問題」はもとより、全く訳の分からない「後期高齢者医療制度」なるモノも4月から始まり、取り残された年寄りたちはまるで死の順番を待っているかのように日々の生活に怯え、この街の事を諦めている。

また、この長崎県下をオートバイや車で走ってみると、信じられない数の「誰も走っていない」美しいグリーンロードや新しく走りやすい農道がいくつも通っている事に気付く。
オートバイでツーリングするには確かに最適だ。
だが、普段、誰も走らない道に何の意味があるのか?
逆に数多くの人々が通勤、通学、生活のために重要な幹線道路として利用している「長崎バイパス」は建設当初の予定では、現在とうに無料となっている筈であったのに、その約束は反古にされ、いまだに通行料を支払わされている。

こんな街に莫大な借金をして、まったくもって使いづらい新幹線を今更作る必要性はまったくない。
諌早干拓で有明海で漁業に従事されている多くの人々オロサレタあの「ギロチン」と同じような「ギロチン」がまた多くの県民に直接オロサレようとしている。

僕らが小学生、中学生時代を過ごした1970年代・・・
確かにこの街はみんな裕福ではなかったが、街のいたる所に存在した市場は朝から夕方まで活気に満ちて、人々が溢れていた。
僕ら子供たちはご近所の大人や元気なお年寄りに見守られながら楽しく外で遊んでいた。
もちろん、たまには危ないおじさんもいたが、街の人たちや僕ら自身もなんとなく対処の仕方を知っていた。
そんなおじさんたちを無視するのではなく、距離を置いて冷やかし、少しでも危険を感じたら脱兎の如く逃げ去るのだ。
周りにしっかりした大人の目があるからこういう事が出来たのだが、また危ないおじさんたちも冷やかされて、脱兎の如く逃げる僕らを多少なりとも追い掛ける事でガス抜きが出来ていたように思う。
しかし、僕らが遊んでいた公園や広場に今はもう元気な子供たちの姿はほとんどない。
たまに一人、二人で遊んでいる子供たちを通りすがりに見かけると
逆に大丈夫なのかと不安に駆られる。
あの頃の身の程と限度と節操を知っていた時代と場所はもうない。

「No Country for Old Men & Middle age men & Young Men & Children」

正直言って心が荒まない方がおかしい状況にまでこの街は陥っている。
心が荒めば訳の分からない「極端な暴力」がまた生まれる。

長崎に限らずこれが今の日本国の地方都市の現実。
・・・この国を今の為政者たちに任せていては本当に死ぬ。
またそれを許していった我々の感覚の「ユルサ」もどうにかしなくてはならない。
蓋を開ければ中身も虚しかった「戦後レジュームからの脱却」からも脱落した今、この国と地方はは本当の意味でリスタートしなければ本当に死ぬ。

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2008年3月29日 (土)

「その道中の陽気なことぉ~!」・・・NHK連続テレビ小説「ちとてちん」最終回!

朝ドラ史上最高傑作!
・・・その噂、違わず!
本当に「NHK朝の連ドラ史上最高傑作!」でした!

まさに「その道中の陽気なことぉ~!」
人の心を豊かにさせる素晴らしいドラマでした。

最終回は主要キャストのキャラを最後まで生かしつつも、さらりと流し(四草の
エピソードは(爆))、落語「愛宕山」を聞きながら新たな命を迎える感動的な
エンディング。
これがまた本当に良かった!

このドラマはヒロイン和田喜代美(貫地谷しほり)の成長だけではなく、彼女を
温かく見守る家族、彼女が入門した徒然亭一門、彼女の友人やその家族、そして
彼女と徒然亭一門に関わる多くの人々が、出会いと別れ、衝突と融合によって
心の化学反応を起こし、人と人の繋がり自体が成長して行くという素敵なドラマ
でした。

物語の前半・・・
「お母ちゃんみたいになりたくない!」
・・・そう言って、家を飛び出し、落語家になったヒロインが努力して、塗り
重ねた人生の過程で、本当になりたいものが「お母ちゃん」であった事に気付き、
そうなって行こうとするところでこの物語は一旦、幕を閉じました。
他の人から見れば脇役でも、自分の人生の主役は自分でしかない。
そんな事をこのドラマは教えてくれました。
このドラマのヒロインのようにクヨクヨと卑屈になりがちな人々にも大きな勇気を
与えた事でしょう!(むろん、私もそのひとりです!)

このドラマは落語という独特の世界を現代ドラマに巧みに盛り込み、心に染みる
素晴らしいセリフが至る所に散りばめられていました。
藤本有紀の脚本、絶品です!
それをまた見事に消化し、それに応え、登場人物の心の機微を演じきった俳優
たちの役者魂も第1話から最終話まで、微塵も落ちる事がありませんでした。

ヒロイン和田喜代美役の貫地谷しほり・・・歴代の朝ドラ・ヒロイン史上、間違い
無く最も困難な役であったと思います。
決して今流行りのスタイルの良いモデル的美人ではありませんが、本当に魅力的
で、既に演技派大女優への予感をさせる女優さんです。
今後のさらなる活躍に大いに期待!

ヒロインの母親役(和田糸子)の和久井映見・・・新境地を切り開き、彼女も
間違い無くこのドラマのヒロインでした。
太陽の如く、温かく人々を照らしながら、一緒に泣いて笑って、人の気持ちを
汲み取ろうとする糸子を演じる姿は健気で愛に満ちたすばらしい演技でした。
(CX系ドラマ和久井映見主演「夏子の酒」もまた観たくなった!DVD発売されて
いないんだよなぁー)

和久井映見だけでなく、手練れのベテラン俳優たちも新たなチャレンジの連続!

徒然亭若草役の渡瀬恒彦・・・上方四天皇と呼ばれる落語家の一人と徒然亭の
師匠と小草若の実父、尚且つストーリー半ばで去って行くという難しい役どころを
演じなければなりませんでしたが、流石実力者! 大スターの兄とは一味も二味も
違います!
若草が亡くなった後、ヒロインの祖父正太郎に迎えられて、「地獄八景亡者の旅」
へと出向くシーンは心に残る名シーンとなりました。(地獄寄席で先に逝った
奥さんが三味線持って待っていると知って、道端のタンポポを摘んで、口に加えて
颯爽と地獄に向かうなんざ、これこそ『粋』ってなものでしょう!)

厳しい昔気質の塗箸職人でありながらヒロインの優しい祖父・正太郎役の
米倉斉加年・・・優しい口調でこのドラマの芯となったセリフ・・・
「人生は塗り重ねたものからしか出て来ない」
という言葉は本当に心に染みました。
大好きな役者さんですので今後もお元気にご活躍して頂きたいですね。

粋で奔放でクールに優しいヒロインの祖母・小梅役の江波杏子・・・このドラマ
収録の最中、本当に大切なご両親を亡くされたそうですが、スタッフや他の役者
たちにご迷惑があってはならないとドラマ収録が終わるまで、その事は伏せられて
仕事に集中されたとの事、まさにプロ中のプロ!

一見、飄々として楽して金儲けする事しか考えていないように見えるが、実は
誰よりも家族を信じ、家族とフリーライター奈津子を愛しているヒロインの叔父・
小次郎役の京本政樹・・・彼もこれまでと違う新たな一面を楽しく演じてみせて
くれました。

ヒロインのお父ちゃん役の松重豊・・・役者として実力はあるのに、どうしても
その風貌からこれまでのテレビや映画ではキワモノ的役ばかりで本領発揮といき
ませんでしたが、この作品に出合った事で、これから彼の仕事は大きく広がる
でしょう。昔から注目していた役者さんなので今後も楽しみです。

塗箸製作所社長・秀臣役の川平慈英・・・テレ朝系のニュースのサッカーコーナー
で絶叫するだけのタレントだと思ったら大間違いです!
彼は数多くの舞台もこなし、地道な実績を積まれた役者さんです。
それ故、正太郎と小梅と秀臣の深い関係が明らかになるエピソードをきっちりと
演じられる役者さんなのです。

徒然亭一門の良き理解者である散髪屋・磯七役のキッチュこと松尾貴史・・・
彼は本当に落語への造詣も深いので、まさに彼しかいないという役どころでした。
仏壇屋・菊江役のキムラ緑子、居酒屋「寝床」店主・熊五郎役のキム兄、その妻・
咲役の田実陽子、フリーライター奈津子役の原沙知絵らのヒロインと徒然亭一門を
時に厳しく、時に優しく見守る演技もこのドラマを豊かにしてくれました。

しかし、ヒロインの貫地谷しほりだけでなく、若手俳優陣が演技者としてこれほど
充実したドラマもここ最近では類をみないでしょう。
草々役の青木崇高、小草若役の茂山宗彦(大ヒット朝ドラ「ふたりっ子」に羽生
さんを真似た若手天才棋士役で出演したのがテレビ初出演だったとか。もちろん
本職は狂言師)、四草役の加藤虎ノ助、小草々役の辻本祐樹、ヒロインの弟・
正平役の橋本淳、A子こと和田清海役の佐藤めぐみ、そして、ヒロインの母と共に
ヒロインの最大の理解者にして預言者・順子役の宮嶋麻衣!(個人的には彼女の
キャラが一番好きだったなぁ。仕事漬けだったお正月の合間、たまたまテレビを
つけたら特番で振袖姿で出演していた宮嶋麻衣がドラマのキャラとまったく違って、
3人娘の中で一番美しかったのにはさらに驚かされました!)

そして、一番弟子草原役の桂吉弥を筆頭に本物の落語家・林家染丸、桂よね吉
らが出演していたのも、ドラマを安定させるのに本当に重要だったように思い
ます。

最後に、ヒロインを未来から振り返る役どころのナレーションの上沼恵美子!
「ようこそのお運びで・・・・」と寄席で落語家が枕の前に入れるご挨拶で
毎回始まり、新たな予感と不安と期待を常にこのドラマに齎して、エピソード
を豊潤なものにしていたのが彼女のナレーションでした。

最終回以外、ほとんどオンタイムで視聴する事が出来ず、全てNHK BS-hi放映版
の録画での視聴でしたが、笑って、泣いて、感動し、そして、また泣きながら笑い
ながら感動させられました。
また、改めて落語の楽しさも思い出させてもらいました。
これほど毎回のエピソードが楽しみな朝ドラはいまだかってありませんでした。
子どもからお年寄りまで楽しめるよう、分かりやすく作ってあるのに、本当に
懐が深く、奥が深い。
それは目には見えないキャラクターの背景までがしっかり描かれているからなの
でしょう。
それぞれの生きる年代が違っても、楽しみを共有出来るドラマって本当に少ない
ですからね。でも朝ドラ本来の醍醐味は其処にこそ存在すると思うのです。

GWには「ちりとてちん総集編」の放映も決定!(前後編約200分)
<総合> 
○前編「笑う門(かど)には福井来(きた)る」
5月5日(月祝) 午前8時35分~10時13分(98分)
○後編「笑う一門には福来(きた)る」
5月6日(火祝) 午前8時35分~10時13分(98分

5月12日はDVD-BOX完全版の発売も決定!
「ちりとてちん 完全版 DVD-BOX I&Ⅱ(それぞれBOX4枚組)」
http://www.amazon.co.jp/dp/B0014IMROE/

「ちりとてちん落語ワールドSP」の放映もあります。
<総合> 
3月30日(日)午前8:00~8:25

また、このドラマをキッカケに落語に興味を持たれた方々も多い事でしょう。
そういう方々は是非、寄席に足を運んでみて下さい!
決して敷居は高くないですよ!
私も在京時代は行っていたのですが、実家九州に戻ってトンと足が遠のいて
しまっておりますが・・・
(私も子供の頃からラジオで落語を楽しんでおりました!)

ドラマ「ちりとてちん」はきっとまた「ちゅらさん」のような形で戻って
皆さんのもとへ戻ってくることでしょう!

最後に、この素晴らしいドラマを視聴者に提供し続けて下さったスタッフの
皆さんへ感謝の意を込めて・・・

「素晴らしいドラマをありがとう!」

追伸:
このドラマの駄洒落週タイトルも毎週の楽しみでした。
私のお気に入り駄洒落週タイトル・・・・
第1週「笑う門には福井来る」
第3週「エビチリも積もれば山となる」
第4週「小さな鯉のメロディ」
第9週「ここはどこ?私はだめ?」
第10週「瓢箪から困った」
第11週「天災は忘れた恋にやって来る」
第14週「瀬戸際の花嫁」
第17週「子はタフガイ」
第19週「地獄の沙汰もネタ次第」
第23週「終わりよければ滑ってよし」
第24週「蛇の道はヘビー」
第25週「大草若の小さな家」
第26週「笑う一門には福来る」

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2008年3月14日 (金)

コーエン兄弟渾身の傑作!映画「ノーカントリー」が現代社会に突き付けるもの。

映画「ノーカントリー」。今週末(3月15日土曜日)、国内公開だ。

本作品が第80回アカデミー賞の作品賞・監督賞・助演男優賞・脚色賞の主要4部門を
制したのはご存じの方も多い筈。

尚、邦題は「ノーカントリー」となっているが・・・
原題は上記に記載している通り、「No Country for Old Men」・・・
そう、本当は「年寄りが住める国なんかありゃしねぇ」と言う意味深なタイトルに
なっているのだが、邦題はシンプルにし過ぎて意味不明。
逆に、この映画を観て考えなきゃならん事を希薄にしてしまっている。

ちなみにこの映画には原作がある・・・
コーマック・マッカーシー著「血と暴力の国 」(扶桑社ミステリー マ 27-1) (文庫)
http://www.amazon.co.jp/dp/4594054617
原作の原題も本当は「No Country for Old Men」ね。
この邦題「血と暴力の国 」・・・まぁそうなのだが。もう少しなんとかならんのかね。
しかし、この原作がまず、大傑作なので是非読んで頂きたい!
(英語が分かる方は、こちらがお薦め!)
「No Country for Old Men (Vintage International)」 (ペーパーバック)
http://www.amazon.co.jp/Country-Old-Men-Vintage-International/dp/0375706674/

原作と映画で、描き出そうとしている世界観がより補完できる稀有な作品だ。
(コーマック・マッカーシーも第80回アカデミー賞に出席していたが、本当に嬉しそう
にしていたなぁ。品格があり、それでいて人の良さそうな白髪のジイさん。純文学も
書けりゃ、こんな血生臭い実験的ハードボイルドも書けるだもんなぁホント凄いよ!)

アメリカでは映画の公開を終えて既にBlu-ray盤とDVD盤市販ソフトも発売されて
いる。(ともに日本語字幕無しなのでご注意を!)

「No Country for Old Men」 Blu-ray盤(米国盤)
http://www.amazon.com/No-Country-Old-Men-Blu-ray/dp/B0011BE3K0/

「No Country for Old Men」 DVD盤(米国盤リージョン・コード:1)
http://www.amazon.com/Country-Old-Men-Javier-Bardem/dp/B00118T63C/

3月13日木曜日、私の手元にBlu-ray盤(米国盤)が届いた。
本編ビデオフォーマットは・・・1080p HD/2.35:1
本編オーディオは・・・ロスレス:リニアPCM 5.1ch(48kHz/24-bit)
(パッケージの表記上は English 5.1 Uncompressd と表記されている)
           ロッシー:ドルビーデジタル 5.1ch
特典映像は本編ディスクと同じ盤に収録されており、480i画質&ドルデジ2.0ch
での収録となっている。20分と10分程度のメイキングとDiaryと簡素なものだ。

日本公開直前、自宅シアターで一足お先に拝見した。
日本公開前の映画がフルHD高画質&ロスレス高音質で視聴出来るのだから幸せな
時代になったものだ・・・・・そういう感慨に浸ろうかと思っていた。
原作も読み、ある程度の心の準備はしていたものの、私の卑賤で浅はかで脆弱な
心はコーエン兄弟が生み出した圧倒的な映像表現にあっという間に打ちのめされて
しまった。

この作品の深遠なまでに乾ききった映像は、『抑圧で閉じられた世界の闇』を
『血と死体と異形』で彩る形で創造されている。
音楽がエンドクレジットぐらいしかないので、否応がなしに画とセリフと効果音に
集中させられる。
だが、決して心地よくはない。胸騒ぎと緊張と違和感を常に強いられる辛い映画だ。
しかしコーエン兄弟の『様式』とも言うべきものはしっかり存在している。
そして、この作品の物語の根幹を成す『無慈悲で感情無き圧倒的な暴力』はヤワな
人間の心などあっという間に打ち砕いてしまう。

ハビエル・バルデム演じる無慈悲な殺戮者アントン・シガーが本当に怖い!
60年代のロックスターのような奇妙なオカッパ頭・・・
貌の作りは濃いのに不釣り合いな陰鬱で感情のない表情・・・
メタボな体をダサい上下服で蔽い、スペイン語訛りの英語で抑揚無く喋る・・・
「Call It, Friend-O」
人の生き死にを決めるコイントスの際に放たれるこのセリフ・・・
背筋がゾッとしたよ!
そして、シガーの破壊と殺戮は圧縮空気の詰まったボンベを提げてと釘打ち銃を
使って行われる。これがまた本当に怖い!
「プシュゥッ!!」
・・・という不気味な音を立てて、死体で血の道を築いて行く

途方もないものに出会い、太刀打ち出来ないと感じ、屈して折れてしまった心。
自身の無力さを思い知らされた瞬間・・・・。
そんな経験をした時の自身の心の弱さを思い出させるれ、途方に暮れてしまう。

完全遮光の自宅シアターで、この映画を観終わった後、私はヘトヘトに疲弊し、
さらに出口のない暗闇に放り出されたような気分になった。
映画を見る時にいつも使用しているバケットシートから暫く立ち上がる気力さえ
無くした。
そして視聴から数時間経過した今もこの作品の放つ『闇』に蔽われ、私の心の中に
『しこり』を残した。
その『しこり』は自分の生きている現実世界に間違い無く存在している『闇』へと
続く危うい道程を何度も想起させる。
そして『平和』なんてものがこの現実世界のどこにも存在していないという事を今更
ながらに思い知らされるのだ。

この映画には多くの人々が望むような『希望』や『解』は微塵もない。
感じるのは突き放されるような『絶望という闇』であろう。

でも『絶望という闇』を考える時間が必要である事に気付くのである。
この映画を観て感じた気持の悪い抜け出せないような『疲弊』は今、我々が生きて
いる現代社会の『疲弊』そのものなのだ。
そんなものをわざわざ金払って見せられてもという意見もあるだろう。
でも、そんなものを見て見ぬ振りをしてスルーして来た結果が、今のこの社会だ。
ほら・・・この映画の原題・・・「No Country for Old Men」
・・・てな事になっちまっているでしょう。

この映画の中の『無慈悲で感情無き圧倒的な暴力』が何故生まれたのかを考えて
みる。
『無慈悲で感情無き圧倒的な暴力』は今の社会において色んな事に置き換えて
考えられるでしょ。
『闇』を照らす小さい『光』はまずそれに気付く事から生まれる。
そして、『闇』を照らす『光』を少しでも大きくするにはどうすればいいのか
という事に思いを巡らす。
それが人間の想像力というものであり『絶望という闇』を抜け出す新たな道程と
なるのだ。

映画が常に娯楽やエンターテインメント、感動や安らぎを与えてくれるシロモノで
なければツマラナイなんて考えるのはのは身勝手で傲慢過ぎる。
時に人の感情を揺さぶり、動揺させる。そして、そこから何かを想起させる。
こういうモノにもきちんと向き合って、立ち止まって、考えなければ、これまで
そうであったように、我々は何度も足元を救われるだろう。
だからこそ、こういう作品は重要だし、思慮する事で大きな意味を持つのだ。

よし、今週末、映画館にも足を運ぼう!
そう思ったらうちの地元ではロードショー公開されないやんけ。

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2008年3月10日 (月)

2008年 MotoGP開幕! 第1戦カタールGP決勝!結果速報!

昨日、予選結果速報をお知らせしたが、遂に初のナイトレース開催と
なった2008年 MotoGP開幕戦カタールGP決勝が開催された!

今年も中継はG+にて全戦生中継!
尚、開幕戦カタールGP予選は録画にて決勝生中継の前に放映された。

いやー、驚いた!
砂漠のど真ん中に漆黒の闇に照明で浮かび上がった開催地カタール、
ロサイル・サーキット・・・なんと、まぁ美しい事!

鈴鹿8耐の夜間走行を想像している方々も良い意味で裏切られる。
鈴鹿8耐はバイク自体がライト・オンとなり、それはそれで闇を切り裂く
ようなライダーたちのライディングが醍醐味とはなっているのだが、
それとはまったく違う感覚だ。
サーキット自体が1千基にも上る照明で取り囲まれ、上空映像から見ると
まるでコースにダイヤモンドとカクテルグラスが散りばめられているかの
如く、漆黒の砂漠の闇夜に煌びやかにロサイル・サーキットが美しく浮かび
上がっている。
そしてそのコース上に出た色とりどりのマシンとライダーたちのヘルメットが
まさに光り輝きながら駆け抜けるのだ。
また影もくっきり出来るので照明と陰影で創り出されるコントラスト感も
素晴らしい。
またライダーたちがすべてクリアシールドを装着しているので、ライダー
たちの表情も窺えるのも、近年にないので興味深い。
昼間開催レースでは見えにくいマシンをリーンさせた時にステップや
ラィディング・ブーツの金属部分と接地して出る火花も凄いぞ!
こりゃ、MotoGPもフルHDの高画質&サラウンド音声で楽しみたい時代に
なってきなたなぁ・・・。

予選結果を見てみるとYAMAHAのYZR-M1+ミシュラン予選タイヤの
パッケージがこのナイトレースの予選ではベストパッケージだった。
ブリジストン勢の予選用タイヤはナイトレースで昨年とは気温がぐっと
下がったこのロサイル・サーキットでは高パフォーマンスを発揮する事が
出来なかった。
昨年チャンプのストーナーとロッシが予選でトップ3に入り込めなかった
のもこの